2022/02/07 いまだにはびこる仕組債-金融機関がよくなることはない!
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■□ No.477(2022.2.7)
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-いまだにはびこる仕組債-金融機関がよくなることはない!-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第477号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
ぜひ、ご期待ください!!
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-いまだにはびこる仕組債-金融機関がよくなることはない!-
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最近「仕組債」の記事が日経新聞に連載されていまして、それを読みながら、私もどこかで「仕組債」について書いたよなーと、つらつら前のメールマガジンを掘り返していたのですが、ありました!ここです!
2010/11/08 債券の発行形態 No.4-日経平均連動債-
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/237.html
かなり詳しく書いてあり、我ながらよく書いたものだと感心しています。このメルマガの本文にもある通り、むずかしくてよくわからないと思いますが、本旨だけ理解していただければ十分ですので、ぜひお読みください!
□ 十数年前からはびこる仕組債
しかし、私がここで情けないと思うのは、いまだにこの仕組債がはびこっているということです。このメルマガを書いたのは11年前。そして、このメルマガには「数年前には、こういう商品が数千億円もあった」と書かれています!要は、現在の仕組債の状況は、少なくとも十数年前から続いているということです。まるで悪いまま時間が止まっている。これって、ものすごいことですね!そして、我々、最終受益者は、これからもこの状態は変わらないと見ておいた方が無難ということです。
□フィデュシャリー宣言はまがい物
これは大変残念なことです。金融庁は、3,4年前に「顧客本位の業務運営」を基本方針に掲げ、金融機関は軒並み「フィデュシャリー宣言」をしましたが、いわば、これは「まがい物」といってよいということです!以前から売っている銀行や証券会社に加え、軒並みフィデュシャリー宣言をしている地銀が、仕組債を飯の種として盛んに売っているというのです。こんな商品を売って「フィデュシャリーを遵守」とはよく言ったものです。
□金融庁は有無を言わせず、危険な商品は販売禁止にすべき
ここまで来ますと、国民の健全な資産形成という観点から、仕組債は大変危険なものですから、金融庁は、有無を言わせず、仕組債を発行禁止にすべきです。それが、基本方針として自ら掲げる「顧客本位の業務運営」の真の実践につながるのです。金融庁にとっての顧客とは、国民ともいえます。
□健全な資産運用道遠し、信頼できるアドバイザーに託せ
しかしながら、改めて思うのは、健全な資産運用は道遠しということです。正しい資産運用を行うにはどうしたらいいか、IFAに頼ってもいけません。このIFA(ただし全部とは言いません。しかし区別は難しい)は仕組債を盛んに売っている側です。もうこうなると、皆さんの資産運用を真剣に考える真の資産運用アドバイザーに頼る以外に方法はありません。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。
これからも、私、尾藤峰男は、メルマガ読者の皆さんに真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!
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メルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!
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■ 編集後記:
私が11年前に書いた「仕組債」の販売をめぐる状況が、いまだに変わっていないということには、驚きもし、あきれもし、世も末と、思わず苦笑いです。しかしよく考えますと、日本の状況はすべてこのようなのではないかと、ハタっと感じます。ちょっと待てよ!これでは、これからも変わらないだろう。ということは、私たちが生きている間、よくならない。我々自身の向上もままならない。こうなると、自分の人生のライフプランも、よくよく飲み込まれないように考えなければいけません。まさに、こういう段階に、日本は差し掛かっていると見ておいた方がいいでしょう。我々自身がゆで蛙になるのは絶対に避けたいものです。
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
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