トップページ > メールマガジン > 2016/09/26 持ち合い株売却の道のりは遠い

2016/09/26 持ち合い株売却の道のりは遠い

2016/09/26 持ち合い株売却の道のりは遠い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□   あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!:No.372(2016.9.26)
■□
□■□               びとうファイナンシャルサービス(BFS)
■□■□                      http://www.bfsc.jp

-持ち合い株売却の道のりは遠い-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

======
お知らせ情報
======

◆第61回『退職金や金融資産をしっかり運用するためのセミナー』を
開催します!◆

-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる!-

びとうファイナンシャルサービスが、日本の将来を洞察鋭く見通して、
お金の運用をどうしたら間違いなくできるかをわかりやすくお話しする
下記セミナーを開催します。証券会社や銀行から完全独立の立場で、
お客様にもっとも適した金融商品やアドバイスを提供する弊社のセミ
ナーは、お越しいただいた皆さまから大変好評です。

大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなっ
ています。日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、
自分でしっかりお金を運用する必要がますます高まっています。この
セミナーで、他では絶対に聞けない、人生を安心して過ごせる「正しい
お金の運用法」を学んでください。きっとかけがいのない時間となるこ
とでしょう。

30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融
機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語
れる「人生を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!毎回
「来てよかった!」と大変好評なセミナーです。ぜひお越しください。

-お話しする主な内容-

● 国際分散投資のメリットと必要性。
● 本当に正しい資産運用の実践法。
● お金に困らない老後の安心をいかに確保するか。
● よい金融商品はどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。
● NISAにどう対応したらいいか。

日時:2016年10月29日(土)15:00~17:00
場所:東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1F
TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
http://tkpteigeki.net/access.shtml
参加費: 3,000円(当日支払い)

~限定10名~

申し込みは、下記メールまたは電話にて「10月29日セミナー参加希望」
として、お名前とご連絡先をお知らせください。

E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検
定会員、1級FP技能士の4つの最高難度の資格を持つ唯一の日本人。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。
2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投
資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへ
のコメント多数。TV東京・日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこ
そ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業-関東財務局登録。

◆『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービス好評実施中! ◆

弊社は『お仕事帰り・休日の無料個別相談』サービスを実施しています。
次のようなことでお困りの方、お悩みの方に的確なアドバイスをさせて
いただきます。

● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。
● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。
● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。
● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。
● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。
● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。
● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やしたい。
● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立
のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料
個別相談」をお気軽にご利用ください。

『お仕事帰り・休日の無料個別相談』スケジュール
毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
完全予約制ですので、事前に下記までご氏名、ご連絡先をお知らせください。
E-mail: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386

◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報源 ◆

☆★ 更新情報満載!『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp

☆★『あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!』★☆
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/

☆★『月刊ニュースレター』★☆
http://www.bfsc.jp/newsletter/

バックナンバーもすべて掲載!

メルマガ登録・解除はこちらから↓
https://d.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=bfsc

―――――――――――――――――――――――――――――

■ あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!:No.372(2016.9.26)■

グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位
国際資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この
週刊メールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第372号となり
ました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
の成功へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。
金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本
当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。

ぜひ、ご期待ください!!

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認め
る世界最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト
資格を有しています。その資格管理団体である米国CFA協会は、次のよう
にいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとや
っても得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決
して到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわ
たり理解できる能力を持っていることを証明するものである。

―――――――――――――――――――――――――――――

■ メルマガ『資産運用』編

-持ち合い株売却の道のりは遠い-

―――――――――――――――――――――――――――――

昨年6月に導入された企業統治方針(コーポレート・ガバナンス・コー
ド)にもとづいて、持ち合い株式保有の方針について報告が求められて
います。一部に削減の動きが出ていますが、株の持ち合いを否定したり
解消方針を打ち出したりする会社はいまだ少ないのが実状です。その解
消スピードは遅いとしかいいようがありません。一方で、このところの
持ち合い株売却の動きを見ているとこれまでの驚くばかりの持ち合い関
係が浮かび上がってきます。最近の持ち合い株式の動向について見てみ
ましょう。

