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2008/09/29 利益を伸ばし続けられる会社No.2-独自の信条や企業哲学を持つ会社

2008/09/29 利益を伸ばし続けられる会社No.2-独自の信条や企業哲学を持つ会社

□   毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.14(2008.9.29)
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CFA&CFP資産運用アドバイザーのびとう@BFSです。このメールマガジン
は、今回でおかげさまで第14号となりました。ご愛読感謝しております。

このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその
成功へのステップを、CFA&CFPのびとう@BFSがわかりやすくお話していきます。

ぜひ、ご期待ください!!

このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、一通りどうすれば
資産運用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方に
も、お早めにぜひ紹介してあげてくださいね!

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■   利益を伸ばし続けられる会社-No.2
-独自の信条や企業哲学を持つ会社-

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このタイトル-「利益を伸ばし続けられる会社」は、前回までのメルマガ-No.
11、12、13でお話した10倍銘柄を選ぶ上で、どういう会社がそれに該当
するかということをご紹介するものです。今回はその第二弾-独自の信条や企業
哲学を持つ会社-です。

それでは、早速はじめましょう!

□    こんなとんでもない会社があるのですが、ご存知?・・・。

●    75年連続売り上げ増、昨年の売上6兆5000億円
●    24年連続増益(特別償却前利益べース)
●    45年連続増配

そして、いまも楽々、更新中!!

サブプライム問題には無縁で、株価は史上最高値圏・・・。

こういう会社に投資をしておけばと、だれもが思う会社、その会社の名前は―

□ その会社の名前は、パンパカパーンッ!! 『ジョンソン&ジョンソン』です。

バンドエイド、使い捨てのコンタクトレンズ「ワンデイ・アキュビュー」、ベビ
ーパウダーの会社で、ジョンソン&ジョンソン(以下J&Jとします。)という
会社は、ご存知の方はきっと多いでしょう。うがい薬リステリン、禁煙薬ニコレ
ット、頭痛薬タイラノールも売っています。

この会社は、これだけではその実像はあらわせません。世界的な医薬品メーカー
であり、また世界一の医療機器メーカーでもあるすごい会社です。

□ J&Jの長期間の驚異的成長の秘密は、実は、この会社の『信条』-クレド-にある。

この『信条』-クレド-がJ&J傘下の全社役員社員の精神的大黒柱となってい
るのです。創業者の息子、ジョンソン会長(1932~1963年在任)が作っ
たもので会社の価値について述べたものですが、現最高経営責任者&CEOは、
このクレドについて2007年の年次報告書でこういっています。

●    私たちのビジネスの基礎には、クレドへの根本的信奉がある。これが、
事業を継続して成長させる拠り所のコンパスとなってくれている。4つの信条が、
どのように会社の決定をなすか、どこに焦点を当てどのような心構えで行うべき
かを示してくれる。
●    私たちは、継続して成長できる耐久力あるビジネスモデルを持っている。
そして、私たちが会社としてどうあるべきかを毎日教えてくれるクレドを持って
いる。
●    このモデルは、何世代にもわたり受け継がれてきたもので、まねること
が事実上不可能なモデルだ。

世界11万人の全役社員が、2年ごとにクレドを遵守して事業を行なっているか200
項目にわたる質問に答えることになっていて、守ることを宣誓して署名するほど
のものです。このクレドが、全世界200もの傘下企業をまとめる強い接着剤の
役割を果たしています。

その内容は、ご参考まで下に書いておきます。(実はその内容も、大変参考にな
るものです。)

このクレドの行動規範に沿って、J&Jがおこなった頭痛薬タイラノールのアメ
リカ全土の回収は、今でも語り継がれているものです。

ジョンソン&ジョンソンのクレド

1. 当社のサービスや商品を使う顧客への責任
高い質を追求し、コスト削減を常に進め、適正な価格で、顧客に商品やサービス
を提供する。顧客の発注には迅速かつ正確に対応すること。取引先も公正な利益
を享受できること。

