2010/06/21 どうして債券を発行するの?他
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グローバルスタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつ資産運用アドバイザーの尾藤 峰男です。このメールマガジンは、
おかげさまで第104号となりました。ご愛読いただき感謝しています。
このメルマガで大事なお金の運用で皆さんにお役に立てるよう、しっかりその
成功へのステップを毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!CFA&CFP
の尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。
ぜひ、ご期待ください!!
このメルマガは、連載形式になっています。これを読めば、どうすれば資産運
用で成功するかがわかるようになっています。お知り合いや友人の方にも、早
めに紹介してあげてくださいね。
メルマガの最後には、質問コーナーもあります。ご質問は無料ですので、お気
軽に日ごろのお金についての疑問や悩みを尋ねてみませんか?
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■ メルマガ『債券』編
―どうして債券を発行するの?他―
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このメルマガは、『株式』編、『投資信託』編と続き、今回より、いよいよ
『債券』編となります。このメルマガのタイトルにあるように、このメルマガ
を毎週読めば、資産運用の成功に導いていくということをきっと実感できるこ
とでしょう。どの金融機関にも属さず、どの運用会社にも気を使う必要はない、
完全独立のファイナンシャル・プランナーだから書けることがあります。これ
からも、『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガに
していく覚悟です。どうぞご期待ください!!
さて、いよいよ『債券』編に入ります。そこで、今回は、そもそも、どうして
「債券を発行するのか」という点を探っていきたいと思います。
□ 債券発行により、資金を調達する
債券発行により債券自体が借り入れ証書の役割を果たし、投資家がその借り入
れ証書となる債券を購入し資金を供給することにより、債券を発行した政府、
地方自治体、企業などが資金を調達するわけです。資金需要には、さまざまな
ものがあります。
たとえば、借り換えです。以前発行した債券が満期になり、その元本返済のた
め、借り換え債を発行するケースです。あるいは、償還期限前に返済してしま
い、新たに有利な(低い)金利で借り換えるケースもあります。
また、設備投資や公共工事費など実際に資金が必要なために、資金調達するケ
ースもあります。本来は、これが資金を調達する目的であるべきでもあります。
単に運転資金など資金繰りのために、発行するケースもあるでしょう。
□ 融資と債券発行は、どう違うか
資金を借り入れるという意味では、銀行の融資を利用しても調達できます。お
金に色がないので、どちらでも借り入れ側の懐に入れば同じと思いがちですが、
両者には性格的に大きな違いがあります。
□ 融資は金融機関との相対取引に対し、債券発行は多数の投資家が相手
金融機関は、企業に融資する場合は、単独あるいは金融機関と組んで資金を供
給しますが、債券発行の場合は、多くの投資家が債券を購入することにより、
企業に資金を供給します。その意味では、債権者が融資の場合は、金融機関で
ある少数の債権者に留まるのに対し、債券発行の場合、多数の債権者が生じる
ということがいえるでしょう。皆さんが、国債や電力債を購入すると、皆さん
はそれらの債券を購入した人と同じように、債権者にあるわけです。その債権
者は、きっと何百人、何千人、何万人といることでしょう。
□ 債券発行できる企業や政府は、一般的に融資より信用度が高い必要がある。
金融機関は資金を融資することが専門であり、そもそもそれを生業としている
ので、リスクをとりながら金利というリターンを取るため、債務不履行リスク
は、ある意味では、覚悟のうちといえます。また、銀行には、一般の人にはな
い審査能力というものがありますので、企業の財務内容や経営能力がよくわか
っているため、債券に比べ融資は個別ケースとして扱われるパターンが多くな
ります。
ところが、債券発行の場合、多数の投資家が債券を購入するため、中には一般
の個人などが債券の債務不履行を想定しないで購入しようとすることも多いで
すから、販売を引き受ける証券会社は、一般的に一定水準以上の信用度がある
発行体を求めるわけです。なお、万が一債券の発行体が債務不履行を起こして
も、販売した証券会社には責任はありません。購入した人の自己責任ですから、
債券の発行体が信用度は十分高いかは、チェックが必要です。
また、銀行など金融機関の融資の金利は、債券発行による金利に比べ、一般的
に高い金利になることが多いです。
一方、債券発行でも、銀行の融資でも、信用度が十分高いと低い金利になり、
信用度が低いと高い金利になります。このあたりの関係は、次週号でじっくり
お話しましょう。
それでは皆さん、来週以降のメルマガ「債券」編を、是非ご期待ください!!
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の濃い情報を紹介していきますので、お友だちやお知り合いにも教えてあげて
くださいね。
それでは、また来週お会いしましょう。皆さんの一週間が、すばらしい一週間
になりますように!
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編集後記:
先週号で、カメルーン戦に勝てば熱狂ムードになるだろうと書きましたが、そ
の通りになりました。よかった!よかった!日本への評価は見直されましたし、
日本のファンの注目度も一気に上がりました。
一週間が経過するのは早いもので、オランダ戦も済んでしまいました。こちら
は本当に惜敗・・・。残念ですが、世界の評価は、日本は侮れないという見方
に変わってきています。戦勝ムードは、終わってしまいましたが、デンマーク
戦に向け、日本のファンは固唾を呑んで待っているという状況です。
日本はデンマークには引き分けでもいいのに対し、デンマークは勝たねばなら
ないという状況で、相手は目の色を変えて向かって来ることは、目に見えてい
ます。日本は守りに入らないで、あくまで攻撃して勝ちに行く気構えが必要で
す。「攻撃は最大の防御」、これを胸に刻んで臨んでほしいものです。
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