2011/10/03 いま外国株に、割安銘柄がゴロゴロ出てきた!
この度の東日本大震災により、犠牲になられた方がたとご遺族の皆様に対し、
深くお悔やみを申し上げます。また、被害にあわれた方がたには、謹んでお
見舞い申し上げます。
1日も早く復興し、皆様がもとの生活に戻られますことを、心よりお祈り申
し上げます。
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尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、
1級FP技能士、金融機関から完全に独立したFP・資産運用アドバイザーとして、
個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣
が深い。日本経済新聞、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにも出演。
著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社、投資助言
・代理業として関東財務局登録。
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わからない。
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■ 毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ!:No.168(2011.10.3)■
グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際
資格CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤 峰男です。この週刊メ
ールマガジンは、読者の皆様のおかげさまで、第168号となりました。
このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、
『債券』編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや
友人の方にも、ぜひ紹介してあげてください。
このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功
へのステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関か
ら完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報を
お届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』
に答えるメルマガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!!
私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。
米国CFA協会では、このようにいっています。
-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。
-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。
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■ メルマガ『資産運用』編
-いま外国株に、割安銘柄がゴロゴロ出てきた!-
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現在の市場は、いわゆるムードに引っ張られる、「びくびく」市場といってよ
いでしょう。ギリシャ問題へのEU・IMFトップや欧州各国首脳の発言に、過剰
なまでに反応し、ニューヨークダウが、朝方高かったのが、引けにかけて200
~300ポイントも急速に下がるのです。
いかに市場が神経質かは、このところのニューヨークダウが、1日3桁の変動が
まったく珍しくなくなってきているところを見ても、よくわかります。
□ ギリシャ問題と洗剤・歯磨きのメーカーは直接つながるか
ところで、ギリシャの財政危機は、洗剤、歯磨きなどの日用品・衣料、食品・
飲料の購入、鉄鉱石・原油の採掘、医薬品の開発、自動車・ハイテク部品の製
造などに、直接つながるものでしょうか。ギリシャが債務不履行を宣言しても、
これらの活動は、これまでと変わりなく行なわれます。
ギリシャ問題が懸念されているのは、ギリシャ国債が債務不履行になると、ヨ
ーロッパ、特にフランスやドイツの銀行が大量に保有しているため、ヨーロッ
パで金融危機を勃発する危険があるからです。確かにそういう意味では、欧州、
特に大陸の金融機関の株価には、注意が必要でしょう。
しかし、上のような業種の企業は、ギリシャ問題とは直接つながらず、本来は、
株価があまり連動しないのです。
□ 数千兆円の投機マネーの過度の売りで、異常に安い銘柄が続出!
いま世界を駆け巡る数千兆円ともいわれる投機マネーは、この10年の世界的金
融緩和により、あふれ出たものです。このマネーが、(現金価値の)数倍~数
十倍にレバレッジを効かせて「売ったり買ったり」をやるのですから、ニュー
ヨークダウが、8月のように連日400ドルも500ドルも上がったり下がったりする
ようになるのです。
こういうマネーは、S&P500先物、日経平均先物など、市場全体を売る行動に出
ることが多いので、あまりギリシャ問題に関係のない、食品・飲料メーカー、
医療品・日用品メーカー、資源・エネルギー企業などの株価まで、異常なまで
に下がるのです。
そこに、個別銘柄で下げすぎの株が出てくるわけです。いま世界には、ギリシ
ャ問題とは直接関係ないのに、本来の価値から3割も4割も株価が下がっている
銘柄が、ごろごろとあります。そして、こういう企業は、銀行からお金を借り
る必要のない優良企業で、銀行が破綻しても、別に困らないのです。そして、
消費者やメーカーが、どうしても使わなくてはならないものをつくっています。
ギリシャ問題があろうが、なかろうが、これまでと変わりなく、生産活動や研
究開発を日夜続けているのです。グローバルに展開するこれらの優良企業は、
ギリシャ問題があっても、増益率が15%からせいぜい10%に下がる程度で
す。ということは、こういう企業の株価は、ギリシャ問題が落ち着けば、下に
伸びたゴムがおのずと縮んで戻るように、もとの位置に戻ってくるということ
です。
□ リーマンショックの時に、安くなったグローバル企業の優良株を買っていたら
リーマンショックのときに、市場全体が大きく下げる中、以下のような銘柄も
一緒に下げましたが、本来業績がいいので、その後大きく戻しています。ご覧
のとおり、リーマンショック後の安値で買っていれば、ただ単に戻すだけで、
少なくとも2倍以上に上がっています。
アップル 176.79ドル(2008.5) 82.58ドル(2008.11) 203.94(2009.10)
BHP 95.00ドル(2008.5) 29.13ドル(2008.11) 81.28ドル(2010.4)
ティファニー 49.03ドル(2008.5) 17.21ドル(2009.3) 51.46ドル(2010.4)
マイクロソフト30.00ドル(2008.4) 15.28ドル(2009.3) 31.00ドル(2009.12)
□ 現在は、安くて戻りが期待できる銘柄を発掘するチャンス!
ということは、いま、マクロ経済の懸念から市場全体が売り叩かれている中で、
ギリシャ問題とは直接つながらない個別銘柄には、あまりにも過度に売られて
いる銘柄がたくさんあり、このような戻りを期待できる銘柄を発掘するチャン
スということです。
ここには、残念ながら、日本株はありません。どうしてないか。下がっている
けれども、戻りが期待できるか、確かとはいえないからです。そのまま、ずる
ずる下がり続けるというおそれもあります。
私ども、びとうファイナンシャルサービスは、数百もの世界的な外国株銘柄群
を、常にフォローしていて、このような割安になった銘柄を、お客様にご案内
しています。きっと、今仕込んで、あと1年もすれば、上の銘柄のように、2倍、
3倍になっている銘柄が出てくるかもしれません!
いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ
読者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信してい
きます。ご期待ください!
それでは、皆さん、今週も充実した1週間でありますように!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてくださいね。
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■ 編集後記:
以前にも、このメルマガで、為替デリバティブの仕組み金融商品を、銀行や証
券会社が、中小企業や高齢の個人に売りつけていることをお話し、その仕組み
を解明しましたが、円の為替が超円高になり、あらかじめ定められた為替レー
トに到達し、購入した中小企業や個人は、多大な損失を被っているようです。
中小企業の仕組み商品倒産も続出しています。
そして、昨年導入された金融ADR制度(中立機関の仲裁による紛争解決制度)に
より、被った損失の5割以上、中には7割、8割も金融機関から回復する例が出て
いるようです。お客様のリスクも考えず、べらぼうに高い手数料を獲得するた
めに、売りまくった金融機関の責任は重いものがあります。こういう仕組み商
品で損失を被った人は、この金融ADR制度を、大いに利用したらよいでしょう。
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の健康管理をするホームドクターです。
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産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベスト
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ごしていただく資産運用をご案内しています。
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