トップページ > メールマガジン > 2013/02/25 株式への理解度が低い企業経営者を投資家が鍛え直そう!

2013/02/25 株式への理解度が低い企業経営者を投資家が鍛え直そう!

2013/02/25 株式への理解度が低い企業経営者を投資家が鍛え直そう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□   毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.231(2013.2.25.)
■□
□■□               びとうファイナンシャルサービス(BFS)
■□■□                      http://www.bfsc.jp

-株式への理解度が低い企業経営者を投資家が鍛え直そう!-

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

======
お知らせ情報
======

☆第24回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を開催します!☆
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる!-

3月17日(日)15:00~17:00有楽町、帝劇ビル地下階で開催します。ぜひお越
しください。かならず役立ちます!

びとうファイナンシャルサービスが、日本の将来を鋭く見通して、お金の運用を
どうしたら間違いなくできるかをわかりやすくお話しする下記セミナーを開催し
ます。証券会社や銀行から完全独立の立場で、お客様にもっとも適した金融商品
やアドバイスを提供する弊社のセミナーは、お越しいただいた皆さまから大変好
評です。ぜひご参加ください!

大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなっています。
日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、自分でしっかりお金を
運用する必要があります。このセミナーで、他では絶対に聞けない、人生を安心
して過ごせる「正しいお金の運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいの
ない時間となることでしょう。

30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全
独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごす
ためのお金の運用法」をお話します!

-お話しする内容-
● なぜ日本だけに投資していてはダメか、海外投資の必要性とメリット
● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも
● 証券会社や銀行がいう通りにしては、必ず失敗する。
● よい金融商品とはどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。

日時:2013年3月17日(日)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階) 
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
~限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「3月17日セミナー参加希望」として、
お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
参加費: 1,000円(当日支払い)

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級
FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当
社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日
本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもた
びたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。

◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆

弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。次の
ようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・
資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気
軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。完全
予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386

◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆

☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp

☆★ 『毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!』 ★☆
最近のバックナンバーも掲載!登録はこちらから
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/

☆★ 平日毎日更新、1ヶ月2万PV以上の『書評ブログ』 ★☆
http://blog.goo.ne.jp/dreamct-1

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.231(2013.2.25)■

グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第231号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。

米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。

                                   
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ メルマガ『資産運用』編

-株式への理解度が低い企業経営者を投資家が鍛え直そう!-
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

日本経済新聞(2013年2月21日朝刊)の「大機小機」は「市場を変えるのが成長
戦略」というものでした。この論点は、日頃感じていることを代弁してくれてい
るようで、あらためて意を強くしました。

□ 大幅に低いリターンの日本株式市場と弱い機関投資家のリターン要求

主な論点は、安倍政権の3本の矢の成長戦略も大事だが、本当に必要なのは、
・・・株式市場の効率化だというのです。以下個別ポイントを紹介しましょう。

1.日本の株式市場には構造的な問題がある。日本企業のROEは6%程度、世界
は12%。

(注)ROE(株主資本利益率)は株主資本に対しての利益の割合(純利益/株主
資本)を表し、投資において鍵となる指標です。この数字が低い国は将来のリタ
ーンも低いといわれています。

2.日本株の低いリターンの一因は年金基金や運用会社など投資家サイドの要求
水準が低すぎることにある。「ものを言わない」投資家が企業経営の非効率を助
長し、ROEの低さに結びつく。・・・原因のひとつは出資者や債権者からの効率
化圧力が乏しいことだ。

3.年金基金などは、・・・適正なリスクをとって最大限に増やす責任があると
いう「受託者責任」を強く認識し、運用会社や投資作企業に高いリターンを求め
る必要がある。

4.我が国も、投資家サイドの制度的問題点を深く分析し、抜本的な株式市場改
革を行う必要がある。市場の構造を変えることが成長戦略だということを当局は
銘記すべきである。

投資家サイドが企業に高いリターンを求める行動が、日本では出てきません。な
ぜでしょう。私が考えるに、長い間に、運用担当者やアナリストがサラリーマン
化したり、親会社(企業との取引や持ち合いなどから)のしがらみなどから、動
きが鈍くなったりしている印象を強く受けます。また年金基金の責任者が役所の
天下りで全くの素人だったりすることもあり、企業へのアプローチ(圧力)の面
で空洞化しているのでは、と強い危惧を感じます。それらは全て低いリターンと
いう形で我々に響いてきます。

一方で、機関投資家が企業の株式資本への理解度や株式の構造的問題点について
コメントした非常に興味深いレポートがありますので、こちらも紹介しましょう。
これは、経済産業省の委託調査で野村資本市場研究所が作成した「我が国の個人
金融資産の資産運用高度化のための調査」報告書-2012.2.の「ヒアリング調査概
要」です。

□ 機関投資家がホンネでいう企業の株式への低い理解度や株主構造の問題点

この「ヒアリング調査概要」には、機関投資家が見る企業への目線のコメントが、
匿名で出ています。いわば、普段表立って言えない本音が出ているといってもよ
い述懐です。ここにいくつか紹介します。

1.米国で企業経営の最重要指標である資本コストの概念をきちんと理解してい
る日本の経営者はせいぜい3割くらいではないか。日本の経営者の半分位くらいは、
「資本コスト=配当」と思っている。

(注)資本コストは、投資家側からは必要投資利回りで、平たく言うと「配当利
回り+投資元本上昇率」で、会社にとっては投資家側が要求するリターンが資本コ
ストとなります。

