2014/08/11 株の持ち合いは、止めさせるべき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.295(2014.8.11)
■□
□■□ びとうファイナンシャルサービス(BFS)
■□■□ http://www.bfsc.jp
-株の持ち合いは、止めさせるべき-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
======
お知らせ情報
======
◆第38回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を開催します!◆
-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる!-
びとうファイナンシャルサービスが、日本の将来を洞察鋭く見通して、
お金の運用をどうしたら間違いなくできるかをわかりやすくお話しする
下記セミナーを開催します。証券会社や銀行から完全独立の立場で、
お客様にもっとも適した金融商品やアドバイスを提供する弊社のセミ
ナーは、お越しいただいた皆さまから大変好評です。ぜひご参加ください!
大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなって
います。日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、自
分でしっかりお金を運用する必要がますます高まっています。このセミナ
ーで、他では絶対に聞けない、人生を安心して過ごせる「正しいお金の
運用法」を学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。
30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関
から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生
を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!毎回「来てよかった!」
と大変好評なセミナーです。ぜひお越しください。
-お話しする主な内容-
● 国際分散投資のメリットと必要性。
● 本当に正しい資産運用の実践法。
● お金に困らない老後の安心をいかに確保するか。
● よい金融商品はどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。
● NISAにどう対応したらいいか。
● 20%の証券課税にどう対応するべきか。
日時:2014年8月30日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階)
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
参加費: 1,000円(当日支払い)
~限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「8月30日セミナー参加希望」として、
お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定
会員、1級FP技能士の4つの最高難度の資格を持つ唯一の日本人。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融
資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資
への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへの
コメント多数。TV東京・日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始
めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。
◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスのご案内 ◆
弊社は、『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。
次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせていた
だきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。
資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立
のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別
相談」をお気軽にご利用ください。
『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~
なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせくだ
さい。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆
☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp
☆★ 『毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!』 ★☆
最近のバックナンバーも掲載!登録はこちらから
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/
―――――――――――――――――――――――――――――
■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.295(2014.8.11)■
グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際
資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊
メールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第295号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その
成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融
機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に
立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを
教えて!』に答えるメルマガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!!
私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
る世界最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト
資格を有しています。その資格管理団体である米国CFA協会は、次の
ようにいっています。
-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとや
っても得ることができない心の安心を顧客にもたらす。
-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわた
り理解できる能力を持っていることを証明するものである。
―――――――――――――――――――――――――――――
■ メルマガ『資産運用』編
-株の持ち合いは、止めさせるべき-
―――――――――――――――――――――――――――――
株の持ち合いの抑制策が、金融庁と東京証券取引所が中心に来年6月までに
まとめる、企業統治(コーポレートガバナンス)指針作りの中で議論される
とのことです。指針の名称は「コーポレートガバナンスコード」。この指針
は、政府が6月に発表した成長戦略に、日本企業が稼ぐ力を取り戻す手段と
して盛り込んだものです。
□ 株の持ち合いは、日本企業の長年の慣習
株の持ち合いは、日本独特のもので、昭和30年代後半から始まったもので
す。当時株の買占めが相次ぎ、経営陣にとって企業乗っ取りを企てる動きが
脅威となり、それに対抗した会社側に立つ安定株主作りのため、金融機関や
事業会社と互いに株を持ち合ったわけです。その後経済が高度成長する中、
企業の資金は潤沢で、株の持ち合いのための購入に積極的に向けられました。
1980年代後半の絶頂期には、持ち合い株式の比率は50%を占めるほど
になり、市場に出回る浮動株が少なく、それが株高の一因になったといわれ
