2025/7/22 米国株が最高値更新、あの急落は何だった?
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-米国株が最高値更新中、あの急落は何だった?-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第560号となりました。
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-米国株が最高値更新中、あの急落は何だった?-
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参議院選挙で自民党大敗のあと、、日本の株価は意外にもしっかりで始まりましたが、政治は株式市場には、あまり関係ないということでしょうか。それにしても、米国株式市場は、4月の急落が何だったの?というくらい、堅調です。そこで、その前後を振り返り、改めて、我々は株式投資にどう臨むべきかを見てみましょう。なお、4月の急落の最中に、日経新聞に私がコメントしていますので、そのコメントも引用していきます。
□ かねて周知のトランプ関税で、マーケットは急落
トランプは、大統領選の期間中に、大幅な関税をかけると主張していて、それは周知の事実でしたが、実際に発表されると、マーケットは急落、米国主要三指数は、直近高値(NYダウ1/30、S&P500 2/19、ナスダック 12/16)から、いずれも安値を付けた4月8日にNYダウが-16.1%、S&P500が-18.9%、ナスダック-24.3%の大幅下げとなりました。日経平均も、1月7日の直近高値から4月7日には-22.3%の下落。ちなみに日経平均の最高値(2024/7/11)からは-26.3%でした。
これには、誰でも驚くでしょう。しかしながら、ここでうろたえてはいけません。私は、4月12日付日経新聞朝刊で、次のようにコメントしています。「こういう時に、5年、10年先を見据えるべき。目先の急落は、長期で資産運用する投資家には関係ない。」「トランプの相互関税は、川に投げられた石のようなもので、一時的には影響は広がるが、すぐにまた経済は流れ、正常化する。」
□ 急落の底から反転、マーケットは急上昇で最高値更新
さて、その後、株式市場は、トランプのトランペット吹きに次第に慣れ、TACO(Trump always chickens out. トランプはいつもしり込みする)との言葉まで飛び出るようになり、あれよあれよと、急落からたったの2か月半で、米国株は最高値更新となったのです!米国主要3指数は、今回の急落時の安値からNYダウが7月3日+19.1%、S&P500は6月27日に最高値を更新、直近安値から+23.9%、ナスダック指数に至っては直近安値から+32.8%と、こちらも最高値更新、急上昇したのです。なお、日経平均は、4月の安値から直近の高値(6/30)まで30%上昇しています。ここで付け加えておきますと、下がった分を戻すときの上げ幅は、その下げ幅より、大きくなります
私は、この急落時の日経記事で、次のようにコメントしています。
「人が貪欲になっているときは恐れ、人が恐れているときに貪欲になれ」とのバフェットの言葉を引用し、「今はバーゲンセールで買い場と捉えるべきだと考えている。」要は、株価が20%下がれば、2割安で買え、しかも同じ金額で、下がる前の株数より25%も株数が多く買えるのです。そして、今回は2か月半で戻りました。
□ 株式投資は、時間軸が大事
さて、私は、ここで、数か月の株価の動きを取り上げて、20%、30%上げ下げしたことをお話していますが、これを見ていると、株式投資はこわいものだと感じてしまう人も多いでしょう。「あー、やってないでよかった」と思う人もいるかもしれません。メディアは、マイナスのニュースのほうが視聴率や注目度があがるので、こういうとき目立つトーンで流します。しかし、実は、我々にとっては、この上げ下げはまったく関係ないのです。なぜなら、我々は人生の時間軸で、株式投資に臨んでいるからです。「そんな悠長なことを言っていられるか」と感じる人は多いでしょう。「おれは、今もうけがほしいんだ。」しかし、そういう人が、このような急落の時に財産を失います。
バフェットは言っています。「10年持つつもりでなければ、10分も持つな。」「投資は、株価を買うのではなく、会社を買う。」「潮が引いたときに、誰が裸で泳いでいたかがわかる。」どの言葉も、今回のような急落時に、肝に銘ずべき言葉です。
いかがでしたか、今週のメルマガ。このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。また率直なご感想・ご意見もお待ちしています!
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■ 編集後記:
今回の参議院選自民党大敗は、なるべくしてなったという感が強いです。あれだけ政治資金の不正流用問題が取り上げられた中で、自民党は、根本的な解決策を出してなく、国民から見ると、うやむやのまま幕引きとなった感が強いです。自民党内でも、閉塞感を感じている人は多いでしょう。もう自民党に任せておいても埒が行かないとなり、国民民主党や参政党のフレッシュな党に票が行ったと見えます。これで日本がよくなるとはまだとても思えませんが、「国民は今の政治にノーと言って動いた」という選挙だったのでしょう。
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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