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長期投資に徹しよう!FXや信用取引は元々勝てない勝負

今回の大震災それに続く原発事故を嫌気した、日本株市場の急落と急激な円高で大きな痛手を被った投資家は、大変多かったようです。

日経平均が1日で1200円も下げ、ほんの数十分で4円近くもドルに対し円高になれば、誰でも驚きます。この間、損失が拡大し、信用取引やFXで証拠金が損失が上回り、強制決済が行われ、ネットの掲示板を見れば「目が覚めたら1000万円が飛んでいた」という言葉であふれています。

株価下げの時に大幅に売り越したのは、信用取引の強制決済売りと証券会社自己売買部門、信用取引の手仕舞い売りで、大幅に買い越したのは、外人投資家の割安感からの買いでした。

現実は、90%の人がFX取引では儲かってなく、取引所が発表する信用取引の評価損益は、いつもマイナスです。信用取引で儲かっている人は皆無に近いのです。

ぜひ、次のように意識に埋め込んでいただきたいものです。すなわち、FXや信用取引で儲けたのは、「単なる偶然、ラッキー以外の何ものでもない。」

資産運用の目的は、「人生を豊かに生きること」と私、尾藤は考えています。そうなるために、資産運用が、お金の面で支えます。

そして、資産運用で大事なことは「人生という期間で、資産運用の時間軸を置く」ということです。

若い人にとっては、40年、50年、今では、70歳代の方でも20年は生きることを考えて資産運用をするべきです。さらには子や孫に相続することを考えれば、70年、80年でもいいかもしれません。「人生を豊かに生きるために、お金の面で支える」ということは、「資産運用は、人生の時間軸がもっとも親和性が高い」ことを意味します。

いかがでしょう。FXや信用取引とこのような資産運用とは、同じお金でも「まったく性格が違うもの」に見えてくるでしょう。FXや信用取引は、お金の運用ではありません。パチンコや競馬と同じ、ギャンブルです。

なお、FXや信用取引でなくても、1年以内の短期売買は、資産運用ではありません。株や投信の短期売買も、FXや信用取引と同じで、資産運用とは言いません。短期投資は、木の枝や芽をちょきちょき、切るようなものです。これでは、木は成長しません。実もなりません。木に水をやり育てるのが長期投資で、実がなれば、それが配当金といってよいでしょう。そして、幹の成長は元本の増加です。

「そんなの、まどろこしい」「俺には、時間がない」「いまお金が必要なんだ」という人には、人生の分かれ道とは、ちょっとした、こういう選択によるのかもしれませんね、と伝えたいですね。
  株価下げの時に大幅に売り越したのは、信用取引の強制決済売りと証券会社自己売買部門、信用取引の手仕舞い売りで、大幅に買い越したのは、外人投資家の割安感からの買いでした。現実は、90%の人がFX取引では儲かってなく、取引所が発表する信用取引の評価損益は、いつもマイナスです。信用取引で儲かっている人は皆無に近いのです。ぜひ、次のように意識に埋め込んでいただきたいものです。すなわち、FXや信用取引で儲けたのは、「単なる偶然、ラッキー以外の何ものでもない。」資産運用の目的は、「人生を豊かに生きること」と私、尾藤は考えています。そうなるために、資産運用が、お金の面で支えます。そして、資産運用で大事なことは「人生という期間で、資産運用の時間軸を置く」ということです。 

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