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2010/03/22 同じ種類の投資信託でも、成績はこれだけ違う!

2010/03/22 同じ種類の投資信託でも、成績はこれだけ違う!

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グローバルスタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつ資産運用アドバイザーのびとう@BFSです。このメールマガジン
は、おかげさまで第91号となりました。ご愛読いただき感謝しています。 

このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその
成功へのステップを毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!CFA&CFPの
びとう@BFSがわかりやすくお話していきます。 

ぜひ、ご期待ください!!  

このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運
用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早
めに紹介してあげてくださいね。 

メルマガの最後には、びとう@BFSへの質問コーナーもあります。ご質問は無
料ですので、お気軽に日ごろのお金についての疑問や悩みを尋ねてみませんか? 

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■	投資信託を見るときの着眼点 

     ―同じ種類の投資信託でも、成績はこれだけ違う!!― 

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このメルマガは、投資信託編となりました。皆さんの資産形成にとって投資信
託は大変有力な金融商品ですから、ぜひこのメルマガで勉強してくださいね。 

さて、今回のメルマガより、「投資信託を見るときの着眼点」と題してお話し
ます。7~8回にわたり、投資信託を見るときは、どこに注意してみたらいいか
をお伝えします。 

□	同じ種類の投資信託でも、これだけの成績の差が!! 

ここで、同じ種類の投資信託で、3年程度でどの程度の成績の差になっているか
を、比較してみました。いずれも2つの代表的な国際分散型投資信託ですが、ず
いぶん成績に差が出てくるのです。いずれも実在する投資信託ですが、ここで
は投信Aと投信Bとしておきましょう。投信Bがスタートした2006年4月から比較
して見ます。 

                            投信A        投信B 

2006年4月末 基準価格   11226円       10000円 

配当金(税前)累計     1140円          0円 

2010年3月18日基準価格   7253円        6392円 

下落率                  -25.2%       -36.0% 

投信Aの株式組入れ比率はずっと70%です。投信Bの株式組入れ比率は当初63%
ですが、現在は50%弱と比率を下げてきています。ということは、ややリスク
を下げてきていることが推測できるわけです。 

ところが、同じ期間の下落率は、投信Bのほうが10%以上大きいのです!!1年に
換算すると、年利2.7%の利回りの違いになります。どうして、これだけの差
になるのでしょう。 

□	手数料の差が、運用成績に大きく響く 

投信Aと投信Bの手数料は、次の通りです。 

                    投信A    投信B 

販売手数料    1.575%    - 

信託報酬     0.8%     2.555% 

その他運用報酬   -      1.5%(上限) 

成功報酬      -      20% 

ここから、両方の投資信託を年運用利回り5%として5年持ったときのコストを
計算してみましょう。投信Bのその他運用報酬は上限で計算します。(実際にほ
ぼ上限に近いと推測されます。) 

          投信A    投信B 

総コスト(5年)  5.575%    25.275% 

年当りコスト    1.115%    5.055% 

この違いは、いかがでしょう?5倍近い違いです!!それも、年当りゼロコンマ
%のレベルでの違いではなく、預金金利ゼロコンマ%の時代に整数%の違いなの
ですよ。皆さんも一度ご自分でお持ちの投資信託を恐る恐る(失礼!!)見てみ
たらよろしいでしょう!!もしわからないようでしたら、ご遠慮なくこちらまで
お知らせください!! 

こうして、何年たっても「上がんないなー」と思いながら、しっかり証券会社や
運用会社に手数料は取られているのです。そのことに、多くの人が「気がつかな
いまま、何年も過ぎていく・・・」。その差が、ここに出てきた5年で約20%
の差(25.275%-5.575%)なのです。怖いですね!!1000万円預けていたとした
ら5年で200万円の差です!!ここで、皆さんによくお伝えしておきます。大切な
時間は戻りませんよ!!もしかしたら、まったく気がつかないまま行ってしまう
かもしれません。こういうことがわかっているのであれば、事前に手を打ってお
くことが、何よりの最善策なのです。 

ここに上げた投資信託は、例外的な投資信託ではありません。誰もが買っている
投資信託です。投信Bは、2006年4月新発売のとき、2000億円を集めました。パン
フレットはツルッツルの綴じ込み型、カラフルで大リーグI選手をイメージキャ
ラクターとして写真入りで載せた豪華なものです。そして一時は3500億円まで残
高を伸ばしました。「いまは?」・・・400億円ちょっとです。さびしいものです
ね。買ってまだ持っている方、途中で解約した方いずれも気の毒なものです。投
信Aは地味なように見えますが、着実に残高を増やして逆転し、今では500億円に
なっています。 

ただし、皆さん、ここで忘れてはいけない大事なことをお伝えしておきます。た
とえ400億円になっても、その残高に比例する信託報酬、この場合約4%程度
16億円(400億円×4%)は、証券会社、運用会社にしっかり毎年入っていると
いうことです。それだけでも、おいしい飯の種なのです。投資信託に残高がある
限り、運用報酬が証券会社、運用会社に入り続けるということを忘れないことで
す。 

□ 手数料の安い投資信託を買うこと 

今週のメルマガの教訓、投資信託を見るときの着眼点は、「手数料の安い投資信
託を買うこと」です。いかがですか?ここでも大事なことをお伝えします。「安
物買いの銭失い」ではないのです!!物を買う時に、ルイ・ヴィトンのバッグと、
100円ショップで500円のバッグを買うのでは、どっちがいいといわれれば「あん
た、なにってんのよ!!ルイ・ヴィトンに決まっているじゃない!!」となるの
でしょう。しかし、それよりも大金が伴う正真正銘の「お金の運用」では、「安
いものがいい」のです!!要は、証券会社に儲けさせないで、より多いパイ切り
取りの割合を自分のところに持って来るためです。 

今週のメルマガはいかがでしたか?感想・意見など聞かせてください。投資信
託編は、まだ始まったばかりです。これからも、もっと皆さんが知らない、そ
れでいてどうしても知っておくべき投資信託のお話をしていきます。 

どうぞお楽しみに!! 

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びとう@BFSへのお気軽質問コーナー: 

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このメルマガは、投資信託編、債券編、資産運用編、ライフプラン編など中身
の濃い情報を紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげて
くださいね。 

それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの一週間が、すばらしい一週間
になりますように!  

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編集後記: 

日本の公的債務残高が、GDPの200%になる時期が刻々と近づいています。つ
い2年ほど前は170%を超えたと驚いたものですが、その速度は加速している
ようです。当時ジンバブエが260%を超えその次が日本ということでした。 

国債はこれまで96%を国内で消化してきましたから問題なくはけていましたが、
それも限界に近づいているようです。国内で消化しきれなくなった時、どうする
か。海外に購入を持ちかけるわけですが、低金利の日本国債を買ってくれる先は、
まずないでしょう。大幅な条件アップを要求してくるでしょう。 

その場合に起きるのが、既存国債の価格の暴落です。暴落となれば、金利が大幅
に上昇し、インフレになり、円の価値は大幅に下がる。冒頭の公的債務の対GDP
比200%は、終戦当時のレベルなのですが、その昭和20年1月から26年9月にか
けて、東京の卸売物価指数は142倍に上がっているのです・・・。 

国債を大量に保有する金融機関、ゆうちょなどの経営に甚大な影響をもたらし、
皆さんの預金も、うかうかとしてはいられないということを頭のどこかに入れて
おいたほうがいいでしょう。 

皆さん、備えあれば憂いなしです。 

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           米国CFA協会認定証券アナリスト
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