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2012/05/14 エレクトロニクス主要企業の株価下落に思う-今後日本企業はどう立ち向かうべきか

2012/05/14 エレクトロニクス主要企業の株価下落に思う-今後日本企業はどう立ち向かうべきか

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-エレクトロニクス主要企業の株価下落に思う-
-今後日本企業はどう立ち向かうべきか-

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米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとし
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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.197(2012.5.14)■

グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤 峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第197号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。

米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。

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■ メルマガ『資産運用』編

-エレクトロニクス主要企業の株価下落に思う-
-今後日本企業はどう立ち向かうべきか-

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このところ、特にエレクトロニクス主要企業の株価下落が目立っています。これら
の主要企業の株価を、世界で絶好調のライバル企業の株価と比較してみると、彼我
の差が如実にわかります。

株価の騰落率【2007年5月を100として】
       2010年5月  2011年5月  2012年5月
ソニー                  53                 49               25
パナソニック       64                   55              33
シャープ              61                   47              25
サムソン            147                 166           244
アップル             210                 217           468
現地通貨ベース

皆さんはこれらの株価を見て、どう感じますか?ここまで開いていたのかときっと
驚くのではないでしょうか。

□ どうしてエレクトロニクス産業が凋落したか

どうして、日本のエレクトロニクス産業がこうなったかを見てみましょう。そして
これはエレクトロニクス産業に限らず、日本企業全体が抱える問題点ともいえます。

まず技術流失の問題は無視できないでしょう。韓国、中国は、日本企業からの技術
をのどから手が出るほどほしく、それを盗むのに必死だったことは否めません。途
中退職や定年退職した日本企業の技術者の韓国や中国の企業への再就職により、技
術が流失するのは、隠しようのない事実です。いまでは、韓国は国の事務所が日本
各地にできて、再就職の斡旋をしているという状態です。こういう政府や企業の脇
の甘さが、競争力を大きく落した一因であることは事実でしょう。

外部要因として、円高の影響は相当大きいものがあるでしょう。それに対して、サ
ムソンは歴史的なウォン安の恩恵を受けていることは確かです。しかしながら、こ
こにすべての原因を押し付けるのは、あまりにも安易な考え方であり、これらエレ
クトロニクス企業の競争力回復の根本的解決にはならないものと考えます。

アップルのiPod、iPhoneのような独創性ある、あるいはブランド価値のある製品を
生み出せなくなったことも指摘できます。また、たとえ画期的な製品を出しても、
製品化するスピードが遅いため、ライバル企業の後塵を拝するということもありま
す。有機ELテレビでは、ソニーはいち早く10インチテレビを開発しましたが、サム
ソンが55型テレビをいち早く製品化し、ソニーは大きく出遅れました。

2000年台に入り急速に進んだグローバル経済化の急速な流れに、経営陣の経営感覚
や経営資源の配分が的確に対応しなかった、あるいは読み誤ったという面も大きい
でしょう。特に経営陣は、題目だけならべて貴重な時間を無為に過ごしたという印
象を拭えません。また、グローバル化が急速に進むなか、日本は逆に内向き志向で、
ガラパゴス的企業行動を取っていたという面も指摘できるところです。これが、イ
ンドや南米、アフリカなどの新興国で出遅れ、韓国、中国勢の後塵を拝する結果に
なっているといってよいでしょう。

このような状態になっているのは、企業が過去の成功体験にこだわり、それをベー
スに経営を行なってきたという面が大きいと私は考えています。

□ これから日本企業は、どう立ち向かうべきか?

エレクトロニクス産業について主に述べてきましたが、このような問題は日本企業
全体について考える必要があります。

まずいえることは、過去の成功体験を捨てよ!ということです。小手先の対処療法
ではなく、ドラスティックにビジネスモデルの構造変革を断行する必要があるでし
ょう。たとえばIBMがPCを売却し、ハードからソフトに大きく舵を切り、ソフトウェ
アやサービス主体のビジネスモデルに生まれ変わったような大胆な決断を指します。
いわばソニーがテレビ部門を売却するとか、大幅に縮小しノン・コア部門にすると
いう類の決断でしょう。

生産拠点は国内にこだわらず、世界中で最適な場所につくり、コストを最小化させ
る必要があります。また人材でいえば、日本人が経営するという固定観念は捨て、
グローバル感覚の人材をどんどん取り込み、役社員含めてダイバーシティ(多様性)
に十分重点を置いて、国籍を問わず登用するという原則を打ち出す必要があります。
そして、日本人もどんどん海外に出て行くことです。いわば無国籍企業になること
を標榜してもいいほどです。その観点からは、矢崎総業やYKKがモデルとなるでし
ょう。

また、これが大変重要なことと考えますが、資本政策もグローバル・スタンダード
化しないと立ち行かなくなるでしょう。この面で日本が決定的に遅れていることが、
経営を内向きで、スピード感がなく、弛緩させているといってもよいのです。社内
取締役がほとんどを占めるコーポレート・ガバナンス、株式の持ち合いで経営陣が
自己保身できる企業慣行は早急に排除し、株主重視の経営にしていくことが、日本
企業に競争力を復活させる有力な手段といってもよいのです。

いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読者
の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!

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このメルマガへの率直なご感想・忌憚のないご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

今週18日に、いよいよフェイスブックがナスダックに上場します。

公開価格が価格レンジ最高価格の35ドルですと時価総額1000億ドル(9兆円)、調
達額130億ドルとなるそうです。創業8年で、ユーザー数は世界で9億人、アメリカ
のエンタープレヌアーシップ(企業家精神)の力を感じますね。

5月26日開催予定のセミナーは、フェイスブックの上場後の状況も踏まえて、解説を
加えたいと思っています。きっと役に立ちます。ぜひご参加ください!
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  30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益のみに
  目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金
  の健康管理をするホームドクターです。

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■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
           米国CFA協会認定証券アナリスト
           日本証券アナリスト協会検定会員
           1級ファイナンシャルプランニング技能士
           日本FP協会CFP認定者

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