2.多くの企業はROE(株主資本利益率)の重要性を認識できていない。

3.日本では、経営者が投資家をばくち打ちと思っており、信用していない。逆
に投資家も経営者を信用していない。それゆえ、株主と経営者のあいだでほとん
ど対話ができていない。日本では、株価に関心を持っている経営者が少ない。

4.株式の持ち合いは日本市場の問題である。株式の持ち合いがあるから、機関
投資家や外人投資家が反対しても、株主総会で議案が通ってしまう。

この持ち合いについては、買収防衛策とともに、私も大きな問題だと思っていま
す。日本の企業は、買収防衛策や持ち合いで、周りにがっちりした柵を作り、「
来ないで結構」と言っているようなものです。こうなると、会社を評価して資本
を提供する投資家からいい情報やアドバイスが入ってこなくなり、グローバルス
タンダードから遅れ、経営能力は弛緩し周りが見えなくなり、競争に負けるとい
う負のスパイラルに入ります。現状の日本企業は、まさにその咎を被っていると
いってもよいでしょう。

□ 我々個人が企業に高いリターンを要求する役割はとてつもなく大きい

いやはや、日本企業の株式への理解度、株主への目線はお寒いこと、この上なし
と感じませんか。経営者が、企業経営の最重要指標であるROE(株主資本利益)
や資本コストについて、正しく認識できていないというのです。これは、本当に
驚くべきことです。また株の持ち合いや買収防衛策など、本来の投資家の株主権
を蝕む悪しき仕組みは、早急に是正しなくてはいけません。そして、なんといっ
ても、企業経営者の株主への目線や株式資本への認識を改善していけるのは、ま
さに投資家の声です。機関投資家も外人投資家ももちろんしかりですが、我々が
消費者として日本の製品やサービスを世界一の水準にしたように、日本の株式市
場をよくする上でも、最終株主、草の根投資家である我々個人が、企業に株主へ
の目線や株式資本への認識の改善を促し、高いリターンを要求する役割は、非常
に大きいものがあるでしょう。

いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読者
の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!

メルマガ登録はこちらから!
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/

このメルマガへの率直なご感想・忌憚のないご意見もお待ちしています!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 編集後記:

日銀総裁人事が、いよいよ動き出しました。新聞紙上では、政府はアジア開発銀
行総裁の黒田旧大蔵省元財務官が日銀総裁に、学習院大学教授の岩田規久男氏、
日銀理事の中曽氏が副総裁を起用するとのことです。マーケットは好感し、本日
6時過ぎに1円30銭も円が急落し、一時94.70円まで下げました。日経平均もTPP交
渉参加も好感し、200円以上の大幅高を演じています。総裁が元大蔵省出身という
ところが引っかかりますが、落ち着くところに落ち着いたというところでしょう。
安倍政権の支持率は直近70%まで上昇しているそうです。相変わらずアベノミク
ス効果が続いていますが、ややフィーバー気味の印象もあります。安倍政権の政
策の実際の成果を冷静に評価するスタンスが重要になってきます。

===================================

皆さまだけの利益を考えるFP・資産運用アドバイザー

BFS びとうファイナンシャルサービス http://www.bfsc.jp

===================================
■ びとうファイナンシャルサービスは、皆さまの目標や夢の実現のため、
  30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益のみに
  目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金
  の健康管理をするホームドクターです。

■ びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立したFP・資
  産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベスト
  の金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心して人生を過
  ごしていただく資産運用をご案内しています。

  お問い合わせはこちら→
  https://secure70.chicappa.jp/~weblike.jp-bfsc/inquiry.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ おすすめメルマガのお知らせ 

社会保険労務士小田一哉さんの365日毎日更新のメルマガをご紹介します。
会社員としての勤務経験や社会保険労務士としての日々の仕事を通じて、「仕
事の本質」を考えていくメルマガで、わたしたちが日々の仕事をしていく上で
とても参考になります。

「目先」にとらわれず、「長期の視点」で「仕事の本質」を考えていく、真面
目で硬派のメルマガです。購読申し込みは、こちらからぜひどうぞ!
http://www.mag2.com/m/0000230023.html

小田一哉さんのプロフィール
http://ameblo.jp/oda-sr/theme2-10006799554.html

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ メルマガ名     『毎週3分で、資産運用の成功に導くメルマガ!』

■ 発行人サイト    http://www.bfsc.jp/

■ 発行人       びとうファイナンシャルサービス(株)
           投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
           米国CFA協会認定証券アナリスト
           日本証券アナリスト協会検定会員
           1級ファイナンシャルプランニング技能士
           日本FP協会CFP認定者

■ ご意見・ご感想   info@bfsc.jp
※ このメールは、お名刺の交換や弊社への資料請求、また弊社のメルマガ登
録をされた方へ、お役に立てる情報をご提供させて頂く事を目的としています。
メルマガの配信停止をご希望の方は、大変お手数ですが、このメールへの返信
または、info@bfsc.jp まで、「不要」とご記入のうえお送りください。
(重要事項)
・内容については、万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあ
りません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、発行人
は一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
断でなさるようにお願いいたします。
・メール本文・データ等の著作権は、発行人に帰属します。
・本メルマガの内容を引用する際は、出典を明記してください。

Copyright (C) 2013 Bito Financial Service, Co., Ltd. All Rights Reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

びとうファイナンシャルサービス(株)

〒105-0022
東京都港区海岸1-2-20
汐留ビルディング3階 リージャス内
Tel: 03-6721-8386
Fax: 050-3156-1072
Mail: info@bfsc.jp

ホームページ制作,杉並区高円寺,ノーブルウェブ