2009/12/28 利用者の問題点No.2
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□ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.79(2009.12.28)
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今週のメルマガは、本年最終号です。この一年は、皆さんにとってどのような
年でしたか?様々な思いが去来することでしょう。私もじっくり今年一年を振
り返ってみたいと思っています。今年一年、ご愛読大変ありがとうございました。
このメルマガでは大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその
成功へのステップを、CFA&CFPのびとう@BFSがわかりやすくお話していき
ます。
ぜひ、ご期待ください!!
このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運
用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早
めに紹介してあげてくださいね。
メルマガの最後には、びとう@BFSへの質問コーナーもあります。ご質問は無
料ですので、お気軽に日ごろの疑問や悩みを聞いてみませんか?
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■ 知っていると得する「投資信託事情」
―利用者の問題点―No.2
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このメルマガは、投資信託編となりました。皆さんの資産形成にとって投資信
託は大変有力な金融商品ですから、ぜひこのメルマガで勉強してくださいね。
さて、今回も、利用者すなわち皆さんの問題点をお話します。すこし耳の痛い
お話もかなり出てきますが、あしからずご了承ください。またこの「利用者の
問題点」は3回シリーズの予定です。
ここであえてお話しするのは、これが皆さんにとってメリットがあるからです。
決して軽率だとか、愚かだとかいうつもりはありません。ただ少なからず、皆
さんが投資信託を購入する場合になさっていることですので、あえて警鐘を鳴
らしたいのです。一生にかかわる大変危ないことを、意識しないでいともやす
やすとしてしまっていることを、ここでご披露しましょう。
□ 投信で儲けようとする。
皆さんにお伝えしたいことは、基本的に投資信託は、儲けるために買うもので
はないということです。一つひとつの投資信託は、全体の中のひとつのピース
(小片)として、資産運用の一部を形成するものなのです。
したがって、基本的には、上がっても売らないものなのです。ひとつのピース
が上がったからといって、それを売ってしまったら、全体の一部がなくなって
しまって、資産運用に支障をきたしてしまうのです。
よく聞く話で、「インドファンドで、この前、儲けた!」「金の投資信託を買っ
たら、すぐ上がって売ったよ!」という類の話があります。皆さんの中には、
「この話のどこが悪い?普通に、よくあることじゃない。」と感じる人もいる
ことでしょう。そもそも投資信託も、個別株と同じでこういうものだと思って
いる人も多いことでしょう。
そこでお聞きしますが、資産運用で必要な、売ってしまった部分をいつ戻すの
でしょう?もっと上がってから戻すのでしょうか?もっと下がると思うので売
ったのだから、下がったら戻すのでしょうか?真実は、戻すということ自体を
考えていない人がほとんどなのです。
そもそも、投資信託を全体の中で利用していない人が多いのでしょう。投資信
託は上がったら売るものと考えているのです。しかしながら、こういう考え方
や方法でやっている人は、ほぼ間違いなく、5~10年の間には、正しいやり
方でやっている人に負けます。一つひとつの投資信託で儲けるということは、
感覚としてまた考え方として、排除すべきなのです。
□ 単一商品ごとで投資信託を考えてしまう。
たとえば、新興国ファンド、世界不動産投資信託、ブラジルリラ建て日経平均
連動投信、ハイイールドファンド、世界好配当株投信、資源株ファンドなどな
ど、投資信託は皆さんにもおなじみな様々な商品名で、次から次に出てきます。
そもそもそれが、証券会社や銀行の販売戦略であることは、これまでもお伝え
してきました。その都度売りやすい商品を出してくるわけですね。
そして、皆さんはその都度その口車に乗って、単一商品ごとに投資信託を購入
してしまうわけです。「なにがいけない、当たり前じゃないか。」と口を尖らす
方もいらっしゃることでしょう。ところが、これが資産運用では最もやっては
いけないことなのですね。証券会社や銀行は、わざと望ましい資産運用のやり
方を壊そうとしているともいえます。
ひとつの投資信託が上がるかどうかなど、思惑や予想に過ぎず、神さまでも
わかりません。そもそも、売りやすいときに出してくるわけですから人気にな
っているとき、世の中の耳目が集まっているとき、すなわち高くなっていると
きに往々にして出てくるわけです。その結末は、高値つかみ・・・。
繰り返しますが、投資信託は、全体の中のひとつのピース(小片)を構成する
もので、資産運用という観点からはずっと(少なくとも10年~20年)持っ
ておくべきものなのです。日本を除く先進22カ国の投資信託を、儲かったか
ら売ったら、資産運用にはならないのです。全体を構成する部分で、先進国の
株式がどっさり抜けてしまうのです。そしてそれは、全体を構成するどの投資
信託にもいえることです。
そして、最後にややおいしい話です。そうすることで、1割や2割の儲けでは
なく、将来2倍、3倍のリターンになって帰ってくる種をまくことになるので
す。
今週のメルマガはいかがでしたか?感想・意見など聞かせてください。投資信
託編は、まだ始まったばかりです。これからも、もっと皆さんが知らない、そ
れでいてどうしても知っておくべき投資信託のお話をしていきます。
どうぞお楽しみに!!
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の濃い情報を紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげて
くださいね。
それでは、皆さん、よいお年を!!
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編集後記:
この一年は、回復の一年であったという感じを持ちます。とにかく、昨年9月
のリーマンショックはきつかったですね。その後も、実は今年の3月まで国内・
海外ともに毎月下げ続けたのです。どこまで下がるか、考え込んでいても始ま
りません。こういう時期は、あまり目先のことを見ないようにすることが大事
ですね。特に、今年は強くそう感じました。
その後、戻り過程を踏んでいるわけですが、総じていいますと、やはり昨年の
ショックは大きく、なかなか本格的な戻りにはなっていないというところです。
12月に入り日本はやや戻しましたが、円高、デフレ、増資ラッシュとまだ頭
を抑える材料は残っています。
ぜひ来年が、投資環境の面でも、よい年になることを期待しましょう!!
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