2024/11/12 トランプの米国大統領再選に思う
━━━━━━━━━━━━━━━━━
□あなたの資産運用を成功に導くメルマガ！
■□ No.543（2024.11.12）
□■□
■□■□ びとうファイナンシャルサービス
□■□■□ http://www.bfsc.jp
－トランプの米国大統領再選に思う－
━━━━━━━━━━━━━━━━━
グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者（RIA）の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第543号となりました。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの？』『本当のことを教えて！』に答えるメルマガにしていきます。
ぜひ、ご期待ください！！
━━━━━━━━━━━━━━━━━
－トランプの米国大統領再選に思う－
━━━━━━━━━━━━━━━━━
トランプが、米国次期大統領に再選されました。続投でなく、再選となったのは、実に131年ぶりとのことです。それにしても、接戦と伝えられていた選挙は、トランプの圧勝。序盤の開票速報を見ていて、いずれハリスが巻き返すのだろうとみていましたが、時間がたてばたつほど、差は開くばかり。マスコミの世論調査がいかに当てにならないかを実感させられました。今回の大統領選挙を眺めていて、感じたことをお話ししましょう。
□ 選挙活動は、1年以上前から始まる
米国の大統領選挙は、1年以上前から、実質的に始まります。11月5日の投票日まで、延々と選挙活動は続くのです。候補者は、国民からじっくりと胆力、知力、人間力を見極められます。その間に、人間としても、鍛え上げられるのです。日本の首相が、1か月足らずで、しかも、政権党の党員や議員の内輪で、決まってしまうのとは大違いです。
□ 米国大統領を選ぶ選挙権はすべての国民に
米国での大統領の選挙権は、すべての国民にあります。ここは、いまの日本とは大違いです。米国は、1年以上の時間をかけると同時に、全国民の参加型。また選挙活動は、まさに草の根のドアツードア。国民の政治への参画意識は、日本に比べれば、雲泥の差といってよいでしょう。国民の政治への関与度が非常に高いのです。
□ 日本のように、一票の格差の問題はなく、一人一票
日本は、以前に比べて一票の格差はだいぶ縮まりましたが、それでも、1：2を超えている状況です。その問題は、米国にはありません。州ごとに選挙人の数が、人口比によって決まるため、1票の格差は存在しないのです。日本の場合、地方に1票の重さが大きくなり、地方出身の議員数が、人口比で都市部より多くなり、その声が大きくなりがちなのです。そのため、既得権益が守られ、規制緩和向に一向に進まず、構造改革にも二の足となるわけです。この日本に比べれば、米国の政治システムは、非常に合理的、民主的といってよいでしょう。国民の声が、公平に届きやすいということです。
□ 株式市場は規制緩和、減税、企業寄りのトランプを歓迎
さて、トランプ政権になるとどうなるか、大変興味深いところですが、まずは株価。トランプの1回目の大統領の任期時のS&P500（配当込）の年利回りは、16.4％。1988年からこれまでの36年近くの同指数の年利回りは11.45％ですから、5％近く上回っています。4年の短い期間の利回りなので、それだけでトランプ政権が株式市場にプラスとは言えませんが、規制緩和や減税、米国企業利益優先の政策などから、株式市場にはプラスといってよいでしょう。トランプの大統領就任が確実になった直後に、ニューヨークダウが1日で1500ドルも大幅高したように、株式市場もとトランプ歓迎という形です。そして今もトランプラリーが続いています。
□ 米国に、国としてのエネルギーを感じる
今回の米国大統領選挙の動きを見ていると、ちょっと前に日本の首相が変わった時との違いが際立ち、アメリカの国力、エネルギーのすごさを改めて実感します。そういう面からも、改めて、お金の運用という面でも、米国に投資することの大事さを感じるのです。
いかがでしたか、今週のメルマガ。このメルマガを、お友達にも紹介して上げてください。また率直なご感想・ご意見もお待ちしています！
―――――――――――――――――
■ 編集後記：
日本企業の不正や不祥事、鉄道などインフラの故障、事故、政治家のスキャンダル、連続強盗事件など、目を覆いたくなるような出来事が連続しています。これらを日常のこととするより、日本の社会が劣化している、モラルが落ちているととらえるべきです。こうして国が衰退していくという過程をたどると見て、もっと我々は危機感を持たないといけないでしょう。株も、沸き返る米国株に比べ、相変わらず後塵を拝しています。むしろ連れ高という形です。（年初来、S&P500+25.8％、円建てS&P500+37％、日経平均+18.8％）何かこのあたりで、目を覚ますような手立てはないものでしょうか。このままでは、茹で蛙状態が続きそうです。
―――――――――――――――――
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
メールマガジン発行者プロフィール：
尾藤峰男 公認投資助言者（RIA）
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役
「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。
金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。
2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局（金商）第905号
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
びとうファイナンシャルサービス株式会社
http://www.bfsc.jp
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■びとうファイナンシャルサービスは、皆さまの目標や夢の実現のため、40年の長い経験と知識、高い職業倫理で、お客さまの利益のみに目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金の健康管理をするホームドクターです。
■びとうファイナンシャルサービスは、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベストの金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心して人生を過ごしていただく資産運用をご案内しています。
お問い合わせはこちら↓
https://secure70.chicappa.jp/~weblike.jp-bfsc/inquiry.html
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◆ びとうファイナンシャルサービスのお役立ち情報 ◆
☆★情報満載！『びとうファイナンシャルサービス公式ホームページ』★☆
http://www.bfsc.jp
☆★『あなたの資産運用を成功に導くメルマガ！』★☆
http://www.bfsc.jp/mailmagazine/ バックナンバーもすべて掲載！
☆★『月刊ニュースレター』★☆
http://www.bfsc.jp/newsletter/ バックナンバーもすべて掲載！
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■メルマガ名 『あなたの資産運用を成功に導くメルマガ！』
■発行人サイト http://www.bfsc.jp/
■発行人 びとうファイナンシャルサービス(株)
投資助言・代理業 関東財務局長（金商）第905号
■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお）公認投資助言者(RIA)
米国CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会検定会員
１級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会CFP認定者
■ご意見・ご感想 info@bfsc.jp
（重要事項）
・内容については、万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても発行人は一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
・メール本文・データ等の著作権は、発行人に帰属します。
・本メルマガの内容を引用する際は、出典を明記してください。
※このメールは、お名刺の交換や弊社への資料請求、また弊社のメルマガ登録をされた方へ、お役に立てる情報をご提供させて頂く事を目的としています。メルマガの配信停止をご希望の方は、大変お手数ですが、下記のURLから登録解除をお願いします。
登録・解除はこちらから↓
https://d.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=bfsc
Copyright (C) 2024 Bito Financial Service, Co., Ltd. All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━
