2021/07/26 投資とは、資本を投下すること
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-投資とは、資本を投下すること-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの
最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。
この週刊メールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第465号となりま
した。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
の成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当
のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
ぜひ、ご期待ください!!
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認
定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。金融
機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提
供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日
本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄
稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いま
こそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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-投資とは、資本を投下すること-
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投資という言葉は、身近な言葉ですが、どうもその意味が、株で利益を
上げる、財産を作るための方法というような受け止め方がほとんどです。
そこで、今週は、この「投資」とは、実は何を意味するかを、じっくり
と見てみましょう。その見方により、資産形成の成否にも、大きくかか
わってくることがわかります。
□ 「投資」を、株式などで利益を上げる手段と見ることがほとんど
世にいう「投資」とは、株に投資して、上がったら適当な時期に売って
利益を上げる、という見方がいわば常識といってもよいでしょう。新聞、
メディアでも株価の値動きに重点がおかれ、比較的短期の動向に情報が
偏りがちです。いわば表層に重点が置かれ、深層があまり見られないと
いえるのではないでしょうか。そうなると、私たちも知らず知らずのう
ちに、目先の動きに目が行くようになります。
□ 本来は「資本を投下すること」
「投資」という言葉はよくできていて、昔の人はうまく表したものだと、
感心します。投資とは、「資本を投下すること」と見たら、いかがでしょ
う。まさに、そうです。そして、資本を投下する人は「投資家」。しかし、
その「投資家」も、いまでは、何でもかんでも株をやる人は「投資家」
といわれている状況です。「投資家」の実際の意味合いは「資本を投下す
る人」と解釈するほうが、妥当でしょう。
□ 「資本を投下する」ということは、どういう意味か
「資本を投下する」という言葉は、私は大変かっこいい言葉と感じてし
まうのですが、まさにここに投資の「真髄」が隠されているのでしょう。
すなわち、投資家が会社に資本を提供し、会社はそれを有効に使い、会
社を成長させる。その資本は返す必要がないお金で、その見返りに、会
社の一部を保有し、応分の利益を受け取る。これが本来の「投資」です。
ここには、目先の値動きを追い、利食いしたり、信用取引で短期売買し
たりする姿は、見えて来ません。
□ 「資本投下」の王道が、資産運用成功の近道
投資するということは、経済に非常に重要な意味を持っています。企業
を選別して、悪い会社から資金を引き揚げ、いい会社に資金を供給し、
経済成長を後押しする役割を果たします。そして、いい会社に投資して
いれば、株価が上がり、投資成果は大きいものになります。このように
見た場合、どうしても、投資の時間軸は、短くても5年先程度まで、見
据えなければなりません。バフェットがいうように、10年、20年、この
会社は成長し続けるかと見るスタンスが、もっとも投資成果が上がるや
り方といってよいでしょう。
こう見てくると、最初に投資する際に、どういう会社を選び、どのよう
な時間軸で臨むかというようなスタンスが、ほぼその後の投資成果を決
めるといってよいでしょう。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
メルマガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報
を発信していきます。ご期待ください!
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■ 編集後記:
東京オリンピックが開幕しました。57年ぶりの日本でのオリンピック。
ここに至る道のりは、昨年来まさにいばらの道でしたが、その間の選手
の気持ちは如何ばかりだったかと、あらためて彼ら、彼女らの活躍する
姿を見て、感じてしまいます。こういった選手を見ていると、私たち自
身も元気づけられます。当分来ないであろう、この機会に、お茶の間桟
敷で日本選手を力いっぱい応援しましょう!
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