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2014/06/23 公的年金運用GPIFの改革の余地はきわめて大きい

2014/06/23 公的年金運用GPIFの改革の余地はきわめて大きい

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-公的年金運用GPIFの改革の余地はきわめて大きい。-


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来週は筆者尾藤峰男が海外出張のため、休刊とさせていただきます。
7月7日号をお楽しみに!


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ンペーン中です。また、最初の15分だけ、Youtubeの日経CNBC公式
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Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定
会員、1級FP技能士の4つの最高難度の資格を持つ唯一の日本人。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融
資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資
への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへの
コメント多数。TV東京・日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始
めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。


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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.290(2014.6.23)■


グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際
資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊
メールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第290号となりました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その
成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融
機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に
立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを
教えて!』に答えるメルマガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
る世界最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト
資格を有しています。その資格管理団体である米国CFA協会は、次の
ようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとや
っても得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわた
り理解できる能力を持っていることを証明するものである。

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■ メルマガ『資産運用』編


-公的年金運用GPIFの改革の余地はきわめて大きい。-


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このところGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の日本株式買付
拡大への期待感もあり、市場は底堅い動きになっています。また安倍首
相も株価に関心があるらしく、株が上昇するよう意識した発言が多くなっ
ています。麻生財務大臣はGPIFに買ってもらって日本株を上げようとし
きりにいっていますが、15年~20年前に自民党の大物政治家がまったく
同じように発言していたのを思い出します。120兆円を抱える世界最大の
機関投資家といわれているGPIFですが、どうもそれを取り巻く周囲は危
うい感を禁じ得ません。またGPIF自体も120兆円を抱える世界最大の機
関投資家としての存在感は薄いといってよいでしょう。


□ 政治家や役人の株への認識は、前近代的もいいところ。

政治家の株への認識は「株で一儲け」「相場は作れる」的な発想があり、
政府の管轄下にある公的年金運用機関には政府が口を挟むことができ、
しかも巨額の資金をもっているのだから、そこが買いを入れれば相場は
上がるというような、短絡的発想がいつも付きまとっているようです。しか
しこれは違います。どんな巨額の運用機関でも相場は作れません。一時
的に作れたとしても維持は不可能で、いずれ均衡点に戻ります。あるいは
無用な変動を生み出し、市場リスクを高くしかねません。

また役人はリスクに対して極端に神経質で、国民の大事な資金を減らし
てはいけない、株はリスクが高いとして、国債に過重に配分してきました。
株式投資に対する認識が旧来のままという感が否めません。現在の基本
ポートフォリオは、日本債券60%(+-8%)、日本株12%(+-6%)、外国債
券11%(+-5%)、外国株12%(+-5%)です。その前に比べ日本債券の比
率が7%減り、内外株式の比率が20%から24%に増えたのは良しとします
が、内外債券の比率は依然71%とかなり高い状態です。


□ 120兆円の年金積立金は、リスクをもっと取れる。

GPIFが持つ120兆円の資金は、すぐに年金として払いだされる資金では
なく、20年、30年の投資の時間軸が持てる資金です。逆に言うと、これか
らの高齢化社会を見据えると、その長期の時間軸を有効に活用し、資産
を増やさなければならないわけです。その資金をいまだ依然70%以上債
券に置いているということは、今後年金の支給額は減り、支給開始は先
延ばしが見込まれる中で、時間を無駄に費やしているといってもおかしく
ありません。20年、30年の時間軸であれば、株式を大幅に増やし、さらに
は国際分散投資を積極的に進めるべきなのです。たとえば以下のような
資産配分が考えられます。

日本債券 20%
日本株 20%
外国債券 10%
外国株 45%
現金 5%


これにより株式比率は65%、債券比率は30%となります。現在のポート
フォリオとは真逆の比率です。超長期の時間軸が取れるのですから、こ
の程度の株式比率にしないと、とてもではありませんが将来の年金支払
いが心配です。ちなみにこの比率を書いた後、たまたまカリフォルニア教
職員年金(Calpers)の運用資産比率を調べてみました。

株式 66.4%
債券 17%
現金 4.4%
不動産/インフラ 9.8%
インフレ対応資産 3.3%
絶対リターン型 1.8%

このとおり株式が相当部分を占めているのです。ちょうど私が書いた比率
と近い水準です。さらに債券は極めて少なく、それを埋め合わせる形で、
分散効果が出て収益率が高い多様な資産を保有しています。

□ GPIFには、外人を含め、外部のプロをもっと入れるべき

巨額の資金を運用している割には、GPIFには運用のプロが少なく、しかも
極めて少人数のオペレーションです。したがって外部の信託銀行にアウト
ソーシングして、しかもインデックス運用で価格インパクトは与えず、マー
ケットにおいては見えない巨人のような存在です。もっと外人を含め外部
のプロを取り込み、GPIF自らが巨大な運用機関になるくらいの気概を持
ってほしいものです。そして企業統治、株主還元などの提言や企業への
働きかけをするのです。そのくらいの大きな目標の実現に向けスピード感
を持ってひた走らないと、世界の名だたる機関投資家の姿が、米粒のよ
うに遠くに見える状況は変わらないでしょう。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、メル
マガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信して
いきます。ご期待ください!
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■ 編集後記:

サッカーワールドカップ。連日激戦が繰り広げられています。決勝トーナ
メントに行くために、まさにサバイバルゲームの様相です。強豪スペイン、
イギリスが2敗し、早くも戦線離脱。両国の国民もさぞ落胆していることで
しょう。日本チームは自力優勝がなくなり、しかも第3戦は強豪コロンビア。
とにかく4年間鍛えてきた力を全部出して、勝ちをもぎ取ってほしいものです。

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■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
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