□ ここまで行っていた株の持ち合い関係

メガバンクや取引先企業など13社が政策保有するリクルート株6113万
株、約2500億円を売り出すことを、リクルートが8月発表しました。実
に売出株数は発行済み株数の10.8%に上ります。売出人は電通、NTTデー
タ、三井物産、3メガバンク、大日本印刷、野村総研など大手取引先と
見られる会社が軒を連ねています。これでも、2016年3月末に事業法人が
保有していた全発行済み株数の4割の一部に過ぎません。リクルートは
14年10月に上場していますが、このときにこれだけの株式が取引先に保
有されていたことをどの程度投資家が把握していたか、危惧を覚えます。

その他、最近持ち合い株削減をした企業を見てみますと、

・小野薬品の株式を日清食品、愛知銀行、第一三共が売却
・三菱グループ28社が三菱総研の株式を売り出し
・1%強を持ち合っていたスズキと富士重工が売却
・互いに筆頭株主だったトーモク(段ボール)とホッカン(製缶)保有
株の大半を売却

これらを見ると、取引先とがっちりタッグを組んだり、旧財閥グループ
で持ち合ったり、あるいは株を持ってくれるところだったらどこでもい
いというように、その形態はさまざまですが、いずれにしても、一般株
主の株主利益に横を向いた姿勢が浮かび上がってきます。

□ 依然遅々として進まない持ち合い解消

日経調べで、15年度末の持ち合い株は46兆5000億円。14年度末から市場
の下落を除く実質額で1兆円強減ったとはいえ、コーポレートガバナンス
が導入された年度でそのペースは、遅いとしかいいようがありません。
野村証券によると、持ち合い株の保有比率は14年度末の10.8%に対し、
17年度末でも9.9%程度と1%弱の低下にとどまる見通しです。そこには、
依然安定株主にこだわる企業の古い体質が見えてきます。また銀行では、
メガバンクが持ち合い株削減プランを策定する一方で、地銀の持ち合い
株解消の動きが見えてきません。こちらは、まさに全国を駆け巡るがご
とく200以上のカップルが株の持ち合いを行っていて、地域性、取引の
相乗効果、経済合理性など考えずに、どこでも株を持ち合ってくれる地
銀と持ち合うという状況が見えます。

持ち合い株は漸減傾向とはいえ、上場企業の純資産(約350兆円)の1割
強にも上ると見られます。株価動向が財務に大きく影響するだけでなく、
持ち合い株に滞留している資金は、いわば死に金で、ROEなど資本効率向
上、株主還元強化、設備投資、研究開発、M&Aなどへの戦略的配分にも支
障をきたすのです。

□ 範囲を広げれば、株の持ち合いはもっと広い

上記(14年度末10.8%)の持ち合い比率は、上場企業の持ち合い株比率。
保険会社の保有分を入れると15年度末15.7%に膨れます。いわばこちら
は広義の持ち合い比率。保険会社は、保険契約獲得のためターゲット企
業の株を保有します。野村証券によれば、さらに創業家や創業家の管理
会社の保有株や有価証券報告書に出ない小規模の持ち合い株を含めた
「安定株主」は34.4%に及ぶとのことです。このことが何を示している
かといいますと、3分の1以上を保有する安定株主によって、株主総会の
特別決議はすべて否決できることになるのです。これでは、一般株主権
の空洞化は明らかです。「とてもではないが、日本株は買っていられな
い。」と考える投資家も多いことでしょう。

□ 日本企業の競争力劣化は、株の持ち合いにある

株の持ち合いは、相手が納得しないと勝手に売れないのが現状です。い
わば事業関係のために安定株主に頼らざるを得なかったり、株の持ち合
いを防波堤に株主総会を乗りきったりしようとする企業が相変わらず多
く、なかなか株の売却を了承してくれないケースが多いようです。株の
売却を了承しない企業は、みずから既存の殻の中に閉じ込め、成長の芽
を摘んでいるようなものです。