ています。株の持ち合いは、取引先や金融機関などと行うことが多いのです
が、まったくつながりのない会社と行うこともあります。
1990年代に入り、企業財務上の株価評価が取得原価主義から時価主義に
変わり、業績の悪い会社の株式を保有し続けることが、決算に悪影響を与え
る等経営上のマイナス要因になることや金融機関の自己資本基準充足の必要
性から、株の持ち合いを解消する動きが見られるようになりました。この持
ち合い解消による株売りで、株式市場が長く下落を続けたとも言われていま
す。その後一貫して株の持ち合いは減ってきているのですが、現在でも、生
保を含めた株の持ち合い比率は16%程度といわれています。しかし機関投資
家など一部では、表に出ない持ち合いを含めると、もっと高いだろうとの見
方もあります。
□ 株の持ち合いのメリットはすべて企業にある。
株の持ち合いのメリットは、一般株主にはなく、すべて株式の発行企業にあ
ります。持ち合いを行っている企業は、互いの会社の株式を持っているので、
持ち合い先の企業の株主として権利を行使できるわけですが、株の持ち合い
はもたれあいの構図です。両方とも株主としての権利をノーの立場で行使す
ることは絶対にありません。両方ともすべてイエスとなり、お互いに経営者
にとって非常に都合のいい株主となります。こうして持ち合い株主で固めれ
ば、買収される心配がなくなり、一般株主への配慮の必要も薄くなり、株主
総会もシャンシャン総会で済み、これほど経営者にとって楽なことはありま
せん。
□ 株の持ち合いは、一般株主には悪影響ばかり
株主と経営者は、本来利害が対立することがあります。たとえば役員のボー
ナス、配当金の決定などですが、株の持ち合いがあれば、経営者の利益に偏
りがちになり、株主の経営監視機能は働かず、経営は弛緩し、お金を会社に
溜め込み、役員の報酬はどんどん増える一方で株主への配当金を増えない、
結果として株価は上がらないという道ができてくるわけです。
いわば人間の体にたとえてみますと、肺気腫のような症状を見せるというこ
とです。肺胞がだんだんと蝕まれ、呼吸機能がだんだん落ちてくる。この肺
気腫にかかっている肺胞が、株でいえば、持ち合いの部分といえます。こう
した病巣により会社の体力がだんだんと落ちてくるといってよいでしょう。
持ち合いをやっている会社の健康状態は、海外の競争力ある同業他社に比べ
れば、体力を蝕む慢性病を抱えている状況といえます。まさに、現在の日
本企業の状況を見るとうなずけるところです。一方で、企業の経営者にとっ
ては、心地よいので、一度始めたらなかなか止められないこととなり、いわ
ば麻薬中毒の症状を来たすわけです。
このような背景から、持ち合いを行っている企業の株価は上がらないと見て
間違いありません。大手企業でも、中堅企業でもその傾向ははっきり見えま
す。持ち合いは解消されてきているとはいっても、依然として厳然と存在し、
株価の頭を抑え、株主還元が不十分な要因となっています。投資家として、
このような株の持ち合いをしている会社はもともと株価が上がらないのです
から、投資から遠ざかるに越したことはないのです。
□ 株の持ち合い抑制策をぜひ実現すべき
株式市場をめぐる改革はこれまで何度となく取り上げられてきましたが、満
足できる結果で終わったケースはありません。株の持ち合い抑制というテー
マは10年も20年も前から同じように議論していますが、具体的な方策は
出ていません。したがって今回十分な成果があげられるか、あまり期待して
いません。しかしながら、やはり日本の株式市場の発展、健全な金融資産形
成のために、株の持ち合いを止めさせることは、どうしてもクリアしなけれ
ばいけないテーマであることは間違いありません。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、メル
マガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信して
いきます。ご期待ください!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてくださいね。
メルマガ登録はこちらから!
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/
このメルマガへの率直なご感想・忌憚のないご意見もお待ちしています!
―――――――――――――――――――――――――――――
■ 編集後記:
理化学研究所の笹井氏の自殺というニュースは、非常に残念な思いで受け止め
ました。日本医学の貴重な財産をこういう形で失ってしまうことは、国として
大きな損失です。このような結末に至らせてしまったことで、社会として、メ
ディアの報道のあり方として、また理研の対応として反省点はないのか、振り
返ってみるべきではと感じます。
=============================
皆さまだけの利益を考えるFP・資産運用アドバイザー
BFS びとうファイナンシャルサービス http://www.bfsc.jp
=============================
■ びとうファイナンシャルサービスは、皆さまの目標や夢の実現のため、
30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益
のみに 目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまの
かたわらでお金 の健康管理をするホームドクターです。
■ びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立したFP・
資産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられた
ベストの金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心し
て人生を過ごしていただく資産運用をご案内しています。
お問い合わせはこちら→
https://secure70.chicappa.jp/~weblike.jp-bfsc/inquiry.html
―――――――――――――――――――――――――――――
■ おすすめメルマガのお知らせ
社会保険労務士小田一哉さんの365日毎日更新のメルマガをご紹介し
ます。会社員としての勤務経験や社会保険労務士としての日々の仕事を
通じて、「仕事の本質」を考えていくメルマガで、わたしたちが日々の仕事を
していく上でとても参考になります。
「目先」にとらわれず、「長期の視点」で「仕事の本質」を考えていく、真面
目で硬派のメルマガです。購読申し込みは、こちらからぜひどうぞ!
http://www.mag2.com/m/0000230023.html
小田一哉さんのプロフィール
http://ameblo.jp/oda-sr/theme2-10006799554.html
――――――――――――――――――――――――――――――――
■ メルマガ名 『毎週3分で、資産運用の成功に導くメルマガ!』
■ 発行人サイト http://www.bfsc.jp/
■ 発行人 びとうファイナンシャルサービス(株)
投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号
■ 発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
1級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会CFP認定者
■ ご意見・ご感想 info@bfsc.jp
※ このメールは、お名刺の交換や弊社への資料請求、また弊社のメ
ルマガ登録をされた方へ、お役に立てる情報をご提供させて頂く事を目
的としています。メルマガの配信停止をご希望の方は、大変お手数です
が、このメールへの返信または、info@bfsc.jp まで、「不要」とご記入の
うえお送りください。
(重要事項)
・内容については、万全を期しておりますが、その内容を保証するもので
はありません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても
発行人は一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利
用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
・メール本文・データ等の著作権は、発行人に帰属します。
・本メルマガの内容を引用する際は、出典を明記してください。
Copyright (C) 2014 Bito Financial Service, Co., Ltd. All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━