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2020/12/28 配当金の威力

2020/12/28 配当金の威力

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□ あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!:No.452(2020.12.28)
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-配当金の威力-

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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの
最上位国際資格「CFP」をもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男で
す。この週刊メールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第452号とな
りました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
の成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当
のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。

ぜひ、ご期待ください!! 

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メールマガジン発行者プロフィール:

尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認
定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。金融
機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提
供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日
本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄
稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いま
こそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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-配当金の威力-

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今年はもう少しですね。今年の世界の相場はまさに大荒れ。ニューヨー
クダウは昨年末から3月には35%も下がり、そこから今まで60%以上
上がっています!この数字だけ見れば、まるでマーケットは狂ってしま
ったようです。しかし、マーケットはこんなものです。マーケットが変
動するのは当たり前と思っておけば間違いありません。今年最後のメル
マガは、そういった市場の上げ下げの話ではありません。「配当金」。マ
ーケットが大きく変動しても、着々と出されている配当金をテーマとし
て、今年最後のメルマガとしましょう。

□ 配当金を小遣い程度と思ってはいけない

配当金をもらうと、「使える小遣いが増えた」程度に見ている人が多いで
しょう。しかし、この見方は、投資する際に、大きな間違った入り方と
なってしまいます。株価評価の根本として、こういう見方があります。

株価=将来の配当金の現在価値の合計

将来いくら配当金がもらえるかが、株価に反映されるというわけです。
このように、配当金は、株価形成の根本にかかわる要素なのです。とい
うことは、「配当金がこれからいくらもらえるか」ということが、投資す
るうえで大変大事な見方になって来るわけです。たまに配当金をもらっ
て、それは小遣いとして、株価ばかり見ているのは、本来間違っている
のです。

□ 「将来配当金が増えていくか」という見方

「配当金を小遣い程度」と見る見方と「将来配当金は増えていくか」と
いう見方は、大きな違いがあります。「小遣い程度」とみれば、将来の配
当金は気にしないでしょう。一方で「将来配当金は増えていくか」と見
ると、どうなるか、長い間持つことが前提になるでしょう。要するに「短
期投資か長期投資か」という、根本的な違いになるのです。そして、こ
こが資産運用の成功の分かれ道というわけです。

□ 配当金が増えていく銘柄を持つとどうなるか

ここで、私どものお客様が実際に持っている銘柄の例を示しましょう。
このように、実際の例を示すことができるのは、びとうファイナンシャ
ルサービスの大きな強みです。なかなかこのようなデータはありません。
データはすべて円建てです。

S&P500ETF(2003年取得)、当初配当利回り1.5%→直近利回り5.3%
ビザ(2008年取得)、当初配当利回り0.7%→直近利回り7.9%
フィリップモリス(2010年取得)、当初配当利回り5.2%→直近利回り12.4%

いかがですか。このように長く持っていると、配当金を増やす銘柄は、
当初の配当利回りがどんどん上がっていくのです。思わずこう言いたく
なります。「配当利回りが8%、12%だったら、いいでしょう!」年金は
増えませんが、齢をとっても配当金が増えていくのは、心強いですね。
米国では、50年、60年配当金を増やし続ける銘柄がたくさんあります
から、上の三つも、ここまで配当金が増えても、まだこれからも配当利
回りはどんどん上がり続けることが、期待できるのです。

そして、配当金を増やす銘柄を長く持っていると、どうなるか。上の三
つの銘柄の取得してからの株価上昇率(円建て)は、以下の通りです。

S&P500ETF 3.2倍
ビザ14.3倍(ミスプリントではありません)
フィリップモリス2.1倍 

配当金を増やし続ける銘柄は、株価も上がるのです。これは、業績がい
いから配当金を増やすので、業績が良ければ、株価も上がります。いわ
ば株式投資は,配当金と株価の両輪ということです。

繰り返しますが、「配当金」を小遣い程度と見てはいけません。株価は、
将来受け取る配当金の現在価値の合計。こういうことをベースとして覚
えておくことは、投資の足元をしっかりとすることにつながります。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
メルマガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報
を発信していきます。ご期待ください!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。
このメルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

今年もわずかです。「いやー、今年は大変な年でしたね。」という言葉が
あいさつをすれば、口をついて出て来そうです。「来年はどうなっている
のでしょう」と続くでしょう。ともあれ、コロナウィルスはいまでも猛
威を振るっています。行動がかなり制限され、窮屈極まりませんが、我
慢して戦うしかありません。この先も長期戦になるでしょうが、心身の
健康維持が何より大事です。

今年も私どものメールマガジンをお読みいただき、大変ありがとうござ
いました。皆さんにとって、来年が良い年になりますように!

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■発行人     びとうファイナンシャルサービス(株)
         投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■発行責任者   尾藤 峰男(びとう みねお)
         米国CFA協会認定証券アナリスト
         日本証券アナリスト協会検定会員
         1級ファイナンシャルプランニング技能士
         日本FP協会CFP認定者

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