2008/10/06 利益を伸ばし続けられる会社No.3-会社が活性化している、いつも活性化するよう努めている会社
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■ 利益を伸ばし続けられる会社-No.3
-会社が活性化している、いつも活性化するよう努めている会社-
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このタイトル-「利益を伸ばし続けられる会社」は、前回までのメルマガ-No.
11、12、13でお話した10倍銘柄を選ぶ上で、どういう会社がそれに該当
するかということをご紹介するものです。今回はその第3弾-会社が活性化し
ている、いつも活性化するよう努めている会社-です。
それでは、早速はじめましょう!
□ 会社が活性化していないと、どうなる?
「活性化していない」というのは、抽象的なことばですので、どういう状態を
いうのか少し具体的にしておいたほうがいいでしょう。いわば人間の体でいえ
ば、血液の流れが滞り、経営や組織が動脈硬化の兆候を示しているということ
です。そこでその現象や原因をここで具体的にお話しましょう。
まず活性化していない組織の特徴は、以下のような現象や状態が見られます。
・ 上意下達の縦型組織
・ 官僚主義で、いわゆるエリートといわれる社員が幅を利かす
・ 会議が長く、結論が出ない。
・ 会議で発言する人は決まっていて、発言しない社員が大多数
・ 上の指示を待つ、ヒラメ社員が多い。
・ 横にらみが多く、足の引っ張り合いをする。
・ 力を出し切らず、適当なところでやめる。
・ 防御的な「でも、しか」社員が多い。
組織や会社がこうなりますと、必然的に事業は、旧来の商慣習や社会システム
構造に依存し、新たな製品や市場を開拓するフロンティア精神が欠如してきま
す。経営タイプとしては、公共投資依存型、既得権益確保型となってきます。
こういうところでは、談合がはびこりやすく、データ改ざん、偽装などの病弊
が症状として発症しやすい環境となります。
ちょうどさきほど、西松建設の社員が海外から裏金1億円を不正に持ち込み、
副社長が事情聴取を受けるというニュースが入りましたが、これなどが当ては
まります。また、石原産業のように、汚染物質の不法投棄、データ改ざん虚偽
報告が繰り返されていることなども、症状としてはそのものです。
□ なぜ活性化することが必要なの?
上のような不祥事は極端な例ですが、このような症状は多かれ少なかれどの会
社でも出るものです。
会社は、人で成り立っているわけでして、それがすべてです。そしてその人が
活性化しているということは、会社という体の血液が酸素をたくさん含んで、
体の新陳代謝が大変いい状態をいいます。会社が健康体ということですね。そ
ういう中では、考え方はクリエイティブになり、大胆な発想ができ、攻めの姿
勢を取れ、未知の市場を切り開いていこうフロンティア・スピリットあふれる
ものになってくるということです。
現在のIBMは、20年前のIBMとはガラッと変わっています。PC販売はやめ、大
型コンピューターも縮小し、ハードディスク部門も売り飛ばし、いまでは、ハ
ードはほとんど作っていないといってよいほど、ソフト開発や外部の業務受託
などで収益の大半を上げる会社に変わっています。GEも創業来の照明部門やプ
ラスティック部門の売却を決めています。名前は残っても、中身はどんどん変
わっているのです。
日本の会社も、最近ずいぶん変わってきてはいるのですが、日立・三菱重工な
どは、何でも抱え込む傾向が強い体質を持っているといえます。そうしますと、
なかなか業績の反転というものができにくく、将来の成長が見えにくくなって
くるわけです。
□ 活性化に努めている会社はどんな会社?
経済・金融情勢のあおりを受けて、さすがのGEもやや苦戦していますが、この
会社はすごい会社です。まさに、「利益を伸ばし続けられる会社」です。
・1899年~連続配当
・32年連続増配
・1956年~トリプルA
・ダウ平均採用銘柄 1896年~
・フォーチュン誌
「過去10年間のうち、世界で最も称賛される企業第1位が6回」
GEは、あらゆる手段を使い、32万人いる社員の活性化に最大の力点を置いて
います。大事な項目としては、好奇心あふれ、情熱あり、明確でわかりやすく、
チームワークを大事に、オープンでエネルギッシュというようなところです。
このようなことで上司も部下から評価され、上位10%をどんどん登用し下位
10%は辞めてもらうという人事システムになっています。ですから、会議で
発言しない社員は出席する必要なしというように、はっきりしていて、人柄が
いいなどということは一切評価されず、結果を出す人間がすべてという実力主
義が徹底しています。
日本の企業風土からは、ここまで徹底している会社を見つけるのはなかなか難
しいのですが、あえていえばホンダがそれに近いといえるでしょうか。
時代を超えて利益を伸ばし続ける会社とは、このように会社が活性化していて、
活性化することにいつも努めている会社ということがお分かりいただけました
でしょうか。
さぁー、来週は、利益を上げ続けられる会社すなわち株価や配当が上がってい
くと思える会社の4番目、すなわち「大胆なリストラクチャリングをあらゆる
レベルで実行する会社」についてお話します。面白い会社が沢山ありますから、
ぜひご期待ください!!
今週も最後まで読んでいただいて、大変ありがとうございます。ご質問、ご意見
大歓迎です!! どしどしお寄せください。
このメルマガは、株式編に入ってきています。来週以降も、中身の濃い情報をど
んどんご紹介していきますので お友だちやお知り合いにも教えてあげてくださ
いね。
それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの1週間が、すばらしい1週間に
なりますように!!
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