2. 従業員への責任
個人を尊重し、雇用の安全を感じるようにする。報酬は公平で十分に、職場環境
は清潔、秩序だって、安全であること。従業員がもつ家族への責任に十分意を払
うこと。提案や不満を自由に言えるようにし、人材登用は公平に行なうこと。経
営は公正で倫理にかなうものでなければならない。

3. 我々が働き、生活する地域や世界のコミュニティへの責任
よい労働環境や慈善を支援し、税金を納める。地域の改善や健康、教育の増進を
支援する。
我々が使用する不動産は、よい環境に保ち、環境や自然資源を保護しなければな
らない。

4. 最後の責任は株主へ、
事業は健全な利益を確保すること。新しいアイディアを試み、研究を続け、革新
的プログラムを導入し、過ちは償いを受けること。新しい装置や設備を導入し、
新製品を出していく。内部留保をつくり、反転時に備える。これらの主義により
進めば、株主利益を実現できる。

□    長く成長を続ける会社は、宗教的とみえるほど、徹底して会社の根本的
理念を貫いている。

こうすることが、どうして会社をここまで継続して成長させるかというと、逆に
言えば、そういう会社だからこそ、継続して成長が可能ということです。長く成
長できる会社の特徴として、その会社にユニークで、いわば独特の宗教的、オカ
ルト的とまでいえるほどの根本思想があります。

そして、どの世でも通じる永続可能な根本思想を徹底して遵守していくことで、
社員は確信的に業務にまい進することができ、会社の成長につながっているとい
うことです。

そのようなクレドの例は、他にもあります。たとえば世界的最高級ホテルチェー
ンのリッツ・カールトンもそうです。こちらは徹底的な顧客主義です。そしてそ
れへの徹底的信奉の度合いは半端のものではありません。そのクレドは、下のと
おりです。

このクレドに則って実行したホテルマンのサービスは、いわば常識を超えるもの
があります。たとえば、アレルギーの子どものために、隣の国まで利用できる商
品を買いに行くetc。

リッツ・カールトンのクレド

http://corporate.ritzcarlton.com/ja/About/GoldStandards.htm

1. リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供
することをもっとも大切な使命とこころえています。

2. 私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだそして洗練された雰囲気を
常にお楽しみいただくために最高のパーソナル・サービスと施設を提供すること
をお約束します。

3. リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは感覚を満たすここ
ちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読
みしておこたえするサービスの心です。

□    クレドを持っているとどうしていいのでしょう?

私が考えるに、あまり他社や他製品が気にならなくなり、いわば創造的、独創的
なアイディアや革新的方法が独自に作り出され、社員はやる気や自信がいつもあ
り、正しいクレドに則っていれば、広く社会から受け入れられ、それが会社のブ
ランドイメージとなり、売上や利益の拡大につながるということだと見ています。

ではクレドを持っていればいいかというと、持っているだけでは宝の持ち腐れで、
いつの世にも正しく広く社会に受け入れられるクレドを、如何に徹底して全社員
が守り抜くかということがキーとなります。

ただ、ここで強調したいのは、クレドを持っていない会社はだめかというとそう
ではないことには注意してくださいね。

□    日本の会社は、どうでしょう?

これは、企業経営のカルチャーの違いというのか、まだメディアであまり知られ
ていないのか、上の二つに該当するような会社は、私の知る限りでは、京セラが
当てはまるというところです。もうすこし上の2社に当てはまるような会社がも
っと出てきてほしいものですね。

そうすれば、投資発掘ももっと面白くなりますし、日本の株式投資もずっと成績
がよくなるというものです。

さぁー、来週は、利益を上げ続けられる会社すなわち株価や配当が上がっていく
と思える会社の3番目、すなわち「会社が活性化している、いつも活性化するよ
う努めている会社」についてお話します。面白い会社が沢山ありますから、ぜひ
ご期待ください!!

今週も最後まで読んでいただいて、大変ありがとうございます。ご質問、ご意見
大歓迎です!! どしどしお寄せください。

このメルマガは、株式編に入ってきています。来週以降も、中身の濃い情報をど
んどんご紹介していきますので お友だちやお知り合いにも教えてあげてくださ
いね。

それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの1週間が、すばらしい1週間に
なりますように!!

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