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2009/12/21 利用者の問題点No.1

2009/12/21 利用者の問題点No.1

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□   毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.78(2009.12.21) 
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グローバルスタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格 
CFPをもつ資産運用アドバイザーのびとう@BFSです。このメールマガジン 
は、おかげさまで第78号となりました。ご愛読感謝しています。  

このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその 
成功へのステップを、CFA&CFPのびとう@BFSがわかりやすくお話していき 
ます。  

ぜひ、ご期待ください!!   

このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運 
用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早 
めに紹介してあげてくださいね。  

メルマガの最後には、びとう@BFSへの質問コーナーもあります。ご質問は無 
料ですので、お気軽に日ごろの疑問や悩みを聞いてみませんか?  

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■	知っていると得する「投資信託事情」  

          ―利用者の問題点―No.1  

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このメルマガは、投資信託編となりました。皆さんの資産形成にとって投資信 
託は大変有力な金融商品ですから、ぜひこのメルマガで勉強してくださいね。  

さて、今回は、利用者すなわち皆さんの問題点をお話します。すこし耳の痛い 
お話もかなり出てきますが、あしからずご了承ください。またこの「利用者の 
問題点」は3回シリーズの予定です。  

ここであえてお話しするのは、これが皆さんにとってメリットがあるからです。 
決して軽率だとか、愚かだとかいうつもりはありません。ただ少なからず、皆 
さんが投資信託を購入する場合になさっていることですので、あえて警鐘を鳴 
らしたいのです。一生にかかわる大変危ないことを、意識しないでいともやす 
やすとしてしまっていることを、ここでご披露しましょう。  

□ 証券会社や銀行の勧めるままに、買う。  

だれに相談したらいいのかわからない人は、たいてい銀行や証券会社の店頭で 
相談するケースが多いでしょう。また、これらの金融機関で、預金や投資信託、 
国債、株式などを利用していれば、営業担当者が新商品を紹介してくることも 
多いでしょう。  

その際に、熱心に勧めてくるから、なんとなく買ってしまうというケースが大 
変多いようです。要するに、中味がどういうものか、手数料はいくらか、リス 
クはどの程度のものかなど、まったく意識しないで、説明されたことだけで買 
うことを決めてしまうということです。  

こういうケースもあります。支店長が「少しお話がありますから、お越しいた 
だけませんか?」と大口のお客さまに連絡して来店してもらい、投資信託を勧 
めるというケースです。我々のところに困って来た相談では、85才の老婦人 
に支店長がふさわしくない購入(5年据え置きの変額年金保険)を迫ったとい 
うケースもあります。また普通の主婦に、まとまったお金があることがわかっ 
ているので、銀行員3人くらいで押しかけ、ある売りたい商品(自行のドル建 
て劣後証券)を強く勧めて、お客様は怖さを感じ、買ったという話もあります。 
こういう話は、決して珍しいことではありません。  

余りにも熱心に勧めるので、その熱意に押され買ってしまうというケースは、 
大変多いようです。お伝えしておきますが、このあたりのお客様の心理は、勧め 
る側は織り込み済みで、いわばそういう風に追い込むと理解すべきでしょう。  

これに対抗するには、銀行や証券会社を「いじめてやる」くらいの神経を持た 
ないといけません。「いじめてやる」ということは、どういうことかというと、 
「勧めるものは絶対に買わない」「軽くあしらってやる」ということです。セ 
ールストークが始まったら「また始まったな。」と受け止めることです。ここで 
お伝えしておきますが、そのくらいのことをやらないと、今の銀行や証券会社 
の攻勢は、しのげません。まるで、人のポケットに手を突っ込むような振る舞い 
が横行しているのです。  

