2024/04/08 日本株は1年で44%も上がったが、それでも米国株投資が上回った!
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-日本株は1年で44%も上がったが、それでも米国株投資が上回った!-
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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第529号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。
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-日本株は1年で44%も上がったが、それでも米国株投資が上回った!-
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日本株は、2023年4月から2024年3月、いわゆる2023年度に、日経平均が34年ぶりにバブル最高値を更新して、44%も上がり、ものすごい1年だったと沸き返りました。これは大いに喜ぶべきことですが、一方で、あまり取り上げられていないことがあります。それは、日本人にとって、日経平均が44%も上がっても、米国株投資の方がよかったという事実です。そこに焦点を当てて、今週は取り上げましょう。
□ 円での米国株投資は、45.8%上がった!
日本人は、たいていの人が、円を元手に米国株に投資します。そうしますと、2023年3月末の円は1ドル132.85円で1年後の2024年3月末には151.45円となり、円は実に14%円安となったわけです。これが、日本人の米国株投資には、大きくプラスに働きます。そして、米国株投資のパフォーマンスを測るうえで、最も適した株価指標であるS&P500指数は、その間27.9%上がりました。そうしますと、円で投資するほとんどの日本人にとっての、米国株投資パフォーマンスは、1.14%×1.279%=45.8%プラス(14%+27.9%=41.9%プラスではない!)となり、日経平均の同じ期間の44%を1.8%上回るのです!なお、多くの機関投資家がベンチマーク(比較対象の指数)とする東証株価指数は、同じ期間+38.7%ですから、さらにS&P500を下回ります。また、ちなみにマグニフィセント7(メタ、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、エヌヴィディアなど)が上位に入ったナスダック総合指数は、同じ1年でS&P500(+27.9%)を上回る34.0%も上がり、円での投資では、52.8%も上がったのですから、言わずもがなです。
こうして、この1年も、やはり日本人の米国株投資が日本株投資を上回ったということになります。
□ いつの時も、こうして、国際分散投資が大事
日本株が、バブル時の高値を更新したことは、大変喜ばしいことですが、我々の資産形成という面では、日本株が上がっても、このように一貫して、米国を含む海外に投資することは、大変大事なことです。まして、日本株は34年ぶりに戻った、34年前の資産額が取り戻せたというレベルです。世界株指数の中で、米国株は64%とほぼ3分の2を占める(日本は5.6%)わけですから、必然的に、米国株へ投資する割合は高くなり、米国株中心となるのです。
このように見て、米国株投資を実行していくことが大事です。私ども、びとうファイナンシャルサービスは、米国株投資のエキスパートです。国際分散投資の中で、米国の代表的な個別銘柄にも、たくさん投資しています。ぜひ、私どもの助言サービスで、スケールの大きい米国株への投資、しかも個別株投資の醍醐味を味わってください!
いかがでしたか、今週のメールマガジン。
これからも、私、尾藤峰男は、メルマガ読者の皆さんに真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
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■ 編集後記:
またぞろ、経済産業省がしゃしゃり出てきました。それが、国産ジェット機の再度挑戦というものです。三菱重工が2008年に、MRJという国産初のジェット機開発を打ち上げ、散々の失敗の挙句に、計画を断念、数千億円の損失を出したのですが、今度は、経済産業省が、自らぶち上げてきたというわけです。実は2008年に三菱重工がジェット機開発をぶち上げたのも、後ろで経済産業省が背中を押したようなのです。しかしながら、懲りない面々ですね。最初の開発の責任は、三菱重工に押し付け、今度は補助金を餌に、また募るというわけです。この経済産業省の音頭に、手を上げる企業がいるのか、見ものです。
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メールマガジン発行者プロフィール:
尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
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