2016/08/22 いま、日銀の「量的・質的金融緩和」をどう見るべきか
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-いま、日銀の「量的・質的金融緩和」をどう見るべきか-
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講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検
定会員、1級FP技能士の4つの最高難度の資格を持つ唯一の日本人。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投
資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへ
のコメント多数。TV東京・日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこ
そ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業-関東財務局登録。
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■ あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!:No.370(2016.8.22)■
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国際資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この
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このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
の成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本
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私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
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資格を有しています。その資格管理団体である米国CFA協会は、次のよう
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-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわ
たり理解できる能力を持っていることを証明するものである。
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■ メルマガ『資産運用』編
-いま、日銀の「量的・質的金融緩和」をどう見るべきか-
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日銀の量的・質的金融緩和政策の効き目がさらに危うくなっています。
2016年度に入り、生鮮品を除く消費者物価指数は、前年同期比4月-0.3%、
5月-0.4%、6月-0.5%と下げ幅が大きくなっています。2013年4月に打ち
出した「2年以内に2%の物価上昇の目標」は、すでに3年以上が経過し、
目標自体は旗を降ろしていませんが、さらに先延ばしとなっています。
この「量的・質的金融緩和政策」を我々はどう見るべきなのでしょうか。
今週は、じっくりと掘り下げてみましょう。
□ 日銀の国債買い入れは、実質的財政ファイナンス
日銀は2013年4月、年間マネタリーベースが60~70兆円増加するように、
また2014年10月にはその額を80兆円まで拡大しています。すでに日銀は
国債発行残高の3割超、330兆円近くを保有しているのです。(8/10現在)
日銀、黒田総裁は、この状態を日銀が国の資金調達を行う財政ファイナ
ンスではないとしていますが、3割以上の国の借金を背負う状態は、直接
引き受けるか市場で買い入れるかの違いだけで、実態的に見て「財政フ
ァイナンス」というべきでしょう。政府・政治家にとっては、日銀が国
債を年80兆円もマイナス金利で買ってくれる状態は、勿怪(もっけ)の
幸いです。28兆円超の事業規模の今回の経済対策は、リニア新幹線の大
阪延伸前倒し、新幹線の整備加速などのインフラ整備に重点的に配分し、
まるでバブル期に戻ったような使い振りです。いってみれば、財政健全
化の気配はまったくなく、今がよければと「飲めや、歌え」の宴会をや
っている人たちにに、お金をマイナス金利で貸している構図といっても
よいでしょう。そして将来インフレになれば国の返済負担は減り、儲け
ものですが、日銀は巨額損失を抱え、それは結局国民負担となってくる
のです。
□ サプライズ狙いは市場を混乱させるだけ
日銀の黒田総裁は、2013年4月に第1回の金融緩和策を突如発表し、市場
を驚かせました。その後も、サプライズ狙いで金融緩和策を発表してい
ますが、3回、4回と重ねてくると、逆に市場を疑心難儀にし、発表時に
その意図をめぐって、かえって混乱させる形になっています。日銀幹部
が米FRB幹部に「日本では市場との対話はしない」といったとの報道が
ありましたが、むしろ、今後はフォワードガイダンスなどで市場との対
話を重視し、市場が一定の範囲で金融政策を読める状態にしておくべき
でしょう。
□ 効き目ない金融政策より構造改革、規制撤廃、財政健全化を
日銀が現在行っている「量的・質的金融緩和」は実質的効果を表してい
ません。その政策を、国債・ETF買い入れ額増額、マイナス金利の導入
などで拡充しているのですが、物価目標2%達成は、逃げ水のように遠
のき、いまや実現不可能と見られるまでになっています。どんな金融政
策も効かない、恐ろしい状況といっても過言ではありません。その姿を
たとえますと、ガタが来たポンコツ車に燃料をいくら注入してもスピー
ドが出ないというところです。物価が上がるようにするためには、将来
物価が上がるだろうというマインドの部分が大きいわけですが、本体の
先行きがどうなるのだろうと不安に思っているときに、物価は上がりま
せん。そしてまさにその見方は正しいのです。現在の優先順位は、まず
ガタが来た車のオーバーホールをすることです。それはまさに構造改革、
既得権益打破、規制撤廃、財政健全化です。これが達成された、あるい
はその兆候がはっきり見えてきたときに初めて、燃料を入れたらそれに
応じてスピードがどんどん上がっていくようになるのです。
そう見ると、ますます現在の市場の状況がよく読めるようになり、先行
きの投資成果にも大きく影響してくるでしょう。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
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を発信していきます。ご期待ください!
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■ 編集後記:
ついにリオデジャネイロ・オリンピックは閉幕となりました。日本選手
の活躍は、連日すばらしいものがあり、数え切れないほど、日本の若者
の根性、底力を目の当たりにしました。こういう若者がいれば、日本も
捨てたものではないとの思いを強くしますが、一方でわれわれの世代が、
こういう若者に日本に生まれてきてよかったと思えるようにしておく責
任を強く感じます。
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■ 発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
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