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2013/08/19 先行きを読んでもマイナス効果、悲観的な時こそ買いのタイミング

2013/08/19 先行きを読んでもマイナス効果、悲観的な時こそ買いのタイミング

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Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級
FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金
融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当
社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日
本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもた
びたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。
投資助言・代理業として関東財務局登録。

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● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいかわからない。
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グローバル・スタンダードの証券アナリスト資格CFAとFPの最上位国際資格
CFPをもつFP・資産運用アドバイザーの尾藤峰男です。この週刊メールマガ
ジンは、読者の皆様のおかげさまで、第253号となりました。

このメルマガは、連載形式になっています。『株式』編、『投資信託』編、『債券』
編と続き、現在第4弾『資産運用』編となっています。お知り合いや友人の方に
も、ぜひ紹介してあげてください。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へ
のステップを私、尾藤 峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完
全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けで
きます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメル
マガにしていきます。ぜひ、ご期待ください!! 

私、尾藤 峰男は世界の金融業界・法曹界・会計士業界など誰もが認める世界
最高峰のグローバル・スタンダード資格、米国CFA証券アナリスト資格を有し
ています。日本発では得られない情報も、このメルマガでたくさん提供してい
きます。

米国CFA協会では、このようにいっています。

-CFA資格保有者といっしょにやることは、他のどの資産運用のプロとやって
も得ることができない心の安心を顧客にもたらす。

-CFA資格を保持しているということは、他のどの資産運用のプロでも決して
到達することのできないレベルで、お客様の事情や状況を詳細にわたり理解で
きる能力を持っていることを証明するものである。

                                   
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■ メルマガ『資産運用』編
-先行きを読んでもマイナス効果、悲観的な時こそ買いのタイミング-
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ここに来て日米とも、株式市場にブレーキがかかってきたようです。またエマ
ージングマーケットはどこもダメ、やはりエマージングはこわいという受け止
め方をする人も多いでしょう。そこで、以前に掲載した当メールマガジンのメ
ッセージを改めて紹介しましょう。

2010年9月5日メールマガジン:
ニューヨーク株式市場は、毎日3桁の変動が続き、相変わらずアップダウンが
大きい状況が続いています。それにつられて、日本の市場も乱高下を繰り返し
ています。

□ 個人は、下がってくると売ってくる。

こういう時期は、個人は怖くなり、かなり売ってきます。米国市場では、1000
億ドル(約8兆円)もの個人の投資資金が、5月から8月26日までに株式から引
き上げられたそうです。ただし、これは正しい投資行動と見られてなく、個人
が売った時に買い、買った時に売ると、長期の投資成果が上がるとされていま
す。いわば、一般個人の投資行動の逆を行けばいいというわけです。

その当時から現在までのマーケットの動きをご覧ください。

日米株価指標  日経平均  ニューヨークダウ
2010/04/19  10914.46  11204.28
2010/09/06   9239.17  10462.77
2011/04/25   9849.74  12810.54
2013/08/15  13752.94  15112.19

2010年4月からこのメールマガジンが出た9月まで、日経平均は-15.3%、ニュー
ヨークダウは-6.6%と下げ基調でした。まだリーマンショックから覚めやらず、
ここに書いてあるとおり、個人の巨額の投資資金が引き上げられていた状況で
した。しかし、上のように当時のメルマガではっきり言っていますが、まさに
こういうときが買いのタイミングなのです。その後翌年2011年4月までに日経
平均は6.6%、ニューヨークダウが22.4%戻し、現在では2010年9月当時から、
日経平均は48.9%、ニューヨークダウはドルベースで44.4%、円建てでは実に
67.6%上昇しています。

一方で、政府の経済対策、中央銀行の金融政策などの行く末を読んで、投資で
利益を得ようとする方法は可能でしょうか。これはたくさんの人がやっていま
すが、大変むずかしいことです。実はプロでも安々と利益は上がりません。

□ 情報はすぐに織り込み、マーケットを読むのは困難。

現在、米連邦準備理事会のバーナンキ議長の発言が大変注目され、超金融緩和
QE3の出口がいつかをめぐり、マーケットは大変神経質な動きになっています。
果たしてこの動きを読んで、うまく投資で立ち回ることができるでしょうか。
それはほとんど不可能といってよいでしょう。なぜなら、市場には巨額の資金
運用をするプロがうようよいて、いざマーケットにそのニュースが流れると、
一瞬でそれを織り込みにかかるので、その政策に投資スタンスを対応させよう
としても、すでに手遅れなのです。

□ 織り込まれたあと、金利や為替を予測しても無駄

また、この金融政策によって今後金利や為替がどう動くかを見通そうとしても、
今度は、予測困難な世界にはいります。いわば当たるも八卦、当たらぬも八卦
の状況です。弱気もあれば強気もあり、百家争鳴の世界です。しかしながら、
人間とはある意味で愚かなもので、今度はどうなるだろうと一生懸命予測しよ
うとします。そして、市場は情報をすぐ織り込み、そのときは既に遅い。この
繰り返しです。

□ 市場が悲観的なときこそ、買いのタイミング

そうなりますと、いわば「波の上の木の葉」で目先のマーケットの動きに翻弄
され、短期売買の傾向が強くなり、安値で売り高値で買ったりしてしまうわけ
です。これは投資には、かえって危険です。ではどうしたらいいのでしょう。
実は、大変簡単です。マーケットが悲観的なときに買うということです。現在
がそういう時期かは別にして、先ほどの例では、2010年9月のような時、個人
投資家が資金を引き上げている時にこそ買うということです。おそらく皆さん
もそのときは同じように悲観的な気持ちになっていることでしょう。しかしそ
こを逆に行くことこそ、投資で成果を上げる有力な方法なのです。

いかがでしたか、今週のメルマガ。これからも私、尾藤 峰男は、メルマガ読
者の皆さんに、真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきま
す。ご期待ください!
それでは、皆さん、今週も充実した1週間でありますように!
このメルマガを、お友達にも紹介して上げてくださいね。
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このメルマガへの率直なご感想・忌憚のないご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

この週末は軽井沢へ行ってきました。軽井沢国際音楽祭の2日にわたるコンサー
ト、クラシック名曲の数々、素晴らしい演奏でした。普段いっしょにいないメ
ンバーでこれだけの演奏をするにはさぞかし大変な準備が必要だろうと感じ入
りました。来年もぜひ聴きたいです。その合い間を縫って、2日間で計20キロ
ランニングを達成。おかげで「軽井沢だったらまかせて。」というくらいにな
りました。読んでいた本「完全なるチェス」も読了し、大変充実した週末でした。

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  目を向けたサービスを提供しています。いつもお客さまのかたわらでお金
  の健康管理をするホームドクターです。

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  産運用アドバイザーとして、最高水準の知識と理論に裏付けられたベスト
  の金融商品の紹介や助言サービスを提供して、お客様に安心して人生を過
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           投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■ 発行責任者     尾藤 峰男(びとう みねお)
           米国CFA協会認定証券アナリスト
           日本証券アナリスト協会検定会員
           1級ファイナンシャルプランニング技能士
           日本FP協会CFP認定者

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