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2017/03/13 ヤマト運輸の宅急便配達のパンクをどう見るか

2017/03/13 ヤマト運輸の宅急便配達のパンクをどう見るか

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-ヤマト運輸の宅急便配達のパンクをどう見るか-

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す。この週刊メールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第381号とな
りました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、そ
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金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に
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びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会
検定会員」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。金融機関
と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職
金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな
投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋
経済、週刊エコノミストなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC夜エク
スプレス「マネーコーナー」にレギュラー出演。著書に「いまこそ始め
よう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業-関東財務局登録。

~限定10名~

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都営三田線日比谷駅 B1またはB2出口より3分
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-ヤマト運輸の宅急便配達のパンクをどう見るか-

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このたびのヤマト運輸の宅急便配達が限界に来たことについては、いろ
いろな教訓や見るべき視点というものがあります。まるで、現在の日本
企業を見る上で、教科書で勉強できる事例研究のようなものです。そし
て、これからの日本企業がどうあるべきかを、大変よく考えさせるもの
です。

一面では、ヤマト運輸は日本企業の優等生といってもいい企業ですが、
果たしてそれでよしとしていいのか、見ていくことにしましょう。

□ 宅急便の始まりは「サービスが先、利益はあと」

ヤマト運輸の宅急便は創業経営者、小倉昌男が始めた配送サービスで、
個人のお客様の利便性を考えて、そのサービスを進化させてきたもので
す。そのスローガンは「サービスが先、利益はあと」。ゴルフバッグやス
キーを、自宅と現地の間で運んだり、冷凍・冷蔵配送サービスを行なっ
たり、無料の時間指定、再配達など、そのサービスは利用者にとって、
いわば至れり尽くせりといってもよいでしょう。そしてアマゾンなどの
ネットショッピングにより、その輸送量は年々増え、社会インフラとし
て欠かせないサービスになりました。

ヤマト運輸のコーポレート・イメージは、非常にまじめ、丁寧、品がい
いというものです。ライバルの飛脚が走っている会社に比べると、好対
照です。

□ ヤマト運輸が「もう限界」と手を上げた

そのヤマト運輸が、もうこれ以上は運べないと手を上げたわけです。そ
してそれと一緒に、数百億円に上るといわれる従業員への残業代の不払
いという不祥事まで表に出てこようとしています。おそらく、今回の「も
う限界」は残業代不払いの表ざたとセットなのかもしれません。そして
事態はまだ進行しており、27年ぶりに宅急便の値げを実施とのことです。

ここまで見てきて、どうしてこういう事態になったか、考えて見ましょう。

□ 利益を上げることに重きを置いていなかった

小倉昌男氏の経営哲学、「サービスが先、利益はあと」を忠実に守ってき
たのがヤマト運輸です。まさに文字通りそれを実行し、利益の確保はあ
まり重要視しないというスタンスが見えます。今回の白旗を揚げたこと
も、料金を長い間据え置き、輸送量は急増する中で、人員を増やさざる
を得ず、人件費は上がり、いわば繁忙貧乏に陥ったということです。

そもそも「27年ぶりの値上げ」ということ事態が異常といってもよいで
しょう。逆に言えば、こういった社会インフラの役割を果たす重要なサ
ービスで、デフレを長引かせるような状況をつくりあげていたというこ
とです。米国の同業、フェデックス、UPSの売上高営業利益率は9%前後。
一方でヤマト運輸の今期売上高営業利益率の会社予想は4%と、彼らの
半分以下です。米国2社は、毎年、年中行事で値上げをしています。か
たや日本は27年ぶりの値上げです。なくてはならないサービスを行ない
ながら値上げはしないというのは、いかがなものでしょう。

ここに見えてくるのは、利益を上げることに固執しない企業の姿勢です。
それが彼我の差になってくるのですが、そこに見えてくるのが、株主重
視の姿勢です。株主を重視すれば、必然的に利益を上げようとします。
そして利益を上げようとする姿勢が欠けると、恐ろしいことになります。
すなわち、会社の経営が弛緩し、従業員への残業代は払わず、採算は度
外視、無理なサービスを続けるという泥沼に陥るのです。

これで、果たして、小倉氏の理念を忠実に履行しているといえるでしょ
うか。私が解釈するに「サービスをきちんと行い、その価値に対して相
応の対価をいただく」ということがその理念と捉えます。価格を上げて
も、そのサービスを利用しなければならなければ、利用者は大いに利用
します。

□ 採算度外視で、手間をかけすぎる

さて、もう一つの問題点。お客様の役に立つためには、どんなサービス
も行う。どんな手間も厭わないという姿勢です。これ自体は、道徳的に
大変美しい話ですが、果たしてそれに相当する見返りをもらっているか
というと、疑問符がつきます。すなわち、生み出される価値に対して、
対価が少ないので、生産性が低くなるということです。丁寧にするのは
いいのですが、それによって生み出される価値は少ないというものです。
その業種として日本で挙げられるのが、旅館・ホテル業、海運・陸運の
運送業、建設業です。実は、その生産性の低さ、手間をかける割には見
返りが少ないことが、これまで日本が長い間低成長に陥った根源といっ
てもよいでしょう。

再配達、時間指定の配達が無料ということを、消費者は当たり前と思っ
ていますが、あまりにも対価なく手間をかけすぎる過剰サービスです。
利益を犠牲にして、余計なコストをかけているということです。

こういう状況は、たとえばルネサステクノロジー、ジャパンディスプレ
イなど、いわば基幹となる部品製造業でも見られ、下請けたたきが横行
し、安く買いたたかれる構造に陥っています。そのため、米国の同業と
は利益率は雲泥の差になるのです。これでは企業は儲からず、従業員の
給与は上がらず(挙句は不払い)、利益は出ず、株主にも見返りはないと
いうサイクルを作り出します。フェデックスやUPSが毎年定例で値上げ
するように、「値上げを受け入れなければ受注しない」という姿勢を明確
に打ち出して、生産性を高め、付加価値を生み出し、いいサイクルをつ
くりだすことが「三方良し」となり、日本経済を復活させるカギとなる
ことでしょう。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。これからも私、尾藤 峰男は、
メルマガ読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報
を発信していきます。ご期待ください!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。
このメルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

1926年にS&P500指数に1,000ドル投資すると、元本の年率リターンは
5.6%で、2012年には113,000ドルになったそうです。113倍ですから、
十分です。一方で配当金も再投資すると年率9.9%リターンで、2012年
には3,550,000ドルになり、3,550倍!ジョン・ボーグルによると、配
当金はリターンのなかで、もっとも前面にかつ中心に置かれるべきもの
とのことです。あらためて、時間を味方にすること、複利効果のすごさ
を感じます。
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■発行責任者   尾藤 峰男(びとう みねお)
米国CFA協会認定証券アナリスト
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