また株の持ち合いは、その部分はお互いフリーパスで何でも通すという
暗黙の了解の下に成り立っています。それは、経営陣の安穏な経営、自
己保身、資金の溜め込みにつながり、戦略的展開、企業の有機的成長、
一般株主利益強化には、逆行するものです。人間の身体で見れば、いわ
ば肺の呼吸機能劣化、肺気腫を患っている状況といってもよいでしょう。
これが、バブル崩壊後、日本企業競争力の劣化を引き起こしたといって
過言ではありません。一刻も早く、この部分は取り除かなければなりま
せん。

昨年つくったコーポレート・ガバナンス・コード。端的に言えば、日本
企業全体で、その体裁は整えたが、実行が伴っていないということです。
投資家は、これからも持ち合い解消の動向を、目を凝らして見ていく必
要があります。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
メルマガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報
を発信していきます。ご期待ください!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。
このメルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!

メルマガ登録・解除はこちらから↓
https://d.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=bfsc

―――――――――――――――――――――――――――――

■ 編集後記:

今週末、今話題の築地市場に朝早く行ってきました。場内市場の食堂エ
リアはどこも7時前から、すごいことになっていました。有名なすし屋
は4,5時間待ちも当たり前で、店の前とは別に、第2陣が近くに控えてい
る有様です。外国人観光客の数が半数以上で、狭い路地が人で一杯一杯。
また600以上の店が連なる仲卸エリアは圧巻です。ターレやリヤカーが
行き交い、8時前後はものすごい活気です。私も魚介の新鮮さに目を引
かれ、ついマグロなどを買ってしまいました。まさにここのネタの確か
さは折り紙つきでしょう。もうすぐこの場所がなくなると思うと、一抹
の寂しさを感じます。

=============================

皆さまだけの利益を考えるFP・資産運用アドバイザー

BFS びとうファイナンシャルサービス http://www.bfsc.jp

=============================

■ びとうファイナンシャルサービスは、皆さまの目標や夢の実現のた
め、30年を超える長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益
のみに目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわ
らでお金の健康管理をするホームドクターです。

■ びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立した
FP・資産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられ
たベストの金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心し
て人生を過ごしていただく資産運用をご案内しています。

お問い合わせはこちら→
https://secure70.chicappa.jp/~weblike.jp-bfsc/inquiry.html

―――――――――――――――――――――――――――――

■ おすすめメルマガのお知らせ

社会保険労務士小田一哉さんの365日毎日更新のメルマガをご紹介し
ます。会社員としての勤務経験や社会保険労務士としての日々の仕事を
通じて、「仕事の本質」を考えていくメルマガで、わたしたちが日々の
仕事をしていく上でとても参考になります。
「目先」にとらわれず、「長期の視点」で「仕事の本質」を考えていく、
真面目で硬派のメルマガです。購読申し込みは、こちらからぜひどうぞ!
http://www.mag2.com/m/0000230023.html

小田一哉さんのプロフィール
http://ameblo.jp/oda-sr/theme2-10006799554.html

――――――――――――――――――――――――――――――――
■ メルマガ名   『あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!』

■ 発行人サイト   http://www.bfsc.jp/

■ 発行人      びとうファイナンシャルサービス(株)
投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■ 発行責任者    尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
1級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会CFP認定者

■ ご意見・ご感想  info@bfsc.jp

(重要事項)
・内容については、万全を期しておりますが、その内容を保証するもの
ではありません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害につい
ても発行人は一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、
利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
・メール本文・データ等の著作権は、発行人に帰属します。
・本メルマガの内容を引用する際は、出典を明記してください。

※このメールは、お名刺の交換や弊社への資料請求、また弊社のメルマ
ガ登録をされた方へ、お役に立てる情報をご提供させて頂く事を目的と
しています。メルマガの配信停止をご希望の方は、大変お手数ですが、
下記のURLから登録解除をお願いします。

登録・解除はこちらから↓
https://d.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=bfsc

Copyright (C) 2016 Bito Financial Service, Co., Ltd. All Rights Reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

びとうファイナンシャルサービス(株)

〒105-0022
東京都港区海岸1-2-20
汐留ビルディング3階 リージャス内
Tel: 03-6721-8386
Fax: 050-3156-1072
Mail: info@bfsc.jp

ホームページ制作,杉並区高円寺,ノーブルウェブ