2010/09/20 債券の格付けを巡るお話 No.3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.117(2010.9.20) ■□ □■□ びとうファイナンシャルサービス(BFS) ■□■□ http://www.bfsc.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グローバルスタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格 CFPをもつ資産運用アドバイザーの尾藤 峰男です。このメールマガジンは、 おかげさまで第117号となりました。ご愛読いただき感謝しています。 --------------------------------――― ==== 新着情報 ==== ☆★『びとうファイナンシャルサービス公式ブログ』配信開始しました!!☆★ これまでの書評ブログ同様、ご愛読よろしくお願いいたします!! 完全独立のFP・資産運用アドバイザーがお金の運用を取り巻くテーマの視点・ 論点をお届けします。これから日本はどうなる?どう資産を運用したらいいのか? キーとなるポイントは?皆さんにとって役立つ情報を随時配信します。ご期待く ださい!! 下記画面右のバナーボタン「読者になる」から読者登録よろしくお願いします!! <a href=" http://ameblo.jp/bitofinancialservice/『びとうファイナンシャル サービス公式ブログ』</a> ☆★☆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービス開始のご案内☆★☆ このたび弊社は、皆様のために『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービス を提供させていただくことにいたしました。次のようなことでお困りの方、お 悩みの方に的確なアドバイスをさせていただきます。ぜひお気軽にご利用くだ さい。 ● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。 ● お金はほとんどが、利息のほとんどつかない定期預金においてある。 ● いまの運用のやり方でほんとうにいいか、自信がない。 ● 株や投資信託で大損した…。 ● 銀行や証券会社に訊いても、うまくいかない。 ● 銀行や証券会社から、高い手数料の商品ばかり勧められ、信用できない。 ● お金の運用を誰に訊いたらいいか、わからない。 ● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。 ● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、しっかり殖やしたい。 ● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたら いいかわからない。 『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール予定 毎週水曜日 18:30~ 毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~ なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。 完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。 E-mail: info@bfsc.jp Tel: 03-6721-8386 「今こそはじめよう 外国株投資入門」(日本経済新聞出版社)好評発売中!! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532354250/bfsbookintro-22/ref=nosim 日経マネー11月号(9月21日発売)「中国株特集」巻頭で取り上げられる 「はじめての中国個別株投資座談会」に参加! 日経マネーDIGITAL-CFA流「さんない」投資塾に登場! http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/a00h/105971/ =================================== このメルマガでは、大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかり その成功へのステップを毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!CFA& CFPの尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。 ぜひ、ご期待ください!! このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運 用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、紹 介してあげてくださいね。 メルマガの最後には、質問コーナーもあります。ご質問は無料ですので、お気 軽に日ごろのお金についての疑問や悩みを尋ねてみませんか? ─────────────────────────────────── ■ メルマガ『債券』編 ―債券の格付けを巡るお話―No.3 ─────────────────────────────────── このメルマガは、『株式』編、『投資信託』編と続き、第3弾として、『債券』 編となっています。このメルマガのタイトルにあるように、このメルマガを毎 週読めば、資産運用の成功に導いていくということをきっと実感できることで しょう。どの金融機関にも属さず、どの運用会社にも気を使う必要はない、完 全独立のファイナンシャル・プランナーだから書けることがあります。これか らも、『本当はどうなのよ?