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2013/12/09 公募増資規制緩和の本当のメリットはなにか

2013/12/09 公募増資規制緩和の本当のメリットはなにか

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-公募増資規制緩和の本当のメリットはなにか-

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グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第265号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
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このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!!

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
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米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
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-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
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■ メルマガ『資産運用』編

-公募増資規制緩和の本当のメリットはなにか-

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金融庁は、2014年にも公募増資規制を緩和し、増資発表から新株の価格決定ま
で1~2週間空ける義務を撤廃し、増資発表と同時に価格を決定できるようにす
るとのことです。この規制緩和は、増資発表直後に見られた投機的な株売りを
防ぎ、株主に大きな損失が出るのを防ぐ効果があるとしています。果たしてそ
うでしょうか。この規制緩和の本当の効果について、考えて見ましょう。

□ 1~2週間空ける義務を撤廃しても、株価は下がる。

確かに従来であれば公募発表後1~2週間空けて公募価格が決定するため、発行
株数が多い公募増資の場合、1株利益の希薄化を伴いますから、公募価格が時価
より安く決まるだろうと、いち早く空売りを仕掛けるヘッジファンドや自己売
買ディーラーはいるでしょう。そして、安くなった株価を基準に公募価格が決
まります。ただし、公募増資発行株数の増加による1株利益の希薄化率と同じ
程度の下落であれば、それは自然な価格形成でおかしなことはありません。
また、この空売りにより希薄化率より大きく下落して公募価格が決まったとし
ても、その後希薄化率より下げた分は戻るでしょう。発行会社や証券会社にと
っては安く決まるので困ることですが、あらたに公募株を買う投資家には安く
買えるということになります。

従来の規制で増資発表後1~2週間の間に起きるであろう空売りはなんらおかし
いものではなく、通常の株取引です。増資公表前に空売りをかけていたら、こ
れはインサイダー取引としてもちろん違法です。

□ 問題は、1株利益の大幅な希薄化を伴う公募増資を行うこと

なぜ株価が下がるかといいますと、大幅な1株利益の希薄化を伴う増資を行うか
らです。20%、30%も発行株数が増えるような増資をやれば、株価が下がるの
は当たり前です。したがって、今度の規制緩和で、この株価の下げを少なくし
ようとしてもそれは無理で、株主に大きな損失が出るのを防ぐことはできませ
ん。

□ この規制緩和で期待できること

今回の規制緩和で期待できること、あるいは最大のポイントといえるのは、増
資発表と同時に公募価格を決めることができ、それが標準的な値決め方法とな
りますと、大幅な1株利益の希薄化を伴う公募増資はできにくくなることです。
なぜかといいますと、公募価格は発表時の時価を基準に決まりますから、増資
規模が大きく大幅な1株利益の希薄化を起こす場合、その後時価は大幅に下がり、
発表時の時価を基準に決めた公募価格が時価より高くなるリスクがあり、公募
株が売れなくなってしまうからです。したがって、20%30%も1株利益の希薄化
を伴うような公募増資はできにくくなるわけです。まさか証券会社も、希薄化
率を基準に、20%も30%の下の価格では公募価格を決められないでしょう。今
回の規制緩和は、増資発表後の空売りを防ぐというより、1株利益の大幅な希薄
化を伴う公募増資をしにくくする効果があるのです。公募増資の適正な希薄化
率は5%未満です。20%、30%も株が増えるような増資は、無茶というものです。
今回の公募増資規制の緩和を契機に、発行会社や証券会社は、この方式を標準
的に活用し、適正規模の公募増資に努めてもらいたいものです。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、メル
マガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信して
いきます。ご期待ください!
それでは、皆さん、今週も充実した1週間でありますように!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてくださいね。
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■ 編集後記:
秘密保護法案が参議院で可決成立しましたが、それまでに至る国会でのどたば
たぶりを見ていますと、どうも役者が芝居をしているようで仕方がありません
でした。与党が多数で可決成立することは間違いないわけですから、あとは可
決成立を少し遅らすだけの効果しかありません。以前の自民党が過半数の政権
の時代にプレイバックしたようです。

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投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
1級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会CFP認定者

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