2026/5/25 うかうかしていられない、インフレ時代が到来!その対処法は?
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-うかうかしていられない、インフレ時代が到来!その対処法は?-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第580号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
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-うかうかしていられない、インフレ時代が到来!その対処法は?-
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個人の金融資産に占める現預金の割合は、2025年に初めて50%を割り、47.9%になりましたが、この下落には、相対的な株高による影響が出ていて、現預金自体の金額は増えています。一方で、原油高、円安、原材料高などで、物価の上げ圧力は強くなっていて、政府の補助金が外れれば、さらに物価の上昇カーブは、大きくなっていくことでしょう。こうしたなかで、実は、実質賃金、実質年金額は下がっているのです。このような時期に、我々個人は、どう対処したらいいか、これは、今のような時期だからこそ、大変重要な問題です。このあたりを今週はじっくりと見てみましょう。
□ 個人の現・預金は、依然増加傾向
2025年末の家計の金融資産残高は2351兆円と前年比+5.4%となりました。株高や新NISA拡大、円安による外貨建て資産額の増加が寄与し、現預金が全体に占める割合は47.9%と、初めて50%を割りました。しかし金額ベースでは、1126兆円(+0.7%)と依然増加傾向となっています。
□ 金利は急上昇
さて、今度は金利状況を見てみましょう。10年物国債の流通利回りは、じわじわどころではなく、上げ基調を強めています。昨年末の1.8%が、5月半ばには2.8%を付けました。これは、実に29年ぶりの水準です。
□ 一方で、預金金利は低いまま
最新の普通預金金利は0.3%程度、1年もの定期金利は0.4%程度。上昇スピードは極めて遅いです。まして、自宅のタンス預金はゼロ。ましてや、今のご時世では大変危険。
□ 実質賃金は、マイナス!
勤労者の実質賃金は、前年比マイナス0.5%。給料は上がったと思っても、実質の手取りは減っているのです!実質賃金の算定に使う25年度の消費者物価上昇率は+3.0%。この物価上昇率に、名目賃金の伸び2.5%は負けたということです。さらに年金。マクロ経済スライドで、実質年金の伸びもマイナス。これは、物価が3%上がっても0.9%(スライド調整率)引かれ、年金額は2.1%しか増えないことになり、物価上昇を埋め合わせられず、実質年金額は減ることを意味します。
□ 現預金は、いまや危険資産!
われわれは、長い間デフレ状態の中で生きてきましたので、預金やタンス預金に置いていても、どうということはないという感覚が染みついていますが、これは、これからは危険なのです。たとえば、銀行預金に0.5%程度で5年置いておき、物価がその間3%で上がっていくと、100万円の実質価値は88万円になります。たとえ、元本が5年後102.5万円になっても、102.5万円に増えたのではなく、12万円も実質価値は減るのです。
□ 物価が上がっていても、その上昇は抑えられている
実は、政府の補助金で、この物価上昇でも、物価は抑えられています。たとえば、ガソリン価格を170円程度に抑える、電気ガス料金を値引き、低所得家庭、子育て支援などは、すべて暫定措置なのです。これらを合計すると、0.8~0.9%物価を抑えている計算になります。ということは、現在の物価上昇(2025年度3.0%)は、それでも抑えられていて、これらの補助金が外れれば、物価は4%、5%と大きく上昇することにもなりかねません。このあたりは、我々は大いに警戒しなくてはならないのです。
□ デフレに慣れていた意識は、早急に払しょくすべき
依然として我々は、30年にもわたる低金利に慣れていて、お金の実質価値というものに鈍感になっている危険があります。預金(ましてやタンス預金)にしていては、お金の価値は守られないという意識を強く持つ必要があります。そして、お金に働いてもらって、むしろ実質価値を高める努力をしなければなりません。そのために、我々びとうファイナンシャルサービスはしっかりとお手伝いをします。ぜひ、びとうファイナンシャルサービスにお問い合わせください!
いかがでしたか、今週のメルマガ。このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。また率直なご感想・ご意見もお待ちしています!
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■ 編集後記:
円が再び159円/ドル台に戻りました。4月30日、連休の間隙を縫って、政府・日銀は、不意打ちのように円買い介入をしましたが、これまでのところ、まったく効果はなかった形です。介入額は5兆円と言われ、160円台から155円台半ばまで、円高となりましたが、先週末は159円25銭。介入前の160円が目前です。政府・日銀は、そろそろ「介入に効果がない」とわかるべきです。相変わらず官の意識で、為替は動かせると考えているのですが、逆に為替介入は「政府が負ける」と認識すべきなのです。マーケットは、為替介入に慣れ、逆に「円売り、ドル買い」のポジションで立ち向かい、利益を取ろうとするようになっています。川に石を投げ込んでも、流れは変えられません。
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
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