□ 利回りや分配金がいいと、買いたくなる。  

たとえば、通貨選択型投資信託でブラジルレアル建てとか、トルコ・リラ建て 
などという、新興国通貨の商品は、利回りが高いことが大変注目されています。 
10%から13%にもなります。ある大手証券会社の「トルコ・リラ建て世界 
銀行債」ではAAA債券と銘打って、さもその安全性が高いように謳っていま 
す。世界銀行の安全性は高いのですが、トルコ・リラは安全性が非常に低い 
(トルコ・リラ安のリスク)ことを見落としてしまいます。(この証券会社は、 
おそらく「そのリスクはきちんと書いてあります」というでしょうが、お客様 
は読まないことが多いのです。)  

新興国やアメリカのハイイールド(高利回り)投資信託は、利回りが高いとい 
うことで飛ぶように売れるのですが、これなどはリスクがどの程度あるかをま 
ったく知らないで、ただ利回りが高いからということで安易に買ってしまうの 
です。  

これらの商品は、退職金やまとまったお金をつぎ込むのには、非常にリスクが 
高いのです。その場合のリスクとは、為替リスクや債務不履行リスクです。た 
とえばトルコ・リラ建ての場合為替リスクが高く、数ヶ月の短期間に3割、4 
割リラ安になり、一気にその分元本が3割、4割減ってしまうリスクがありま 
す。  

また、高利回り・ハイイールド(低格付け)投資信託ですと、債務不履行リス 
ク(元利金が帰ってこない)が、かなり高くなります。こういう商品が飛ぶよ 
うに売れるのですから、日本の投資家は、世界からは異質の、異常な人種と思 
われても不思議ではありません。数年前に、高利回りのアルゼンチン国債が債 
務不履行し、たくさんの人が元本を失ったのは、まだ記憶に新しいところです。  

分配金が多いケースでは、グローバル・ソブリン・オープンが数兆円の保有残 
高を持つ、国民投資信託のような様相を呈しています。ところが、この投資信 
託は円高になれば、一気に元本が下がり、まるで年金代わりに思っていた人は、 
青ざめるわけです。分配金が多いということはリスクが高いということを忘れ 
てはいけません。大切な退職金やまとまったお金の大半を、この投資信託に入 
れている人もたくさんいます。そういう人が、今のような円高のときにどうい 
う気持ちでいるかは、想像に難くありません。  

今週のメルマガはいかがでしたか?感想・意見など聞かせてください。投資信 
託編は、まだ始まったばかりです。これからも、もっと皆さんが知らない、そ 
れでいてどうしても知っておくべき投資信託のお話をしていきます。  

どうぞお楽しみに!!  

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びとう@BFSへのお気軽質問コーナー:  

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このメルマガは、投資信託編、債券編、資産運用編、ライフプラン編など中身 
の濃い情報を紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげて 
くださいね。  

それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの一週間が、すばらしい一週間 
になりますように!   

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編集後記:  

最近ドイツの哲学者、ショウペンハウエルの「読書について」という1851年 
発刊の本を読んだのですが、これが大変面白いのです。私は、さぞ哲学者が書い 
た本だから、さぞ難しいのだろうと思っていたのですが、それがまったく違うの 
です。非常に読みやすい!!まるで昨日出版された一般向けの本のようです。  

なるほど、ショウペンハウエルの哲学の主著より人気があるというのがうなずけ 
ます。そこで彼は、こういうことを言っています。  

・言語は一種の芸術品であるから、客観的規則を持ったものとして取り扱うべ 
きである。したがって言語によって表現されるものは一切、規則にかない、 
その意図に従っていなければならない。いかなる文章においても、真剣な配 
慮を試み、述べるべきことが言語の糸にかなって客観的になるように努めな 
ければならない。言語を主観的にすぎぬものとして取り扱い、自分勝手な表 
現をして、読む人がその意味を適当に推測してくれるだろうと考えたりする 
ことは、絶対に禁物である。  

これは、文章を書く人間にとって、まさに金言でしょう。  

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皆さんに、こんなことはありませんか。  

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・いまの運用のやり方でほんとうにいいか、自信がない。 
・株や投資信託で大損した…。 
・銀行や証券会社に訊いても、うまくいかない。 
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           米国CFA協会認定証券アナリスト 
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