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2023/02/07 米国は景気後退していない。経済は強靭 

2023/02/07 米国は景気後退していない。経済は強靭 

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-米国は景気後退していない。経済は強靭-

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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第501号となりました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。

ぜひ、ご期待ください!!

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-米国は景気後退していない。経済は強靭-

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米国は景気後退に入ったとか、米国経済は大幅な減速が懸念されるというようなニュースが、新聞などのメディアで盛んに報道され、ストラティジストなどマーケット関係者も、景気後退はこれから本格化するなどと言っていますが、私たち投資家は、これらをまともに受け止めてはいけません。とんだ間違いを犯してしまいます。そのあたりを今週はじっくりと見てみましょう。

□ 米国の想定以上のインフレは、経済が強い証拠

景気が過熱するからインフレになるのであって、それを冷やそうとするFRBの姿勢はもっともな対応です。金利操作による適度なスピード調整をしているわけです。金利が上がると、株が下がるのは、株価は将来の利益の現在価値の合計なので、将来の利益を割り引く分母の金利が上がると、利益の現在価値が下がり、株価に下がるという理屈です。多分にテクニカルなところがあり、そのように割り切って株式市場を見るのも、一つの方法です。技術的に下がっているのであって、いずれ戻る(上がる)という傾向が見えるのです。ということは、このような状況で下がっているときは、「買い」というわけです。こういう時に、周りの雰囲気に飲まれ、弱気になったり、ましてや下がって損を出して売ってしまったりするのは、愚の骨頂です。

□ GAFAMなどの大量解雇は、新陳代謝を促進

新聞などを見ると、アルファベット、アマゾン、メタなどいわゆるGAFAMと呼ばれるハイテクの巨人が1万人、2万人規模の大量解雇に踏み切っているというニュースを連日報道しています。これを見ると、リーマンショック以来の首切りというような、いかにも先行きが暗いというようなトーンになってきます。しかし、これも、これまで大量に採用しすぎた調整という面が強く、逆から見れば、このようにスパッと迅速に人員削減ができるのは、大きな強みと言えます。事業の再構成が迅速にできるからです。また日本の企業のように余剰人員を抱えたままで、企業行動が遅いのとは大違いです。雇用法制の面で、日米の差は非常に大きいです。GAFAMを解雇された人員は、割増退職金をもらったり、有給休暇を消化してレジャーに勤しんだり、新たなベンチャーを立ち上げたり、スタートアップ企業にスキルの高い人材として、引く手あまたで採用されているようです。経済に新陳代謝が働き、いわゆるリバイタライズ(再活性)、レジリアンシー(強靭性)が効いていきます。こうして、いい循環で経済が回っていくのです。

□ 米国の就業者数は増加、失業率は低下

1月の米国就業者数は前月比51万人増と、市場予想の19万人増を大きく上回り、失業率は3.4%と0.1%低下し、53年ぶりの低水準となりました。マーケットやマスコミが盛んに喧伝している景気後退はないのです。このようなデータが出ると、これまで悲観的だったエコノミストやコメンテーターは押し黙るのが常です。そして読み間違いをそっとやり過ごす。このようなパターンが非常に多いのです。また読み間違いも溢れる情報の一つとして、忘れ去られることも確かです。ということは、われわれ読者も、こういった輩のコメントはあまり当てにしない、信じないというスタンスでいるのが無難です。

□ 米国ハイテクの減収、減益はドル高、供給網のひっ迫が主因

円は昨年初、1ドル115円だったのが、10月には一時151円台まで円安が進みました。これによって、日本企業はかなり恩恵を受けたわけですが、この反対が米国のグローバル企業です。米国外の売上が過半を占める企業が米国には多いですが、これらの企業の業績は、これまでにないドル高の逆風を受けたわけです。また中国のゼロコロナ政策による生産の停滞、供給網のひっ迫も、米国グローバル企業の足を引っ張りました。いわば不可抗力の外部要因が大きく影響したということです。米国企業の内部要因によるものではないということです。いわば一過性の要因と見るべきなのです

このように見ると、米国市場の状況がだいぶ違った風景に見えてくることでしょう。マーケットにあふれる情報に惑わされずに、しっかりと自分の目で見据えることが大事です。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。
これからも、私、尾藤峰男は、メルマガ読者の皆さんに真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
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■ 編集後記:

米国が、中国が飛ばした気球を撃墜。やってくれました!中国は、この気球を民間会社が飛ばしたもので、故障して米国にたどり着いたといっていますが、そんなことは誰も信じません。それにしても、中国は無礼な国です。なにも言わずに、堂々と他の国の上空に、気球を飛ばすのです。2,3年前に日本の上空に気球が飛びましたが、こちらは、ただ見届けただけ。去ってくれて、よかったで、終わり。この違いは大きい。中国は、この撃墜に懲りて、このような行為はやめてほしいですね。ただ止めると、米国に屈したと見られるから、止めないかもしれません。

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メールマガジン発行者プロフィール:

尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役

「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。

金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。

2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
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