2024/02/26 日経平均が、やっとバブル後高値を更新した!
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-日経平均が、やっとバブル後高値を更新した!-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第526号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
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-日経平均が、やっとバブル後高値を更新した!-
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日経平均が、22日10時16分、34年ぶりに38,917.87円の最高値を更新しました。実に34年ぶり。率直に言って「長かったー」というのが実感です。これまで過去の高値を更新するのに最も長くかかったのは、米国大恐慌時の1929年から1954年までのニューヨークダウの25年ですから、それよりはるかに長いギネス物の記録なのです。この恥じるべき記録がさらに長くならなかっただけでも、ほっとするべきなのでしょう。さて、昨年3月末には28,856.44円だった日経平均が、なぜ10,000円以上も上がり、最高値を更新したのか、じっくりと考えてみることとしましょう。
□ バフェットの日本株投資への前向き発言が起爆剤
バフェットが、昨年4月初旬に来日し、日本の商社株を買い増したことを公表し、日本株投資に前向きな発言をしたことは、大変インパクトが大きかったといえるでしょう。いままで日本株に目が向いていなかった海外の投資家に、目を向けさせたのです。実際、その後、外人投資家の買い越しが目立つようになりました。日ごろからバフェットの動向をウォッチしている私も、改めて世界の投資業界でのバフェットの影響力の大きさを実感しました。うれしいことに、バフェットから、「台湾より日本がいい」というような発言も飛び出し、さらに後押ししてくれました。
□ 東証がPBR(株価純資産倍率)1倍未満の上場会社に改善努力を要請したこともプラス
お上から言われないと動かない日本企業も情けないですが、東証に言われて重い腰を上げたというところです。まだ不十分ではありますが、いい方向には向いているといえるでしょう。それにしても、日本企業の動きは今に至っても、鈍いです。株の持ち合いは相変わらず、外人の企業統治改善要求にも動かず、対抗姿勢という企業が多いです。依然として「井の中の蛙、大海を知らず」というのが実態なのです。
□ 中国経済の失速、地政学リスクの面から、投資資金が流入
不動産バブルが崩壊し、習政権が統制を強める中国から投資資金が逃避しています。その資金の投資先が日本になったという面があります。地政学的に、日本は安心して投資できるということです。特に今年に入ってから、その傾向が強く見えます。いわばいい風が吹いたというところです。
□ 米国の最高値更新が後押し
米国株の最高値更新が日本株にプラスに働き、特にハイテク株の上昇が、日経平均での影響度が大きい半導体関連企業などの値嵩株を上げ、日経平均が高騰したという面はあります。こちらも、外部の力が後押しという形です。そして、いよいよ34年ぶりの高値更新かという段階になると、買いが買いを呼び、めでたく更新となりました。
□ 「どうして更新できたのか」というのが実感
こうして見てくると、どうして更新できたのかというのが実感です。円安が企業業績を上げたという面も他力本願。これまでお話しした株が上がった要因も、すべて、外部要因です。こうして見てくると、まさに「たなぼた更新」といえるでしょう。
これからさらに上がっていくためには、企業の懸命な経営努力、世界に伍していける競争力の強化、規制緩和、構造改革など、基礎体力となる部分で目に見える改革を実行しないといけません。いよいよこれから、それらを実行し、本当に自律的に上昇していけるかという段階にあるとみるべきなのです。
いかがでしたか、今週のメールマガジン。
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■ 編集後記:
24日に発行されたバフェットの「株主での手紙」の冒頭は、1ページを割いて、64年来の盟友で、99歳で昨年11月に亡くなったマンガーの追悼でした。そのタイトルは、「チャーリー・マンガー、バークシャーの設計者」バフェットによれば、マンガーが建築設計をして、バフェットがその通り、コンクリートを入れ、ガラス枠にガラスを入れたというのです。マンガーがバークシャー・ハサウェイの枠組みをつくったのです。これには、驚きました。バフェットによれば、マンガーは常に後ろにいて、バフェットを先頭にしていたとのこと。あらためて、この人物の偉大さを感じます。
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
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