2013/02/18 投信の短期解約は、資産運用を失敗にいざなう
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-投信の短期解約は、資産運用を失敗にいざなう-
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30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全
独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごす
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● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも。
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● よい金融商品とはどういうものか。
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日時:2013年3月17日(日)15:00~17:00
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~限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「3月17日セミナー参加希望」として、
お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
参加費: 1,000円(当日支払い)
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級
FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当
社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日
本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもた
びたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。
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● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
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資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気
軽にご利用ください。
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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.230(2013.2.18)■
グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第230号となりました。
このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!!
私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。
米国CFA協会では、このようにいっています。
-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。
-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。
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■ メルマガ『資産運用』編
-投信の短期解約は、資産運用を失敗にいざなう-
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数日前、日経に「投信の保有期間が2.3年になった」との記事がありました。
2年、3年前には2.8年でしたから、さらに半年も短くなったのです。果たして
これで、資産運用といえるでしょうか。
□ 投信が短期解約される理由
投信の平均保有期間が2.3年ということは、投信を買った人は平均して2.3年しか
持たなかったということです。平均保有期間ですから、短い人はもっと短くなり
ます。逆に10年も同じ投信を持っている人は、珍しいといえるかもしれません。
米国でも平均保有期間は4年ということですから、日本は異様に短いといってよ
いでしょう。
どうして、こういう状態になるのでしょう。投信を買う人が、そもそも利益が上
がってくると売りたくなる衝動に駆られるということもあるでしょう。こういう
人は、そもそも投信によって短期で儲けようという動機がある人です。
しかし、私は「投信を平均して2.3年しか持たない理由」はもっと別の大きな要
因があり、証券会社や銀行が、頻繁な乗り換えを勧めるからと見ています。ここ
に二つの投信があります。
対象となる投資信託 販売手数料 信託報酬
野村新興国消費株投信 3.625% 1.995%
野村グローバル・ハイイールド投信 4.2% 1.72%
上の投信は2009年7月設定時に800億円を集めました。一方で、下の投信は2010
年8月設定時に7000億円集めています。そのとき、上の投信の残高は100億円程
度しかありませんでした。残高800億円が1年で100億円に急減したのです。
これは、どういうことでしょう。間違いなく、このとき証券会社が下の投信へ
の乗り換えを強く勧めたのです。利益はほんの少しは出ていたと推察されます。
ところで、このように1年で他の投信に乗り換えた時に支払う手数料はどの程度
になるでしょう。このケースでは、上の投信の販売手数料3.625%+1年間の信託
報酬1.995%+下の投信の販売手数料4.2%の合計9.82%にもなります。1年で約
10%の手数料を払っているのです。
これが、証券会社や銀行が強く投信の乗り換えを勧める背景です。日本の投信
の保有期間が2.3年という背景には、証券会社や銀行の「手数料稼ぎ」があると
言ってよいでしょう。こういう場合に、購入した側の利益がちょっと、という
ケースは十分考えられます。上のケースでは、10%の手数料を証券会社に払っ
て、自分の取り分は1~2%程度ということも考えられます。
□ 短期解約をすると、元本の大幅増加の芽を摘んでしまう。
短期で解約して5%や10%の利益を取り、御の字と思うと、資産運用では大間違
いです。短期で解約すると、利益を取れる時もあれば損するときもあるという
ことになり、総体では大して利益が上がらない、あるいは損ということが多く
なってしまいます。証券会社が勧める投信の場合、販売手数料が3%、4%、信
託報酬(運用管理費用)が1.5~2%と高くなり、コスト負けします。2年や3年
で売買してしまうと、手数料で10%近くも払って、儲けはほんの少し、あるい
は結果として損となり、しっかり儲かるのは証券会社だけ、ということになり
ます。
そして、いい投信を10年、20年と長く持てば、2倍にも3倍にもなる芽を、短期
解約で摘んでしまうのです。これはあまりにももったいないことです。
□ 一つの投資信託を持ち続ける
投資信託は、10年は最低持ち続けてもらいたいものです。なぜならば、投資
信託を買う場合には、その投資信託が上がりそうだから、その投資信託のテー
マ(新興国消費関連株とかエマージングハイイールド債券ファンド)が儲かり
そうだから、面白そうなテーマだから、買うのではないのです。たくさんの皆
さんがそのような買い方をしていて、それがなぜおかしいの?と感じる人もい
るでしょう。
むしろ、こう考えるべきです。自分はこれから、このレベルのリスクをとって
この程度のリターンを上げたい、いつまでにこの程度の財産を作りたいから、
どのように分散投資をしたらいいか、エマージング株式は何%?先進国株式は?
日本株はどの程度入れるか、株と債券の比率はどの程度にするか、国内と海外
の比率は?これが大事な資産配分です。
ここまできて、はじめて具体的な投資信託の選択に入っていきます。
いかがでしょう。単発で買って儲けようというスタンスとは、ずいぶん違うで
しょう。投資信託を、このようにポートフォリオをつくるための道具と考えま
すと、2年、3年で売る、あるいはこの投信で儲かっているから利益を確定し
ようとは考えなくなり、全体の利益はどうなのかという考え方を取れるように
なるのです。
こうしないと本来の資産運用はできませんし、取れる利益も取れない、将来
2倍、3倍という大きな利益を得る大切な機会を失ってしまうことになります。
証券会社のセールス・トークに乗り、つい投信を乗り換えてしまうような投信
の買い方はしないで、ぜひここでお話したような考え方で、投信を上手に活用
してほしいものです。
いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読
者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきま
す。ご期待ください!
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■ 編集後記:
ロシアに落ちた隕石の迫力は、すごかったですね。空の彼方から姿を現し、ぴ
かっと閃光を発し、辺りが異様な明るさになった!爆風でガラスが割れた。ま
さに映画を観るようなシーンでした。自然というより、宇宙エネルギーの凄さ
を感じました。これを見ると、ほんのちょっと宇宙の活動を垣間見た気がしま
す。一方で人間なんて、ほんの小さな存在ということを実感します。犠牲者が
いなかったのは、本当に幸いでした。
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の健康管理をするホームドクターです。
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