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガに していきます。どうぞご期待ください!! これまで格付けについて何回かお話していますが、今週は格付けの問題点、皆 さんの注目度が高い日本国債の格付けについて、お話しましょう。 □ 格付けは見直されるが、あまりに急で大幅だと困るのです! 皆さん、何十兆円もの格付けが、突然大きく格下げになったら、どう思います? それも最上級のAAAから投資不適格のダブルBになってしまったら・・・。 トリプルAは以前にムーディーズの格付けを使い、次のように定義しました。 -信用力が高く、信用リスクが最小限であると判断される債務に対する格付け トリプルAは、何年持っていても安心して枕を高くして眠れる格付けです。これ をもっていて元本が返ってくるか心配する人は、まず、いません。 ところが、実際にそれは起こったのです。アメリカで2009年3月世界二大 格付け会社のスタンダード&プアーズは、住宅ローン債権4450億ドル(約 40兆円)から組成された住宅抵当証券をAAA(トリプルA)からBB(ダブルB、 投資不適格)に大幅に格下げしました。 また2009年2月、ムーディーズは、アメリカ商業用不動産抵当証券3000 億ドル(約26兆円)について、Aaa(トリプルA)からBa(ダブルB、投資不適 格)に見直すと発表しました。これにより、債券価格は暴落し、数パーセントだ った利回りは20%まで急激に上がりました。 一般の人は、こういう場合どう対処したらいいのでしょう。「トリプルAの債券 を買ったのに、こんなはずではなかった。」多くの善良な市民はそう思うでし ょう。本当は、こんなことが起きるはずがないのです。ところが、起きた!も うこれは、運転していて、対向車が真昼間、まっすぐの道路のセンターライン を飛び越えて突っ込んできた車に正面衝突した交通事故としかいえません。要 するにどんなに慎重であっても、防ぎ得なかったということです。 □ 格付け会社も間違う。 格下げをした時の格付け会社のコメントは、経済情勢や不動産市場の急速な悪 化を上げていますが、本当にそれだけで、突然、最上級の格付けから投資不適 格の格付けに変更になるというのは、まともに受け取ることはできません。 なぜこうなるかといいますと、格付け会社のいわゆる横並び意識あるいは「と なりはどうしてる?」という横にらみ意識が根底にあると思います。おのおの の格付け会社はけっしてそんなことは言いません。むしろあたかも他に格付け 会社がないように、われわれはわれわれ自身の分析と判断の元に行っていると いいます。しかし、一般の人はそうは捉えるべきではありません。 格付け自体も、不動産債権の証券化による抵当証券を格付けしますので、何百 もの不動産債権を分析するのは不可能で、債券を組成した証券会社からの資料 やレポートを元に彼らの意見を参考に、あるいは鵜呑みにして、いわゆる「十 杷一絡げ」で格付けし、あとは同じような抵当証券は前の格付けを踏襲したと いうところでしょう。 今回のアメリカのサブプライム問題に端を発する抵当証券市場の崩壊には、格 付け会社の責任が大きく取り上げられました。それにしても、トリプルAの債券 が突然ダブルBになってしまうのでは、たまったものではありません。 さて、次は、いよいよ日本(国債)の格付けについてです。 □ 日本国債の格付けは格下げの見通し スタンダード&プアーズは2010年1月、日本国債の格付け見通しをネガテ ィブ(格付けが下がる可能性あり)に変更しました。なお、このコメントは、 現在の格付けはAAですが、今後一段階下がりAA-か、二段階下がるとA+になる という可能性を発表したのです。 ちなみに2000年には日本国債の格付けは最上級のAAAだったのが、2002 年にはAA-まで下がり、小泉政権の誕生で財政再建路線を取ったために、20 07年にはAAまで戻ったのですが、それがまた逆戻りするかそれ以下になる可 能性が出てきたということです。 小生が考えるに、格下げは早晩(おそらく数ヶ月以内)行われ、その幅は一段階 (AA-)かあるいは二段階(A+)になる可能性も否定できないのではないかと思 います。なお、ダブルAはムーディーズの定義によりますと、信用力が高く、信 用リスクが極めて低いと判断される債務に対する格付けとされています。 上のアメリカ不動産抵当証券の突然の大幅な格下げの例あるいは今年4月にギリ シャの格付けをスタンダード&プアーズがBBB+から投資不適格のBB+まで一気に 三段階格下げした例にあるように、今後の日本国債への格付け機関の格付けは、 大変注目されるところです。その意味では、格付け機関がいまのようなコメント を発表している時に、それを参考に対応することは賢明な選択です。ただし、皆 さんにお伝えしておきますが、いつも格付け機関の格付けを見て対応すればいい んだと思ってはいけません。格付け機関の格付けも、現実に起こったあとは、市 場の動きに対し後追いです。ギリシャの格下げがいい例です。債券価格が暴落し た後、4月に格下げを発表するというようなアクションが、もっとも対応が必要 な時に起きるのです。 したがって、皆さんは起きてほしくないことが起きる前に事前に対応する、ある いは現在格付け機関が警告を発している時に対応するという姿勢が大変大切なの です。 格付けについては、このあたりでひと段落としましょう。 今週のメルマガ、いかがでしたか。 さて、来週は、債券の種類として、外債についてお話します。為替のリスクにま ず目が行きますが、そのほかにもさまざまな注意すべき点、押さえておくべき点 などがありますよ。 では、次回をお楽しみに!! =================================================================== びとう@BFSへのお気軽質問コーナー: 資産運用や株式投資の日ごろの疑問やお悩みを、聞いてみませんか? 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