2015/12/07 東芝の「虚偽会計」問題は、少額の課徴金で幕引きへ
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-東芝の「虚偽会計」問題は、少額の課徴金で幕引きへ-
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東芝の虚偽会計問題の課徴金が73.7億円となるとのこと。これでもIHI
(旧石川島播磨重工)が2008年に支払った16億円を大幅に上回るとのこ
と。しかしながら、東芝の歴代経営陣が損失の先送りを繰り返した利益
の修正額は、7年で総額2248億円にのぼったのです。また、東芝株価は
不祥事の発覚直前の今年4月初め500円から現在は300円に4割も下落し、
時価総額は8500億円も減ったのです。それらを考えると、この金額はあ
まりにも少ないという感を強く持ちます。
□ 東芝のこの不祥事に対する対処姿勢に、大いに問題がある
この問題が起きる以前、私は「東芝は地味な会社だが、着実に事業を進
め、なかなかいい会社だ。」と正直なところ見ていました。ところが内
部通報による発覚で、この巨額の利益修正に陥りました。その後の過程
では、この不祥事発覚前に取締役だった室町現社長や社外取締役ら3人が
新体制の取締役に留任となり、東芝の改革姿勢に大いに疑問が残る形に
なっています。また、過去の情報開示姿勢にも、大いに首を傾げざるを
得ない点が出ました。子会社の米原子力大手ウェスティングハウス1156
億円の減損損失計上を公表していなかったことが明らかになり、東証の
指摘を受け、やっと公表しました。付け加えれば、深夜の資料発表、土
曜日の決算発表を強行し、記者のひんしゅくも買っていました。
□ 東芝には「ほとぼりが冷めれば、いずれ収まる」という姿勢が見える
東芝といえば、社会の公器ともいえるほどの日本を代表する大企業。こ
うした不祥事にも、それなりの行動や姿勢を見せてほしいものですが、
どうも今まで見ていると、「厚顔の公家」のような印象です。どんなに
非難を受けても受け流して、いずれ収まるのをじっと待つという態度で
す。不祥事の真っ最中もテレビCMを流し続け、それへの疑問の声が出る
と「社員の士気の面もある」と理由にならない理由を室町社長はいって
いました。テレビCMは、不祥事で世間を騒がせている間は当然自粛すべ
きでした。これでは、かえって東芝への嫌悪感を抱かせることになりか
ねません。
これら一連の東芝の対処行動をみると、企業防衛に重点が行き、経営陣
の責任の重大性の認識、徹底的な改革への意識に欠如が見られるといわ
ざるを得ません。このあたりは、長年培われた企業カルチャーによると
ころと判断されます。とすると、残念ながらそれは簡単には変わらない
ということでしょう。
□ この手の不祥事が2度と起きないようにするためには
カネボウの粉飾決算、IHIの不正会計、オリンパスの損失隠し、三菱電機
の防衛省過大請求そして今回の東芝虚偽会計と、日本企業の不祥事が定
例のように続きますが、投資家側からは、いい加減にしてほしいという
のが実感です。ところが、今のままでは、こういう企業による不祥事は
今後も続くと見ておくべきでしょう。われわれは、日本企業への投資に
一層慎重になる必要があります。より厳しく企業を見なければ、一挙に
4割も株価が下がる痛い目を見るのです。こういったことが、投資家保護
の観点からも2度と起きないようにしてほしいものです。
では、こういった企業の不祥事が二度と起きないようにするにはどうし
たらいいか。そのためには、一罰百戒、他の企業が、同じことをやった
ら自分の会社も大変なことになると思わせるような、厳しい罰則制度を
設けるべきです。これまでの課徴金の最高額が16億円、巨額の損失隠し
をしたオリンパスは7億円、そして今回の東芝は73.7億円。その額が膨
らんだほとんどは、損失隠しをした期間に個人向け社債3000億円を発行
した分の2%超が上乗せされたことによります。それがなければ、IHIや
オリンパスと同じ程度だったのです。さらに「経営陣主導と認定するの
は難しい」として、刑事告発は難しい模様です。
一方で米国。今年JPモルガンに対する住宅抵当証券不当販売による課徴
金が1兆数千億円、日本では巨額の損失隠しでも7億円で済んだあのオリ
ンパスが起こした、2015年3月期に米国での医師への過剰接待の罰金に
対する引当金は539億円と桁が違います。そして、2015年3月期決算は、
この引当金のため赤字となりました。
この程度の日本の課徴金の額では、一罰百戒になるどころか、他の日本
企業には「この程度?」という受けとめ方になってしまう危惧を感じま
す。東芝にしても、すでに84億円を引き当て、払うものを払って痛くも
かゆくもないというような額です。2度とこのような不祥事が起きないよ
うにするためには、東芝の虚偽会計の場合、損失を隠した分2248億円を
課徴金にする程度のことを実行しないといけません。こうしなければ、
いつまでたっても、日本企業の不祥事は続くことでしょう。そしてさら
に恐ろしいことは、日本企業の競争力が劣化していくことです。罰則制
度の大幅な強化が喫緊に求められます。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
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■ 編集後記:
東芝問題は後味悪いですね。東芝の姿勢からは、残念ながらよくなる気
配が感じられません。これからしばらくは貝の蓋を閉じたようにじっと
して、ほとぼりが冷めたらそーっと顔をのぞかせるような気持ちでいる
のでしょうか。こういった企業に投資して怪我をするのは投資家です。
まだ今後もこの類の不祥事が続くとみて不思議ではない中、われわれ投
資家は厳しく企業を選別しなければなりません。
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