トップページ > メールマガジン > 2008/10/20 利益を伸ばし続けられる会社No.4-大胆なリストラクチャリングをあらゆるレベルで実行する会社

2008/10/20 利益を伸ばし続けられる会社No.4-大胆なリストラクチャリングをあらゆるレベルで実行する会社

2008/10/20 利益を伸ばし続けられる会社No.4-大胆なリストラクチャリングをあらゆるレベルで実行する会社

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成功へのステップを、CFA&CFPのびとう@BFSがわかりやすくお話していきます。

ぜひ、ご期待ください!!

このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、一通りどうすれば
資産運用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方に
も、お早めにぜひ紹介してあげてくださいね!

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■  利益を伸ばし続けられる会社-No.4

-大胆なリストラクチャリングをあらゆるレベルで実行する会社-

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このタイトル-「利益を伸ばし続けられる会社」は、前回までのメルマガ-No.

11、12、13でお話した10倍銘柄を選ぶ上で、どういう会社がそれに該当

するかということをご紹介するものです。今回はその第4弾-大胆なリストラク

チャリングをあらゆるレベルで実行する会社-です。

それでは、早速はじめましょう!

□ 身の丈や体質は世の中に合わせる必要がある。

世の中は、20年前に比べれば何倍ものスピードで変化しています。それがよく

わかるのはハイテクです。20年前には携帯電話はなかったですし、インターネ

ットはもちろん存在していませんでした。グーグルでの検索などという強力な手

段は望むべくもありませんでした。あのころこのような便利なものはあったらい

いとさえ思わず(少なくとも小生はそうでした。)、当時はそれなりに満足して

いたものです。

このように世の中が急速に進歩して、マイクロソフトやグーグルなど新しい会社

が出てくる中で、既存の企業はどんどん中身や身の丈を変えていかなければなり

ません。そうしないと、まさに今日本の状態がそうとささやかれているとおり、

ガラパゴス企業と化してしまうのです。

□ 日本のリストラは、後ろ向き、やむを得ず、手遅れ的パターンがよくある。

リストラというと、日本の場合追い込まれてというようなマイナスイメージが付

き纏います。今年3月にパイオニアがプラズマディスプレイ部門の撤退を決断し

たのですが、タイミングは遅きに失した感が強いです。2005年ごろ業績が悪

化に転じてから、この撤退の決断までに3年もかかっています。手放すことにつ

いての決断が、このようなやむに止まれずというパターンが日本の特徴です。そ

のパイオニアの株価は、2004年の高値3390円から今では見る影もなく3

50円です。本当に急速に変わる世の中で、決断が遅いと赤字を垂れ流すばかり

か、株主価値は大きく損なわれるわけです。

そういう例は、ほかの日本の代表的企業でも見られます。その例として、ここで

は日立と三菱重工をあげます。日立は2000年代前半の庄山社長当時、大胆な

事業売却や再構築を行うとのほぼ公約に近い方針を発表したのですが、ほとんど

それは実行されず相変わらず事業を抱え込み、変化が見られないイメージが固ま

っています。また三菱重工は同じように、リストラ、事業の売却などの動きが見

られない会社の典型です。そこでこの2社の株価はどんなものでしょう。実は、

1981年当時と変わらないのです。株主でいる人たちは個人でもたくさんいる

でしょうが、ほとんどタンス株にしている人も多いのではないでしょうか。そう

するとますます株主監視が行き届かないことにもなり、内々の都合がまかり通り、

リストラ圧力がかからないということです。

□ 欧米は、前向き、戦略的、予防的パターンがおおい。

GEはここにきて、エジソンが発明しGEの創業事業である照明部門の売却の意

向を固めたようです。まだ十分利益が出ているのですが、株主に与える利益率と

しては他部門に比べ低いとの理由からです。また、プラスティック部門も売却す

るようです。一方でGEは水・風力などの環境部門や医療部門を戦略的に拡大す

る方針です。

またIBMは、パソコン部門を中国レノボに、ハードディスク・ストレージ部門

を日立に売却し、一方で会計グループのクーパーズからビジネスコンサル、シス

テム保守などの部門を買収しています。またソフトウェア開発も主力となってい

ます。90年代後半から2000年代前半に、このようにまさに大リストラクチ

ャリングを断行して、以前のハードウェア主力、大型コンピューター開発からそ

の中身をガラッと変えています。

両方に共通することは、事業リストラを戦略的に、事業ポートフォリオの再構築

という観点から行っていることです。そこには追い込まれてやむなくというマイ

ナスイメージはなく、前向きなスタンスが強く感じられます。そこでは株主から

の圧力という面も常に意識して決定しています。

□ 会社の名前は同じでも、中身は違う。

GE,IBMともアメリカを代表する世界的な企業ですが、リストラのレベルは

日本の一般の規模の会社でもここまではしないだろうというほどに、大胆に実行

しています。GE,IBMとも時代の潮流やニーズにあわせ、名前はずっと昔と

同じでも、中身はどんどん変わっているのです。それがどういう結果を株主にも

たらしているかというと、1981年からこれまで株価はGEが16.5倍、

IBMは6.7倍になっています。

株価が1981年の時と同じ日立や三菱重工との彼我の差は、大きいなんていう

レベルではないのです! 世の中の流れに合わせて柔軟に会社を変えていける、

大胆なリストラクチャリングを実行し続ける会社が利益を伸ばし続けられるとい

うことが、大いにうなづけるのではないでしょうか!

さぁー、来週は、利益を上げ続けられる会社すなわち株価や配当が上がっていく

と思える会社の5番目、すなわち「設備投資が少ない会社」についてお話します。

ぜひご期待ください!!

今週も最後まで読んでいただいて、大変ありがとうございます。ご質問、ご意見
大歓迎です!! どしどしお寄せください。

このメルマガは、株式編に入ってきています。来週以降も、中身の濃い情報をど
んどんご紹介していきますので お友だちやお知り合いにも教えてあげてくださ
いね。

それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの1週間が、すばらしい1週間に
なりますように!!

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