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2012/08/13 投信のコストが運用パフォーマンスに占める実態は・・・。

2012/08/13 投信のコストが運用パフォーマンスに占める実態は・・・。

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-投信のコストが運用パフォーマンスに占める実態は・・・。-
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Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役

講師プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとし
て、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供
する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資へ
の造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。
日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」
日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。

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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.209(2012.8.13)■

グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第209号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。

米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。

                                   
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■ メルマガ『資産運用』編

-投信のコストが運用パフォーマンスに占める実態は・・・。-

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日本の積極運用型(アクティブ型)株式投資信託のコストとリターン、さらに市
場リターンとの関係をみてみましょう。果たして、特に証券会社や銀行が盛んに
勧めるこのタイプの投資信託は、買うに値する商品なのでしょうか。

□ 日本のアクティブ型株式投信は、投資に値する金融商品か

日本のアクティブ型株式投信は、東証株価指数や日経平均に連動する投資信託で
はなく、企業を調査分析し、銘柄選択・売買して、これらの株価指数のパフォー
マンスを上回ろうとする積極運用型投資信託です。オープン型株式投資信託の多
くが、このアクティブ型株式投信となっていて、証券会社や銀行が勧める投資信
託のほとんどがこのタイプの投資信託といってよいでしょう。

果たして、日本のアクティブ型株式投信のコストを控除したリターンは、市場リ
ターンを上回るだけのパフォーマンスとなっているのでしょうか。日本のアクテ
ィブ型株式投信は、資産運用の対象として投資するに値する金融商品なのでしょ
うか。

□ アクティブ型株式投信のコストは驚くほど高い

ここで、コストを計算する上で、チャールズ・エリスが「敗者のゲーム」のなか
で、平均的なアクティブ(積極運用型)ファンドのコストを計算していますので、
これを援用します。(原著第5版、P22) 日本のアクティブ型株式投信も概ねこ
の程度と想定します。

ポートフォリオ回転率を100%として(ファンドマネージャが株を平均して12ヶ月
持ち続けることを意味する。米国の投信平均より若干長い)

・取引コスト(組入株式の売買手数料と売値買値の差、)が買いに1%、売りに
1%(市場平均にほぼ等しい)。
・アクティブ運用の投資顧問料1.25%

平均的なファンドの全コストは、取引コストと投資顧問料の合計3.25%としてい
ます。なお、ここでは含めませんが、エリスは、ここでファンドマネージャが無
理に売ろうとしたために一段と値を下げるケース(流動性の罠)の追加コストも
指摘しています。

これを日本のアクティブ型株式投信に当てはめて、前提の投資顧問料(信託報酬)
を1.5%(全投資信託の平均信託報酬)とし、あとは同じとすると、コストは3.5%
となります。また、平均保有期間を3年(実際はもう少し短い)として、販売手数
料3.15%を含めると、コストはさらに年あたり約1%プラスの4.5%となります。

見方を変え、日本の積極運用型株式投資信託は、企業年金連合会の国内株式期待
リターン5%を市場リターンと置くと、市場リターン5%のなかでは、コスト(3.5%
~4.5%)が7割から9割を占めるということになります。さらに超過リターン(た
とえば0.5%とする国債レートを引く)との関係では、ほとんどコストが占めてし
まいます(約8割から10割!)。

□ アクティブ型株式投信が長期に市場リターンを上回ることは非常に難しい

コストが3.5%~4.5%の日本のアクティブ型株式投信が、5%の市場リターンを
上回るためには、8.5%~9.5%以上のリターンを上げなければならないということ
になります。証券アナリストジャーナル8月号に「2000年代を通して存在するフ
ァンド(日本の積極運用型株式投資信託)について、有意にアルファを継続して
獲得しているファンドは皆無だった。」とあるように、市場リターンを上回るコ
スト控除後リターンを長い間上げることは極めてむずかしいということがわかり
ます。

□ 日本の投資信託は、他の様々なマイナス要因もコストに

日本の投資信託の場合、毎月分配を行なうタイプ、投資信託の資産額が減り続け
る投資信託、資産額が少ない投資信託が多く、おのおの運用パフォーマンスをマ
イナスにする要因が多くなっています。毎月分配型では、分配するために数日前
に現金化するため、一定の現金が運用に充当できず運用パフォーマンスにマイナ
スに働きます(キャッシュドラッグ-0.5%)。また、投信の解約、他の投信への
乗換えにより、組入れ資産を売却し続けると、さらに価格を一段と下げ(-0.5%)
運用パフォーマンスにマイナスに働きます。また、資産額が少ない投資信託の場
合、十分な分散が効かなくなったり、取引コストが高くなったりする(-0.5%)
ことがあり、これも運用パフォーマンスの足を引っ張ることになります。なお、
カッコ内の-0.5%は、私がおのおの、最低この程度は運用パフォーマンスをマイ
ナスに引っ張ると置いている率です。これらを先ほどの取引コスト、信託報酬に
加えれば、さらにコストは増えます。

□ 指数連動型投資信託(インデックスファンド)が賢明な選択

これらのことを考慮しますと、信託報酬などのコストが安い指数連動型投資信託
(インデックスファンド)を購入するのが、無難で安心できる金融商品というこ
とがいえるでしょう。インデックスファンドは、市場リターンを上げることを目
指し、販売手数料がゼロだったり、信託報酬が0.1%~0.7%程度で、組入れ資産
の取引コストも抑えられ、アクティブ型投資信託に比べ大幅にコストは低く、コ
ストが運用パフォーマンスの足を引っ張る度合いがかなり低くなっています。
長期間経たなければ、市場平均を上回ったかどうかがわからず、またほとんどが
上回る結果になっていないアクティブ型投資信託や毎月分配型投信などを購入す
るより、コストが軽いインデックスファンドを購入する方が賢明な選択といえる
でしょう。

いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読者
の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!

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■ 編集後記:
ロンドン・オリンピックはついに終幕となりました。男子・女子レスリング、
なでしこジャパン、女子バレー、ミドル級ボクシング、男子フェンシング団体、
女子アーチェリー団体、男子アーチェリー、男女競泳、女子卓球など、日頃の
大変な努力があってのすばらしい成果です。日本選手の活躍、一生懸命に戦っ
た姿は、大いに私たちに感動と勇気を与えてくれました。日本選手の実力は、
確実に底上げされてきています。また、そのフェアプレイ精神は世界に誇れる
ものです。ありがとう、選手の皆さん!!

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  30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益のみに
  目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金
  の健康管理をするホームドクターです。

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  産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベスト
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■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
           米国CFA協会認定証券アナリスト
           日本証券アナリスト協会検定会員
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