2014/05/19 年初からの日本株のへたり込みようは何が原因か?
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-年初からの日本株のへたり込みようは何が原因か?-
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緊急特報
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世界最高の投資家ウォーレン・バフェットの株主総会の報告会を開催!!!
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弊社代表、尾藤 峰男が、5月3日、米国ネブラスカ州オマハで開催された
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会に参加
しました。
バフェットはこの株主総会をWoodstock of Capitalists(投資家のウッドス
トック)といっているだけあり、それはすばらしいものでした。普段は静かな
町のコンベンションセンターに、世界中から4万人の株主が集まり、半日を
かけ、バフェットが株主の質問に丁寧に答えます。これら多くの質問にバフ
ェットがどう答えるかは、世界中の投資家が注目しているものです。
このバフェットの株主総会の状況やバフェットの発言を、この報告会で皆さ
んにくわしくビジュアルに、ビビッドにお話します。バフェットの投資哲学、成
功の秘訣についても、じっくりお話しします。きっと投資の成功の大きなヒン
トを得られることでしょう。投資家でしたら、お守りに絶対にほしい貴重なプ
レゼント(バフェット総会に関連するもの)も抽選であります。人数に限りが
ありますので、お早めに申し込みください。
「バフェットの株主総会-報告会」
日時:2014年5月24日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室(日比谷帝劇ビル地下1階)
カンファレンスルーム4
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
参加費: 3,000円(当日支払い、弊社のお客様は無料)
申し込みは、下記メールまたは電話にて「5月24日バフェット報告会、
参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
講師:
尾藤 峰男, CFA,CFP,CMA
びとうファイナンシャルサービス代表取締役
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お知らせ情報
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◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆
弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。
次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていた
だきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。
資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立
のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別
相談」をお気軽にご利用ください。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせくだ
さい。
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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.285(2014.5.19)■
グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際
資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊
メールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第285号となりました。
このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、
『債券』編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合
いや友人の方にも、ぜひ紹介してあげてください。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その
成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融
機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に
立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを
教えて!』に答えるメルマガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!!
私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
る世界最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト
資格を有しています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさ
ん提供していきます。
米国CFA協会では、このようにいっています。
-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとや
っても得ることができない心の安心を顧客にもたらす。
-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわた
り理解できる能力を持っていることを証明するものである。
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■ メルマガ『資産運用』編
-年初からの日本株のへたり込みようは何が原因か?-
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このところ、日本株の下落が目立ちます。ニューヨークダウが一時最高値
を更新し、欧州市場も堅調です。インドやブラジルなど新興国市場は急速
に勢いを取り戻しています。年初来のニューヨークダウは先週末まで-0.5%
とほぼ横ばい、新興国株価指数は+2.7%、日経平均は-13.5%と、日本株
の低調ぶりが際立ちます。出来高も1月から直近で35%も減少しました。
このような状況になっている原因はどういったところにあるのでしょう。これ
にはさまざまな要因が横たわっているのです。ここで、私が考える3点を紹
介します。
□ アベノミクス第3の矢がいまだ放たれず。
いわゆる成長戦略といわれるアベノミクス第3の矢は、いまだ放たれてい
ません。これまで放たれた第1の矢、第2の矢は大胆な金融緩和政策をぶ
ち上げるアドバルーン効果であり、大規模な公共投資の従来踏襲政策で、
やろうと思えばすぐ出来る期待先行型の政策といえます。しかし第3の矢
は、「本当に出来るのか」具体的な実行が求められる政策です。その核と
なるのが規制緩和。これまでどの政権も達成できなかった既得権益がが
っちり守る岩盤規制の見直しです。いまだ具体的に実現したものはなく、
市場は、市場が求める規制緩和の実現はむずかしいと見ているのです。
それが現在の株式市場の停滞につながっているのです。外人もここに来
て急速に日本株への買いの手を弱め、売り越しに転じている模様です。
投資資金は堅調な欧米市場や立ち直りつつある新興国市場に向いてい
ます。
□ 過去の失敗を生かせない企業経営
巨額の赤字を出し、ようやく危機を脱したパナソニックが打ち出した再生
戦略は、ふたたび売上げ拡大の従来踏襲型の戦略です。これでは、いま
までと何も変わりません。利益が伴わなければ企業は存続不可能であり、
売上げ拡大のため巨額の設備投資に失敗した過去の轍を踏み、経営判
断を誤ることになってしまいます。ここで大事なことは、大胆な事業ポート
フォリオの見直し、利益、キャッシュフローを生み出す経営への転換です。
またソニーはテレビ事業に固執し今期も赤字見通しを出し市場の失望を
買いました。抜本的なリバイバルプランはまだ出ないままです。いまや企
業DNAとして、大胆な手段を打たない現状踏襲型が埋め込まれてしまっ
たかのようです。こういう過去の失敗を生かせない企業経営への失望感
が、株の買いの手を引っ込める重要な要因といえるでしょう。また好調な
決算を発表した企業が、軒並み今期の利益見通しを慎重に出し、市場の
期待感に水を指しています。トヨタのトップは今期減益予想を「意志のある
踊り場」といっていますが、企業経営は利益成長が基本であるのに、日本
のトップ企業のトップが決算発表の晴れ舞台で、減益見通しを「高らかに」
発表するのはいかがなものかと思います。
□ 株主還元は、いまだ不十分
増配や自社株買いを打ち出す企業がここに来て増えてきましたが、まだ
まだ不十分です。その規模は米国の数十分の一と、桁が違います。米国
企業と日本企業では、株主還元のスタンスが根本的に違います。米国企
業は、「利益をオーナーに返す」というスタンスですが、日本企業の場合、
「配当を株主に与える」というスタンスといってよいでしょう。この意識は、
ぜひ直すべきポイントです。また配当や自社株買いの継続性やコミットメ
ントが大いに疑問です。配当金は毎年上がったり、下がったり。業績連動
型といえば聞こえがいいですが、まず配当ありき、増配ありきというスタン
スを取る企業は、日本ではまれです。十分な配当や増配、自社株買いを
するために、利益をなんとしても上げるというしっかりとした立ち位置が見
えません。こういうところから、経営が緩いふんどしをはいた、マンネリ経営
へとつながるのです。ROEを意識した経営、最重要政策として一貫した配
当政策、自社株買いへの取り組み、資本コストへの正しい理解など、経営
者に求められる課題は山ほどあるといってよいでしょう。
以上3点ほど挙げましたが、いずれも小手先で解決できる問題ではなく、
根本的な構造改革を伴うものです。これらの問題に対する解決策や改善
策が出され、その道筋が見え実行に移されて初めて、株式市場はしっかり
と持続可能な上昇軌道に乗ることでしょう。それまではお手並み拝見と、
高みの見物を決め込んでいたほうがよさそうです。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、メル
マガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信して
いきます。ご期待ください!
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■ 編集後記:
当メルマガ、冒頭ご案内の「バフェットの株主総会-報告会」が今週末となり
ました。本日日経で、丸々1ページのバフェット総会ルポが掲載されています。
いまや世界中で注目の「投資家のウッドストック」となっています。株主総会
や過去のバフェットの発言や行動の一つ一つが、投資の成功に導くばかり
ではなく、人間としてこうあるべきという言葉やアクションの数々です。不肖
私も、バフェットから学んだことは数知れません。きっと皆さんもバフェットか
ら学び取ることは多いでしょう。ぜひお越しください。
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