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2013/06/24 企業の現金はいざという時のために置いておくべきか

2013/06/24 企業の現金はいざという時のために置いておくべきか

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-企業の現金はいざという時のために置いておくべきか。-
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講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
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米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級
FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当
社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日
本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもた
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グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第246号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。

米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。

                                   
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■ メルマガ『資産運用』編

-企業の現金はいざという時のために置いておくべきか。-

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私、尾藤も会員の日本証券アナリスト協会の機関誌「証券アナリスト・ジャー
ナル」6月号に、「日本企業の現金」についての論考がありました。この「企業
の現金」は、私たち投資家にとっては、大変なくせもので、必ずしも現金がたく
さんあれば、その会社はよい投資先ということにはならないのです。われわれ
投資家が、企業が抱える現金を株式投資という観点からどう見るべきか、企業
の現状を踏まえてみて見ましょう。

□ 企業が抱える現金は、史上最高水準に。

2013年3月には、日本企業の現金は225兆円まで積み上がっています。この額は、
実にGDPの47%に相当します。このように企業が現金を積み上げる動機には、
キャッシュフローの不確実性への備え、いいかえれば、いざという時お金がな
くて困らないように、ということがあります。特に、リーマンショック後、企
業の現金志向は強くなっています。しかしながら、この経営者の姿勢が投資し
た株主にとってよいことなのか。必ずしもそうではないのです。

□ 現金は利益を生まない。

調査によれば、現金を積み上げた企業ほど、利益率の上昇が弱くなるという結
果が出ています。その背景には、現金があることに安住して、経営の規律が緩
むということがあげられます。また、現金のまま置いておいても、何の利益も
生みません。上げた利益を再投資という形で利益の再生産に投入しないのです
から、必要のないお金です。

経営者は、そこがわかっていません。そもそも、その現金は株主のものですか
ら、果たして現金で置いておくことが株主にとってよいことなのか、利息も生
まないで置いておくより、株主に返すべきではないかと考えるべきです。現金
で置いたままにしている経営者は、きっと、その現金は会社すなわち自分たち
のものと誤解しているのです。

□ 現金が多い会社は、株主還元が薄い。

リーマンショック後、日本企業は株主還元を抑え、現金保有を増やす傾向にあ
ります。現金保有が高い企業は配当水準が低くなっていて、リーマンショック
後の現金保有は、投資家からまったく評価されていません。投資家はリーマン
ショック後の日本企業の現金保有を過剰ととらえ、経営者による過剰投資や現
金の搾取の可能性を危惧しているのです。

□ 現金が有効活用されないと、株主にさまざまなデメリットが。

株主のものである企業の現金が有効に活用されないと、株主にとってさまざま
なデメリットがあります。

・企業が現金でおいておくだけでは、利息収入も極めて少なく、まるで株主か
ら預かっているお金を会社の一存でタンス預金にしているようなものです。そ
れだったら、株主はもっと他のことに使いたいので、返してくれと要求するで
しょう。

・現金を積み上げて安心できるのは、経営者だけです。多額の現金を持ったま
までは、経営者が何に投資したらいいかの判断能力が鈍るということもありま
す。

・資金が必要かつ戦略的な設備投資に投入されないため、企業の競争力が落ち
てくるでしょう。

・現金が積みあがったままだと、利益率の上昇が弱くなるので、本来可能な企
業の成長が損なわれるということになります。したがって、株価の上昇も抑え
られることになるのです。

・また、配当や自社株買いに回さず、株主還元に前向きでないため、この面で
も株価にマイナスに影響します。

・現金のままでは、社会にお金が循環しません。

□ 使わない現金は、どんどん株主に返すべき

経営者は、会社においておく現金は株主のものであり、有効に活用しなければ
ならないという意識を強く持つべきです。そして、会社においておく現金は、
極力最低限におさえ、残りの現金は自社株買いや配当金で株主に還元するべき
なのです。こうして、株主が会社に提供している資本が効率的に活用され、株
主資本利益率(ROE)を高め、高い投資利回りを提供することになるのです。
投資する側も、このような観点から、投資対象として会社を選んでいくと、よ
い会社がきっと見つかることでしょう。

いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読
者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきま
す。ご期待ください!
それでは、皆さん、今週も充実した1週間でありますように!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてくださいね。
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このメルマガへの率直なご感想・忌憚のないご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

来週は、まるまる1週間、米国ワシントンD.C.から南西150キロにあるヴァ
ージニア州シャーロットビルに行ってまいります。私が保有するグローバルス
タンダードの資産運用・証券分析のアナリスト資格、CFA(Chartered
Financial Analystの略)の本部がある静かな町で、米国建国の父、トマス・
ジェファーソンの生誕地です。この地を訪れるのは、今年で5年目となります。
成田からワシントンまで直行便で13時間の長旅ですが、気をつけて行ってまい
ります。

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皆さまだけの利益を考えるFP・資産運用アドバイザー

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  30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益のみに
  目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金
  の健康管理をするホームドクターです。

■ びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立したFP・資
  産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベスト
  の金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心して人生を過
  ごしていただく資産運用をご案内しています。

  お問い合わせはこちら→
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           投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
           米国CFA協会認定証券アナリスト
           日本証券アナリスト協会検定会員
           1級ファイナンシャルプランニング技能士
           日本FP協会CFP認定者

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