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2010/03/15 人気の投信、新しい投信、上昇率上位の投信は買わない

2010/03/15 人気の投信、新しい投信、上昇率上位の投信は買わない

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グローバルスタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格 
CFPをもつ資産運用アドバイザーのびとう@BFSです。このメールマガジン 
は、おかげさまで第90号となりました。ご愛読いただき感謝しています。 

このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその 
成功へのステップを毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!CFA&CFPの 
びとう@BFSがわかりやすくお話していきます。 

ぜひ、ご期待ください!!  

このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運 
用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早 
めに紹介してあげてくださいね。 

メルマガの最後には、びとう@BFSへの質問コーナーもあります。ご質問は無 
料ですので、お気軽に日ごろのお金についての疑問や悩みを尋ねてみませんか? 

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■	投資信託選びで、だまされないために 

     ―人気の投信、新しい投信、上昇率上位の投信は買わない― 

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このメルマガは、投資信託編となりました。皆さんの資産形成にとって投資信 
託は大変有力な金融商品ですから、ぜひこのメルマガで勉強してくださいね。 

実は、今日のテーマは以前にもお話したテーマなのですが、いくら強調しても、 
し足りない大事なテーマですので、ここであえてまた取り上げます。 

日本の個人は、証券会社の販売戦略にいいように操られ、損を自ら招き入れる 
投資信託の購入方法をしているといえるでしょう。皆さんは、本来賢い人たち 
ばかりであり、そんな買い方はしないはずなのですが、どうもお金のことは知 
識不足が否めないとしかいいようがありません。あるいは、本当のことを教え 
る情報ソースが少ないのかもしれませんね。 

そして、銀行や証券会社の影響力が大きすぎるのでしょう。また皆さんが、証 
券会社や銀行に相談するから、そうなってしまうということは否めないのです 
よ。自ら、一生懸命お金を減らす墓穴を掘っている状態なのです。 

□  人気の投信を買う 

人気になっている投信というのは、どうして人気になっているのでしょう?こ 
こを一度考えてみるといいと思います。人気になっているわけですから、「こ 
こまで上がってきているが、これからはもっと上がるだろう」と思う人が多く 
なってきているということです。 

そして、往々にしてその時が高値ということが多いのです。なぜかといいます 
と、これまでの調査研究では「一般大衆がみな強気になった時は、高値を警戒 
する必要がある」というセオリーがあるのです。「何だよ、俺たちバカにする 
のか!?」と思われますと大変申し訳ないのですが、そうではありません。や 
むをえない人間の心理からきているのです。いわゆる群集心理というものです。 
みんなが強気になる時が天井ということです。 

いわば、情報の増幅作用が、人気の背景にあるのです。それが特に一般大衆に 
働きやすいということです。見てください。あの1990年ころのバブル絶頂 
の時「ジュリアナ・東京」で踊る女の子たち、それを取り巻く男性たち、あれ 
は正常な風景ではないですね。さらに、そのころのゴルフの会員権価格が2次、 
3次募集の価格まで決まっているというような状況でした。その後の惨状はど 
うだったでしょう。また、2000年ハイテク・バブルの時の熱狂で光通信、 
インターネット総合研究所などが超高値に上り詰め、100分の1程度にドス 
ーンと急落した時もそうでした。これらは、みな一般大衆が起こしたことです。 

人気になっている投資信託を買うと、こういうリスクがあると思ったほうがい 
いでしょう。たとえ何回か成功しても、そういう投資行動で、1年後かもしれ 
ません、5年後かもしれません、10年後かもしれませんが、いつか大きな怪 
我をするということです。その時の怪我は、過去の利益を大きく吹っ飛ばし取 
り返しのつかない損を被るという結末を想定しておかなければなりません。 

そうならないためにも、正しい投資信託の買い方を知り、そういう間違いが起 
きないようにいつもずっと心がけておかねばならないのです。 

□ 新しい投信を買う 

これも、いけないのですよ。ところが、皆さんが投資信託を買う場合、新しい 
投資信託を買う人がほとんどという事実。きわめて憂慮すべき事態です。これ 
が、「証券会社・銀行の思う壺」ということなのです。皆さん個人個人は、大 
変賢く、立派な方ばかりです。ところが、ほとんどの人が、新しい投信を買う 
という投資行動をする。これがとんでもない間違いということをここで説明し 
ましょう。 

