2009/11/16 投資信託で、これだけはやってはいけない!No.6-広告を見て、投資信託を買う
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このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその
成功へのステップを、CFA&CFPのびとう@BFSがわかりやすくお話していき
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用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早
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■ 投資信託で、これだけはやってはいけない!!
No.6-広告を見て、投資信託を買う
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このメルマガは、投資信託編となりました。皆さんの資産形成にとって投資信
託は大変有力な金融商品ですから、ぜひこのメルマガで勉強してくださいね。
さて、今週は「投資信託で、これだけはやってはいけない!!」シリーズの第
5回としまして、「広告を見て、投資信託を買う」ことを、お話したいと思いま
す。
これも、皆さんが普通にやっていることではないでしょうか。また、こういう
人もいることでしょう。「広告見なければ、どうやって自分でいいと思う投資信
託が選べるの?」確かに、自動車や家電製品、あるいは化粧品・食品などの広
告は、新しい製品や商品ができたということを知る上で、大変便利な情報ですね。
それは、果たして「投資信託」にも当てはまるのでしょうか。これまで、この
メルマガを読んできた読者の皆さんには、もうすでに正解を知っている人も、
大変多いことでしょう。そうなのです。「当てはまらない」のです。
□ 広告は、売りたい商品を宣伝するためのもの
このことは、だれでもわかることですね。広告・宣伝費を払って広告を出すのは、
売りたい商品を告知するためです。新車、新型デジカメ、新ドリンク、新化粧
品などの情報は、確かに買う側も知りたい情報です。興味津々の情報でもある
でしょう。広告主のスポンサーも、技術がアップし性能がよくなった新しい製
品を、世の中にいち早く知らしめ、売り上げ拡大を図りたいというもっともな
理由があるわけです。
では、「投資信託」はどうでしょう?上のような製品と同じように、投資信託
の販売会社は新しい商品を消費者に告知して、買ってもらうために広告を出す
のですね。それ自体は、何もおかしいことはありません。当たり前のマーケテ
ィング活動です。そこで焦点を当てるべきところは、その広告が買う側にとっ
て、役に立つ情報かどうかということです。
□ 投資信託の広告は、利用者にとって役に立つ情報ではない
新車、新型デジカメ、新ドリンク、新化粧品などは、確かに消費者も知りたい
情報ですし、確かに品質が向上して使い勝手もよくなっていることでしょう。
また値段も性能比では安くなっているかもしれません。
しかしながら、こと「投資信託」に限っては、残念ながら広告は消費者にとっ
て毒にはなるけれども薬にはならないものなのです。よほど注意する必要があ
るわけです。
なぜでしょうか?
□ 買ってはいけない「新しい投資信託」が広告に出るから
このシリーズNo.2でお話した「新しい投資信託を買う」ことは、「やっては
いけない」ことでしたね。一方、銀行や証券会社が広告で知らしめたいことと
いったら、ほとんどが「新しい投資信託」の情報です。新しい投資信託をなぜ
買ってはいけないかは、メルマガNo.63をバックナンバーで読んでください。
ということは、新聞やインターネットで広告として出てくる「投資信託」の情
報は、見る必要のない情報なのです。自動車や家電製品、あるいは化粧品・食
品などの広告とは、かなり違う性格のものなのです。
□ 広告に出てくる投資信託は、売る側においしい商品
特に家電や化粧品などの広告を見ていると感じるのは、紹介する製品がもっと
も値段の高いものが多いということですね。冷蔵庫やエアコン、薄型テレビな
どなど・・・。それだけマージンが取れる商品なのでしょう。しかし、そのあ
たりは消費者も賢いもので、新製品は値段が割引になりにくいし、価格帯も下
のものがいくらでもあるということは、日常のこととしてわかっていることで
す。
しかし、投資信託の場合は、広告に出ているそのものしか、選択肢がありませ
ん。あるいは、こういってもいいかもしれません。この広告を見て、同種のも
っと安い投資信託を探そうという行動は取らない人がほとんどということです。
広告を見て選ぼうとすれば、広告を出す側にとって実入りのいい、そのものを
対象に買うかどうかの検討をするというわけです。そして、おそらくその投資
信託は、家電や化粧品などの広告で出てくるもっとも値段の高いものと同じレ
ベルの高さのものでしょう。
わたしは、投資信託の広告がすべてこうだというつもりはありません。しかし、
95%以上の投資信託の広告は、そうでしょう。であれば、5%のそうでない
投資信託を見つけるのに、広告など見ている必要はないのです。
□ 広告を見るときは、雰囲気に飲まれやすく、肝心なところは見落とす
「投資信託」の広告となりますと、一般の商品の広告を見るときと話が違って
きます。消費者は、とたんに見方があいまいになってくるのです。これからは
中国の時代だとか、ブラジルがオリンピック開催国になればオリンピック需要
がすごいとかで、「やれ中国昇竜ファンドだ、リオカーニバルファンドだ」と
でも名打って新しい投資信託のきらびやかな広告が出ると、「うん、そうだな。
ちょっと問い合わせてみるか」と、うまく銀行・証券会社の思惑に乗ってしま
うのです。
そして、この「なんとなく」で買ってしまい、下のほうに小さく書いてある高
い「手数料」は見ないまま・・・。たくさんの人が、一般の商品と投資信託の
広告を同じような見方で見ているのではないでしょうか?そして、それは投資
信託の場合、とても危険なことなのです。
ここで、結論です。「広告を見て投資信託を買うのは、やめましょう!!」
今週のメルマガはいかがでしたか?感想・意見などお聞かせいただければ大変
うれしいです。投資信託編は、まだ始まったばかりです。これからも、もっと
皆さんが知らない、それでいながらどうしても知っておくべき投資信託のお話
をしていきます。
どうぞお楽しみに!!
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このメルマガは、投資信託編、債券編、資産運用編、ライフプラン編など中身
の濃い情報をご紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげ
てくださいね。
それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの一週間が、すばらしい一週間
になりますように!
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編集後記:
このところ、日本株の不振が目立ちますね。やや異常というくらいに、投資へ
の関心が薄れている気がします。それは、なぜか?おそらく大きな問題は、企
業が株主のほうを見ていないということがあると思います。全発行株数の30%
もの新規株式を発行する企業や金融機関。こういう会社の厚顔にはあきれます。
既存株主のことを考えていない。株の希薄化がものすごい割合になるにもかか
わらず、です。証券会社のセールスもすごいのでしょう。おそらくこれからも、
もっと出てくることでしょう。こういう市場は、ますます様子見を決め込むこ
とになるわけです。
一番大事なことは、買う側すなわち皆さんですが、こういう会社を受け入れな
いという態度を明確に示すことです。ということは、こういう会社の株は買わ
ないということです。
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