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2022/08/22 お金が貯まるかどうかは、その人の心がけ次第

2022/08/22 お金が貯まるかどうかは、その人の心がけ次第

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■□ No.490(2022.8.22)
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-お金が貯まるかどうかは、その人の心がけ次第-

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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第490号となりました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。

ぜひ、ご期待ください!!

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-お金が貯まるかどうかは、その人の心がけ次第-

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いま、格差社会といわれ、金持ち優遇などという言葉が行き交いますが、果たして本当にそうなのでしょうか。もし、一流会社のサラリーマンでも、給料やボーナスが入ってもどんどん使ってしまった人は、齢を取ってもお金はないでしょう。一方で、安月給でも、こつこつと貯めてきた人は、老後になっても、余裕で生活できるというパターンは、作れるのです。そこで、今週は、実際にアメリカであった、そういうお話をしましょう。

□ 92歳で亡くなったある老人の話

米国で、数年前に92歳で亡くなった独り身の老人の話。彼は、ガソリンスタンド店員やデパートの守衛を長くしていた人です。車を止めるのでも、駐車メーターを避けて、少し離れた無料スペースまで行って止める。コートのボタンが取れても安全ピンで留めて、そのまま着ているような人でした。そして、給料が少なくても、1セントでも節約して、貯め、少しずつ株を買い続けたのです。もらった配当金は株の再投資に回しました。

そして、死後明らかになった株の資産が800万ドル(約11億円)だったというのです!当然ながら周囲は大騒ぎ。遺言で、その資産のほとんどは、地元の病院や図書館に寄付されたそうです。

ちなみに、遺した株のトップ3銘柄は、ウェルズ・ファーゴ(有力地銀)、プロクター&ギャンブル、コルゲートで、1銘柄数千万円単位。ほかに保有銘柄は約80銘柄。ハイテクには投資せず、鉄道、電力、銀行、医薬、電気通信、消費財など、よく知っている、配当がいい銘柄を好んだそうです。

□ お金がなくても、お金持ちになり、お金があっても、貧乏になる

さて、このような老人は外見で見れば、多くの人が、貧乏な一生で終わったと思うでしょう。実際に、この老人は、亡くなるまで質素な生活をしていました。しかし、ふたを開ければ、大金持ちだったのです!一方で、ベンチャーやスタートアップで、華々しくデビューし、大金を手にした人でも、湯水のように使って、破産してしまう人もたくさんいます。ある大手メーカーの御曹司社長は、カジノに溺れ、会社の屋台骨まで傾けてしまいました。

□ お金が貯まるかどうかは、その人の心がけ次第

自分はお金がない、年金は不十分などといって、一方で2000万円問題が大問題になり、大騒ぎ。しかし、もうちょっと、働いているときのふるまい方、無駄使いなど、自分のこれまでを振り返って見る必要があります。また、年金はあてにならないといって、年金保険料を払っていない人も多いと聞きます。そういう人は、老後に無年金の憂き目に遭うのは明らかです。また、どんなに一流企業の高給取りでも、ぱっぱぱっぱと使ってしまえば、預金通帳は、空になります。一方で、給料が少なくても、贅沢をしないで様々に倹約をすれば、お金は出ていきません。要は、お金ができるかどうかは、その人の心がけ次第で、社会的格差という問題ではないのです。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。
これからも、私、尾藤峰男は、メルマガ読者の皆さんに真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!

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■ 編集後記:

このところ、日本の国力がどんどん落ちている感が強いです。それは、痛みを伴った改革を先送りしているからという印象を持ちます。規制改革、財政の健全化は全く進んでいません。規制改革は、ほぼ先送りという状況です。日銀は国債をいくらでも買うので、財政支出は野放図です。このままでは、ますます日本の国力、競争力は、落ちていくでしょう。改革、新陳代謝を伴わない国は衰退していきます。日本が、これから反転成長していくためには、どうしても規制改革、既得権益打破、財政の健全化が必要です。

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メールマガジン発行者プロフィール:

尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役

「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。

金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。

2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
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日本FP協会CFP認定者

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