新しい投信ということは、これから運用を始めるということです。ということ 
は、過去どう運用してきたかの実績はないということです。このことをこのよ 
うにたとえましょう。皆さんが大変大事な手術をしようとするときに、実績が 
わからない執刀医に任せるのと同じということです。いかがでしょう?皆さん 
が大切な(むずかしい)手術をしようとするときに、執刀医がこれまでどうい 
う実績を持っているかを知りたいでしょうし、調べようとするのではないでし 
ょうか。 

新しい投信を買うということは、執刀医の実績を知らないで大切な手術を任せ 
るのと同じです。いわば投信を買う場合に「いいか悪いかわからないけど、と 
りあえず買ってみよう」という風に考えているということです。 

そして、投信を買う場合に、新しい投信を買う人がほとんどのわけですから、 
それを否定できる人は少ないということです。「過去の実績など、どう調べる 
の?」「どう実績を評価すればいいの?」と思う人も多いと思います。その調 
べ方は、今後このメルマガで追々お話しますから、楽しみにしていてください 
ね!! 

□ 上昇率上位の投資信託を買う 

これも人気の投信に関連しますが、上昇率上位の投信というのは、かなり上が 
ってきているということです。学生の成績が90点から上がる余地は、どんな 
にがんばっても100点までです。残り10点ですね。上がる余地は少ないで 
すね。また、落ちるリスクも考えておかなければなりません。高みまで行けば、 
落ちる幅も大きいのです。 

一方、これまでぱっとしない生徒でたとえば50点の人は60点になるのはさ 
ほど難しくないでしょう。そうすれば、同じく10点上がります。もう少しが 
んばれば、あるいは、もともと才能がある人がたまたま落ちていたとしたら、 
70点、80点も不可能ではありません。そうすれば、20点、30点上がる 
わけです。いい成績の人に投資して、90点から100点というのは無理で、 
せいぜいプラス5点か7点というのと、50点の人に投資して、10点、20 
点、30点上がる可能性があるほうに投資するのと、どちらがいいでしょう。 
あくまでも、将来の伸び率で考えなければなりません。投資信託も同じなので 
す。 

ただ、いつまでたっても50点近辺という生徒もいるでしょう。そこは、選び 
出す選択眼が必要になってきます。 

もっと大事なことは、成績の悪い人は上位の人と同じ幅で落ちる余地は少ない 
だろうということです。90点の人が70点、60点になることは大いにあり 
えますが、50点の人がさらに20点、30点下がると、30点、20点にな 
るわけですが、そこまで下がる確率は、上位の人が同じ点数だけ下がるよりは 
るかに少ないでしょう。 

ここでもセオリーからは、人気になっている投信を買うのではなく、いま人気 
でない投信を買うということが大事なのです。ただし、伸びるであろう生徒を 
見つけ出すのと同じように、投信を選び出す選択眼が必要であることは言うま 
でもありません。 

今週のメルマガはいかがでしたか?感想・意見など聞かせてください。投資信 
託編は、まだ始まったばかりです。これからも、もっと皆さんが知らない、そ 
れでいてどうしても知っておくべき投資信託のお話をしていきます。 

どうぞお楽しみに!! 

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の濃い情報を紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげて 
くださいね。 

それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの一週間が、すばらしい一週間 
になりますように!  

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編集後記: 

「春よ、来い」と春が待ち遠しい時期になってきました。春の気配になったと 
思ったら、また気温が下がる、「春はまだかぁ」と思ってしまいますが、ほん 
とうにもうすぐそこに来ているのでしょう。 

春になりますと、お花見、入学式、就職とほんとうに華やいできます。ほっと 
する時期ですね。 

景気も、ほんとうにそれにつれて、よくなってほしいものです。しかしながら 
、どうも民主党政権は頼りない。自民党の内部抗争とともに、この日本の大事 
な時期に、どうも問題そっちのけで政局がらみの動きや迷走状態ばかりが目立 
ちます。 

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