2015/10/19 日本企業競争力劣化の真の原因はここにある
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□ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.347(2015.10.19)
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-日本企業競争力劣化の真の原因はここにある-
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ナーは、お越しいただいた皆さまから大変好評です。
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30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融
機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語
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-お話しする主な内容-
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● よい金融商品はどういうものか。
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日時:2015年10月31日(土)15:00~17:00
場所:東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1F
TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
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参加費: 1,000円(当日支払い)
~限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「10月31日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386
講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検
定会員、1級FP技能士の4つの最高難度の資格を持つ唯一の日本人。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投
資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへ
のコメント多数。TV東京・日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこ
そ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。
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弊社は『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。
次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせて
いただきます。
● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。
資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立
のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料
個別相談」をお気軽にご利用ください。
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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.347(2015.10.19)■
グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位
国際資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この
週刊メールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第347号となり
ました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
の成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本
当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
ぜひ、ご期待ください!!
私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
る世界最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト
資格を有しています。その資格管理団体である米国CFA協会は、次のよう
にいっています。
-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとや
っても得ることができない心の安心を顧客にもたらす。
-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわ
たり理解できる能力を持っていることを証明するものである。
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■ メルマガ『資産運用』編
-日本企業競争力劣化の真の原因はここにある-
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欧州ファイナンス協会発行のジャーナル“レビュー・オブ・ファイナンス”
(2015年5月号)に“利害関係者ガバナンス、競争、そして企業価値”と
題する非常に興味深いレポートがありましたので、今週はその内容を紹介
しましょう。私、尾藤はこういった一流の投資理論誌を世界に幅広くカバ
ーしています。その中でこれは資産運用に役に立ちそうだという内容を皆
さんにわかりやすくお知らせしますので、ぜひ参考にしてください。
今回のレポートは、景気が厳しいとき、取引先や従業員など利害関係者を
重視する企業と株主を重視する企業の二つのタイプが、企業の利益や成長
にどう影響するかを分析しています。その内容は、どうして日本企業の競
争力が劣化し、世界での競争に勝てなくなっているかが、よく納得できる
ものです。そしてそれは、投資をする上で大いに役に立つポイントです。
□ 日本は社会的風習から利害関係者重視の色合いが濃い
このレポートによると、企業が利害関係者を重視する国の中で、ドイツの
ように法制度から、労働組合や従業員を重視する国がある一方で、日本の
ように社会的風習から取引先や従業員などの利害関係者を重視する色合い
が濃い国があるというのです。日本の利害関係者重視の典型的な例として
は、トヨタ、日立など大企業を頂点とするグループ企業の共存共栄経営、
まだ強固な終身雇用制、多くの日本企業が行っている取引先持ち株会や企
業同士の株の持ち合い(お互い持ちつ持たれつというスタンス)、外から
は見えにくい銀行との密接な関係(いざというときのセーフハーバー)
などが上げられます。
□ 利害関係者重視の日本企業は、企業価値を減らす
さて、いよいよここからが本番です。利害関係者の利益は、企業価値が最
大化しなくても、企業が存続することによって確保されます。すなわち、
存続しているということは、取引先に支払ができ、従業員に給料が払える
ということです。こうして利害関係者重視の企業は、商品の売上が伸びな
いときには、何とか利益を上げようとするより、会社を存続させようとす
る動機が勝り、短絡的に商品の価格を下げる方向に動きます。このような
企業の行動は、同業との市場競争を激化させ、どこも収益が上がらず、企
業価値は上がらないという経過を辿ります。したがって、企業の利害関係
者重視のガバナンスは株主価値を減らす方向にいくと考えられるのです。
利害関係者の利益と株主の利益は同じではありません。ちなみに、利害関
係者重視の企業は、会社を存続させようとするため、リスクを取る行動に
は出たがらず、借入も少ない傾向があるとのことです。現在の日本企業の
姿を如実に語っているようです。
□ 日本企業の利害関係者重視が、競争力劣化の真の原因
日本企業は、これまで懸命に企業活動を続け、世界で競争を繰り広げてき
たと見られていますが、その根底に「会社が生き延びて、従業員や取引先
が生活できればいい。」という思いがあるとすれば、ここにこそ日本企業
の大きな問題点があるといえます。企業が利害関係者に向いた経営をして
いるか、株主に向いた経営をしているかで、企業行動はこのように大きく
違い、その企業が成長し続けられるかの成否がかかっているといえるでし
ょう。他にも企業が成長を続ける要因はさまざまなものがあるでしょうが、
どうやら日本企業の競争力が劣化している真の原因は、日本企業が利害関
係者重視で、株主重視ではないところにあるといえます。
こうみると、ますます日本の株式市場がさらによく見えてきます。そして
そのような視点は、世界のどの市場に投資したらいいか、日本株の銘柄選
定、ひいては皆さんの資産運用のパフォーマンス・アップに大いに役に立
つことでしょう。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
メルマガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報
を発信していきます。ご期待ください!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。
このメルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!
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■ 編集後記:
東洋ゴムの防振ゴム不正事件、三井不動産レジデンシャルのマンションが
傾く不良工事と、またまた企業の不祥事が出てきました。東芝の会計不正
問題の騒ぎがやっと静かになったと思ったら、またこの体たらくで、いい
加減にしてほしいという気持ちになります。これら企業に限らず、日本企
業全体のモラルが相当落ちてきていると我々は見ておくべきでしょう。
このような連続する不祥事は、今週のメルマガで指摘した、いいものをつ
くって利益を上げようとする株主重視の姿勢より、利害関係者重視の姿勢
から来る「会社が存続できればいい」という考え方に根ざすものという感
を抱かせます。
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め、30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益
のみに目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわ
らでお金の健康管理をするホームドクターです。
■ びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立した
FP・資産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられ
たベストの金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心し
て人生を過ごしていただく資産運用をご案内しています。
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■ 発行人 びとうファイナンシャルサービス(株)
投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号
■ 発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
1級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会CFP認定者
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(重要事項)
・内容については、万全を期しておりますが、その内容を保証するもの
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