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2023/11/08 「待てば海路の日和あり」

2023/11/08 「待てば海路の日和あり」

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□あなたの資産運用を成功に導くメルマガ!
■□ No.519(2023.11.08)
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-待てば海路の日和あり-

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グローバル・スタンダードの米国証券アナリスト資格「CFA」と、FPの最上位国際資格「CFP」をもつ公認投資助言者(RIA)の尾藤峰男です。このメールマガジンは、読者の皆様のおかげで、第519号となりました。

このメルマガでは、大切なお金の運用で皆さまのお役に立てるよう、その成功へのステップを私、尾藤峰男がわかりやすくお話していきます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーだからこそ、本当に役に立つ情報をお届けできます。これからも『本当はどうなの?』『本当のことを教えて!』に答えるメルマガにしていきます。

ぜひ、ご期待ください!!

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-待てば海路の日和あり-

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米国連邦準備理事会(FRB、米国の中央銀行に相当)の金利上げが、ようやく収束に向かいつつあるようです。これまで、2022年3月から11回の連続金利上げ、そのたびに、米国市場は敏感に反応してきました。政策金利(FFレート)は当初の0.25%(上限)から直近5.25%まで5%も上昇しました。今回の利上げ局面ほど、金利上げが株式市場にもたらすインパクトが明確に現れたケースはなかったといってよいでしょう。今週のメルマガは、FRBが果敢に金利上げに取り組んだ過程、それにマーケットがどう向かい合ったか、そして我々は、こういったなかなか厳しい期間にどう対処するべきかをじっくりと見てみましょう。

□ コロナショックでは、FRBは無制限に資金を供給した

まずは2020年2月に始まったコロナショックから見てみましょう。コロナウィルスの感染拡大にマーケットが大きく下落、このときFRBは果敢に金利を下げゼロ金利に、また無制限の国債買い入れを実施し、マーケットの動揺を抑える働きをしました。まさに、正義の使者のような存在に受け止められたものです。また政府の巨額支援金が国民に行き渡り、消費や経済を支えたのです。ところが、この金融緩和であふれたお金が、思わぬほどのインフレを引き起こし、FRBは、あわてて金融引き締めに転じたというわけです。

□ 市場の下落は、ほぼすべて、金利上げが原因

マーケットは、2022年初から、FRBの金利政策の転換を読み始め、神経質になり、2022年初からの急落につながったわけです。実にS&P500は、年初からその年5月までに、24%も下がりました!ウクライナ問題、米中摩擦激化などがマイナス要因としてありましたが、市場に与えた影響はほとんどなく、唯一マーケットは金利で動いたといってよいでしょう。2023年に入ると、FRBの金利上げで、米国経済はリセッション(景気後退)に入るとか、米主要企業の大量の首切りで、失業率が増すなどと懸念する声が盛んに出ましたが、FRBが金利を上げる背景にあるインフレは、米国経済の強さを表しているというメディアは全くと言ってよいほどありませんでした。しかし、まさに、米国経済の強靭さ、そのものだったのです。

当時の私のメルマガをご覧ください。
ライフプラン・資産運用の完全独立ファイナンシャルプランナー(FP)(東京都港区) – 2023/02/07 米国は景気後退していない。経済は強靭 (bfsc.jp)

どうもマスコミは、注意を惹きたいためか、悲観的な記事を載せる傾向があります。最近でも、FRBが金利上げを止める見通しになると、経済指標が悪化しているとして、薄氷の株高、株高の持続には懐疑的な見方というようなマイナストーンの見出しになっています。どうもしっくりきません。

□ マーケットの下落時に、どう過ごしているかが、ものすごく大事

我々は、こういった情報にどう対処したらよいか、いわゆるノイズ(雑音)にどう向かったらいいか。まさにそこが問われます。それを時間軸という面で見ると、スッキリとします。我々の投資の時間軸は、マスコミが見ているような2か月、3か月先を読んで売り買いするものではないのです。その時間軸が根本的に違うということをしっかりと認識しなければなりません。

我々の時間軸は、最低で5年、最もフィットするのは、10年~20年という時間軸で臨んでいるということです。ここでは、目先の株価の上下は全く関係なく、マスコミのニュースも、海面の白波程度なのです。そこを、長い間の習慣で、見間違っているのが、ほとんどの人たちといってよいでしょう。そしてこういう人たちは、ほとんど利益が取れていないというのが固いところです。

長い金利上げが止まり、ようやく穏やかな海が見えてきたようです。まさに「待てば海路の日和あり」このように見ていれば、株安も無傷で通り抜け、さらには、今回は円安でプラスになっているという状況で、ここから株が上がれば、もっと良くなるという展開が楽しみになるのです。

いかがでしたか、今週のメールマガジン。
これからも、私、尾藤峰男は、メルマガ読者の皆さんに真に役に立つ「資産運用を成功に導く」情報を発信していきます。
ご期待ください!

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メルマガへの率直なご感想・ご意見もお待ちしています!

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■ 編集後記:

今週のメルマガを書いていますと、なにやらトンネルの出口が近くなり、先に明るさが見えてきたという気分です。こういう気持ちは心地よいものです。株式投資や資産運用では、本人の心持ちが大事。資産運用や株式投資は、決して害になるものでも、怖いものでも全くなく、むしろ社会に貢献し、自分を高め、人生を豊かにするものなのです。どうも世の中、資産運用で「お金を作る」というような、短絡的な見方がほとんどですが、当社のモットーである「人生を豊かに、心に安心とゆとりを」というように見るのが本来の姿です。実はこの見方の違いにより、資産運用の成否はほぼ決まるといってよいでしょう。

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メールマガジン発行者プロフィール:

尾藤峰男 公認投資助言者(RIA)
びとうファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役

「米国CFA協会認定証券アナリスト」「CFP」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「1級FP技能士」の4つの最高難度の資格を持つ。

金融機関と全く関係がない資産運用アドバイザーとして、投資助言料のみで個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資に精通。日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、ダイヤモンドなどへ寄稿・コメント多数。日経CNBC、テレビ東京などにも登場。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」「バフェットの非常識な株主総会」。

2000年びとうファイナンシャルサービス株式会社設立。
投資助言・代理業登録-関東財務局(金商)第905号
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■発行人 びとうファイナンシャルサービス(株)
     投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第905号

■発行責任者 尾藤 峰男(びとう みねお)公認投資助言者(RIA) 
       米国CFA協会認定証券アナリスト
       日本証券アナリスト協会検定会員
       1級ファイナンシャルプランニング技能士
       日本FP協会CFP認定者

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